こういった中で、
この2008年3月の総統選挙は行われた。
李登輝(国民党)〜民進党(陳水編)政権下で、民主化と共に台湾の独立性というのは揺るぎないものとなってはいる。何せ近隣世界だって本当はそう思っているし、何処から見ても台湾は台湾でチャイナではない。ただ、これにはその内包する民族問題も絡むが、決定的なのが台湾海峡問題であり、これは近隣のパワーバランスをリアルに見なければならないジレンマがある。この辺、李登輝は実にそう見る目も持っている。
とにかく、最早、(当然、台湾としてみた)売国的な国民党ですら台中一体、などとは言えなくなっているので、
この選挙ではむしろ両党が台湾人、台湾意識を競う様に主張してこれが争点にはあまりならなかった。その主張が本当なら結構な事である。
がしかし、後の行状を見ていてもやはり馬にしたってそうではない。
残念であるのが、
李さんが言われる所の、台湾独立という国・国民の悲願に胡座をかいて汚職に走ったり、これを批判もしないなどといった民進党の堕落である。
実際そういう部分は張り付いて見ていなければ分からないものなので、私にはそれは分からないが、多分そうなのだろう。また、経済の停滞なども理由にあったのだろう。その他、李さんによると、馬は汚職に走る様なところがなく正直な部分もあるそうではある(正直かどうかは、後の行状により極めて怪しい)。独善的で、しかし近代的。まあこれをもって台湾が極めて悪くなる、とはそうそう言えないのであり、悪化プラス・モラトリアムにあって何とか善い方向にもっていかねばという意味もあるだろう。
しかし、これらをもって一気に国民党体制に移ってしまうのが(立法院<台湾国会>も国民党過半数)如何に危険でもあるのかを、幾分見誤っている部分が台湾人にもあると思う。許文龍さんだったか、黄さんだったか陳さんだったかどなたが言われていたのか忘れてしまったが、「台湾人は政治的なバランス感覚に疎いのです」と言われていたが、しかしまあよくよく考えてみればそれは何処の国だってそうである。これも困った事なのだが、、、
そう言えば日本の、こないだ一年前の参院選でもどうだったか。ほとんど、思いっきりに流されてしまった訳である。別に民主党がどうというのでなく、メディアや国民の目線は。また例えば、米国にしてもどうだろう。もう、相当嫌がって上院でも下院でも今や(米国)民主党な訳であり、このまま行けば大統領もそうなりそうでもあるが、今の迷惑なブッシュや現政権執行部を8年にわたり選んだのは米国国民である。ヨーロッパを見ても、それはやっぱりどこでも問題はありユラユラ揺れていたりする。
まあ、民主主義政治とはそういうめんどくさくて、時に馬鹿みたいな姿をしょっちゅうさらすのだが、やっぱり現状としてはそれでも better ではあるとは思う。日本における大変革期の幕末から明治、その明治の先人達が選んだ民主主義という選択、西洋ヨーロッパから輸入したこれは、やっぱり間違っていなかったとは今でも思う。ただ、もうちょっと善うならんかなあと、、それは常にそう思うのだが(苦笑)。
何だったか、
ああそうだ、民主主義の悪い面はポピュリズムに極めて落ち入り易いという弱点だが、
やはり懐具合というのは誰にでも大切な事で、経済、(目先の)減税、減税、という様な安い文句にすぐ走ってしまったりするものである。
しかし、何だってそうだが、決して忘れてはならない、人として譲ってはならないというか、売り渡すべきでない魂というか、そういうものがある。
私が言いたいのはそういう事で、これは台湾に対してだけ言っているのでもなく、日本にも世界にも同じ事が言えるのである。
それは国益という捉え方ばかりでなく、何よりも人として最低限守るべき一線、尊厳、人権というものでもあるのだろう。
とにかく、これらの事象と以下の事象が関与して結果が紡ぎ出される。
馬は外省人だが、極めて米国寄り。
要はそういう事である。
つまり台湾を本当に思う人ならば必ず、或いはパワーバランスとして台湾がチャイナに侵略吸収される事を決して座視出来るはずがない人々は、
その危険性があるならば絶対にこれを阻止するはずだからだ。
ブッシュなりライスなりの(その背後で筋書きを立てている)米国現主流派が極めて内政干渉であるコミットや何やで、如何に国民党をプッシュしていたかは明らだ。「台湾独立を支持しない」(その人達のアナウンス)。明らかに非道な行いがあり、歴史的にも明らかに台湾はチャイナでなく、台湾は台湾であればいい、そうであるのにこの様な姿勢や態度で干渉して掻き混ぜる。民進党が与党で独立を主張すればチャイナが侵略する?有り得ない。こんな目と鼻の先に五輪を控えて、チベット、東トルキスタンに内モンゴルの現在進行形侵略、国内宗教(キリストから仏教から法輪功まで)や思想弾圧からそういった人権侵害問題で国際的に問題視されて、自業自得の弱り目に祟り目でこれをどうにか誤摩化しながらでも済ませてやってしまいたいと目論んでいるチャイナが、そんな馬鹿な行動を起すはずがない。まあ決めつけるのは良くないとは前から述べている事だが、チャイナがそこまで馬鹿だとするのは間違いだろう。それでは確実に世界中から叩かれ攻撃されるし、どちらにせよそんなものは誰も望んでいない。チャイナは表向き、台湾はチャイナのものだ、中台一体だとか言うが、彼らも馬鹿じゃない、台湾がチャイナじゃない事は分かっている。領土欲だとか覇権狙いとか、或いは外交工作やカードに使いたいだけなのだ。だからまあ、五輪なり万博なり、これからの成長なりはチャイナが極悪非道でなければ誰だって歓迎して応援も出来るのだと、何度も言うのである。
汚い真似をして握りしめているものを、その手から放せ。
そうすれば誰も怒りはしない。それだけの話なのだ。
やや悪化プラス・モラトリアム。
とにかく、
馬プッシュには米国現主流派の思惑とチャイナとの取引き地味たものがあるはずである。
馬は外省人だが、極めて米国寄り。
要はそういう事だ。
本省人とか外省人とか、その問題、一連の問題に油を注いで確執を深め続けているのは、本人を含めたこういう連中の行状。
もう出自なんかどうでもいいだろう
馬よ、お前は台湾人じゃないのか!!
<08/8/5〜8>
この2008年3月の総統選挙は行われた。
李登輝(国民党)〜民進党(陳水編)政権下で、民主化と共に台湾の独立性というのは揺るぎないものとなってはいる。何せ近隣世界だって本当はそう思っているし、何処から見ても台湾は台湾でチャイナではない。ただ、これにはその内包する民族問題も絡むが、決定的なのが台湾海峡問題であり、これは近隣のパワーバランスをリアルに見なければならないジレンマがある。この辺、李登輝は実にそう見る目も持っている。
とにかく、最早、(当然、台湾としてみた)売国的な国民党ですら台中一体、などとは言えなくなっているので、
この選挙ではむしろ両党が台湾人、台湾意識を競う様に主張してこれが争点にはあまりならなかった。その主張が本当なら結構な事である。
がしかし、後の行状を見ていてもやはり馬にしたってそうではない。
残念であるのが、
李さんが言われる所の、台湾独立という国・国民の悲願に胡座をかいて汚職に走ったり、これを批判もしないなどといった民進党の堕落である。
実際そういう部分は張り付いて見ていなければ分からないものなので、私にはそれは分からないが、多分そうなのだろう。また、経済の停滞なども理由にあったのだろう。その他、李さんによると、馬は汚職に走る様なところがなく正直な部分もあるそうではある(正直かどうかは、後の行状により極めて怪しい)。独善的で、しかし近代的。まあこれをもって台湾が極めて悪くなる、とはそうそう言えないのであり、悪化プラス・モラトリアムにあって何とか善い方向にもっていかねばという意味もあるだろう。
しかし、これらをもって一気に国民党体制に移ってしまうのが(立法院<台湾国会>も国民党過半数)如何に危険でもあるのかを、幾分見誤っている部分が台湾人にもあると思う。許文龍さんだったか、黄さんだったか陳さんだったかどなたが言われていたのか忘れてしまったが、「台湾人は政治的なバランス感覚に疎いのです」と言われていたが、しかしまあよくよく考えてみればそれは何処の国だってそうである。これも困った事なのだが、、、
そう言えば日本の、こないだ一年前の参院選でもどうだったか。ほとんど、思いっきりに流されてしまった訳である。別に民主党がどうというのでなく、メディアや国民の目線は。また例えば、米国にしてもどうだろう。もう、相当嫌がって上院でも下院でも今や(米国)民主党な訳であり、このまま行けば大統領もそうなりそうでもあるが、今の迷惑なブッシュや現政権執行部を8年にわたり選んだのは米国国民である。ヨーロッパを見ても、それはやっぱりどこでも問題はありユラユラ揺れていたりする。
まあ、民主主義政治とはそういうめんどくさくて、時に馬鹿みたいな姿をしょっちゅうさらすのだが、やっぱり現状としてはそれでも better ではあるとは思う。日本における大変革期の幕末から明治、その明治の先人達が選んだ民主主義という選択、西洋ヨーロッパから輸入したこれは、やっぱり間違っていなかったとは今でも思う。ただ、もうちょっと善うならんかなあと、、それは常にそう思うのだが(苦笑)。
何だったか、
ああそうだ、民主主義の悪い面はポピュリズムに極めて落ち入り易いという弱点だが、
やはり懐具合というのは誰にでも大切な事で、経済、(目先の)減税、減税、という様な安い文句にすぐ走ってしまったりするものである。
しかし、何だってそうだが、決して忘れてはならない、人として譲ってはならないというか、売り渡すべきでない魂というか、そういうものがある。
私が言いたいのはそういう事で、これは台湾に対してだけ言っているのでもなく、日本にも世界にも同じ事が言えるのである。
それは国益という捉え方ばかりでなく、何よりも人として最低限守るべき一線、尊厳、人権というものでもあるのだろう。
とにかく、これらの事象と以下の事象が関与して結果が紡ぎ出される。
馬は外省人だが、極めて米国寄り。
要はそういう事である。
つまり台湾を本当に思う人ならば必ず、或いはパワーバランスとして台湾がチャイナに侵略吸収される事を決して座視出来るはずがない人々は、
その危険性があるならば絶対にこれを阻止するはずだからだ。
ブッシュなりライスなりの(その背後で筋書きを立てている)米国現主流派が極めて内政干渉であるコミットや何やで、如何に国民党をプッシュしていたかは明らだ。「台湾独立を支持しない」(その人達のアナウンス)。明らかに非道な行いがあり、歴史的にも明らかに台湾はチャイナでなく、台湾は台湾であればいい、そうであるのにこの様な姿勢や態度で干渉して掻き混ぜる。民進党が与党で独立を主張すればチャイナが侵略する?有り得ない。こんな目と鼻の先に五輪を控えて、チベット、東トルキスタンに内モンゴルの現在進行形侵略、国内宗教(キリストから仏教から法輪功まで)や思想弾圧からそういった人権侵害問題で国際的に問題視されて、自業自得の弱り目に祟り目でこれをどうにか誤摩化しながらでも済ませてやってしまいたいと目論んでいるチャイナが、そんな馬鹿な行動を起すはずがない。まあ決めつけるのは良くないとは前から述べている事だが、チャイナがそこまで馬鹿だとするのは間違いだろう。それでは確実に世界中から叩かれ攻撃されるし、どちらにせよそんなものは誰も望んでいない。チャイナは表向き、台湾はチャイナのものだ、中台一体だとか言うが、彼らも馬鹿じゃない、台湾がチャイナじゃない事は分かっている。領土欲だとか覇権狙いとか、或いは外交工作やカードに使いたいだけなのだ。だからまあ、五輪なり万博なり、これからの成長なりはチャイナが極悪非道でなければ誰だって歓迎して応援も出来るのだと、何度も言うのである。
汚い真似をして握りしめているものを、その手から放せ。
そうすれば誰も怒りはしない。それだけの話なのだ。
やや悪化プラス・モラトリアム。
とにかく、
馬プッシュには米国現主流派の思惑とチャイナとの取引き地味たものがあるはずである。
馬は外省人だが、極めて米国寄り。
要はそういう事だ。
本省人とか外省人とか、その問題、一連の問題に油を注いで確執を深め続けているのは、本人を含めたこういう連中の行状。
もう出自なんかどうでもいいだろう
馬よ、お前は台湾人じゃないのか!!
<08/8/5〜8>
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今年2008年3月は下旬の22日(ついこの間だね)、台湾で総統選挙が行われ、国民党の馬英九が民進党の謝長廷を下し当選、総統席に着いた。これを早く書かねばと思いつつ今になったのだが、まあ丁度分かり易い時期でもあるからいい。
元々そう見ていたのであるし、かと言って、確か当時は他の事情で薄ら耳に入るくらいだったしやはり不明な点もあるので、本当にそんな事をやるだろうかとか、とにかく胡散臭い思いだったものだ。台湾の内部事情というか、取り敢えず李登輝さんはどう見ているのだろうと気になってはいた。それでもって、成る程やはりそうかと合点がいく。
馬は外省人だが、極めて米国寄り。
初期中期の国民党というのが極めて反日的であったというのは折に触れて述べているが、この頃の国民党というのはチャイナ内部での国共内戦の尾を引いて当然、北京共産党とは犬猿の仲だった。(※補足:大戦期チャイナの勢力・主導支援相関/共産党=ソ連、国民党=米国、南京国民党=日本)
本当に気の毒なのが台湾で、大東亜戦で日本が敗戦してしまった事により帰属がどうなるのだろうかという折りにそのチャイナ国共内戦で敗れたチャイニーズ国民党がこの地に雪崩れ込んできたのだ。特に当時世代の台湾人の方がそう言われる通り、もう本当にこれ程迷惑な事はない。そしてこの問題が今でも、根本的に台湾海峡問題と絡み尾を引いて燻っている。台湾に雪崩れ込んだ国民党チャイニーズは、政治的にも国民党一党独裁軍事体制でもう本当にやりたい放題だったという。蒋一家の国の私物化、圧政、白色テロ等に見られる弾圧も酷く、特に親日・愛日的である人は弾圧の対象にされて苦しんだと言われる。風紀や倫理も乱れ、賄賂社会の横行、教員が生徒の成績をワイロで操作するというという様な事が当たり前になってしまったと、ある翁が嘆いておられる。流石に今はそんな事はあまり無いのだろうが、そういった悪しき習慣に染まったチャイニーズの感覚だと、教師や警官、役人になったら豪邸が建つ、そうだ。これはある知り合いの、以前日本語学校の教師をしていた人に聞いた話だが、チャイニーズ(コリアンもだったかな、、はっきり覚えていない)の生徒は単位や成績がヤバくなるとモノや金を持って来たり、泣いてどうにかしてくれと平気でゴね、そんな事は出来ないと断られこれが駄目だと分かるとそれはそれで諦めて、次に見るとケロッとしているそうだ。大陸特有の踏み倒し文化、賄賂文化か。んん、、、文化と言うべきなのだろうか、悪弊だろうな。
とにかく台湾も韓国朝鮮もケースとしてそれは相違点はあるが、何れも周辺大国や何かの思惑に振り回されて彼らも辛い時代を歩んで来た事は間違いない。
まあ、レイシズムと帝国主義が吹き荒れたあの時代、草狩り場の様に権益支配されたチャイナにしたってそうで、基本的に植民地支配、すなわちレイシズムとエンペラリズムの大きなパワーが及び差し迫った国地域で苦難の無かった所など無かっただろう。ただその中で、もう何度も述べたかもしれないが言っておきたいのが、日本の政策についてこれをエンペラリズムだったと言われたり、それは悪い面もあっただろう事は認めこれは甘んじて受けても、レイシズムだとか植民地支配がどうとかで、とにかく何が何でも日本が一等悪い、等と理不尽に言われるのは我慢ならない。ある程度でも歴史を観ていれば、そうでない事は分かるはずだ。主張していた事や、例えばその治世を鑑みても明らかに日本のそれの方がどちらかと言えば better である(※例えば台湾や朝鮮が植民地だったと言う人がいるが、その認識は明らかに違う。日本は朝鮮、台湾を内地と同じく日本として遇していたのであり、そのインフラにしろ医療だろうが教育だろうがその人的、資本的投資は桁違いである。欧米と同じの植民地主義だというなら、それなら宗主国が植民地に膨大な投資をしていた様な事例があるのかと。そんな話はまず聞いた事が無い。つまり簡単に言えば日本は台湾や朝鮮を同じ仲間として共に歩もうとしていたに違いない。でなければこんな政策は決して採れない。)。列強の衝突経緯についても触れだすと長くなるので端折るが、結局の所、概ね支配利害の対立から発生したものであり、やはりその中でも日本が主張していた事は少なからず間違っていない。例えば、レイシズムも何も、そもそも列強の中でも日本は唯一差別される側である有色人種国家である。差別主義(レイシズム)反対と植民地支配されているアジア(やアフリカ)の開放と(民族)独立。この主張のどこが間違っているだろうか。間違っていなかったから、曲がりなりにも今のこの時代、そうなって来たのだろう。
とにかく北東アジアについて見れば、
まだ分断されている朝鮮半島も、台湾も本当に辛い時代だったと、ほんの少し歴史を観ていてもそう感じられる。
だからとかしかしとか言う訳ではないが、昨今の余りに理不尽に寄せられる日本への痛みについても少しは分かって欲しいなあと本当に思いもするが、それでもその総体的な行いや態度というか雰囲気というかと現状、世界の仕打ちを見て台湾ほど気の毒に思う国もそうそう無く、むしろどうにか助けてあげられないかと、思い出す度に思う。まだ今に至ってもこの国は、(主にチャイナ北京共産党が邪魔するので)世界的な色々な機関(UNなんかでも)でも国家として認められておらず、チャイナ北京共産党はともかく米国にも、そして非常に親日的である国なのに日本にですら国家として承認されていない。世界中どこの人だってみんな、大概が台湾はチャイナじゃない、既に独立した国家だと分かっているはずなのにである。本当に申し訳なくなってくるというか、この国を必ず救ってあげなければならないと思う。日本一国でどうという話でもない世界レベルの問題でもあり、中東を始めとした多くの問題から、どうも地球そのものの人が存在する為の環境、ハコが保守出来るかという懸念すらもが現実化している現状。これらを解決して行く為に、一つ一つ、同時進行にでも紐解いて、ジリジリ悪化する今を変えて行かなければならない。その為にもまた、まずテメー(日本)もしっかりしないと駄目なんだ。
さて脱線した。戻って、
国民党とチャイナ北京共産党の対立両岸構造がある中、時が経て台湾にある英雄が現れた。
それが李登輝である。
彼はその軍事一党独裁体制にあった国民党の中から総統に着き、これを変革して現在の民主体制へと台湾を導いた。
この変遷期に前政権与党である民進党も産まれ、これが選挙により政権を獲得しこの間まで陳水編の元で台湾は進んで来ていた。
ただここで困った事に、国民党は野党となった事で、北京共産党との敵対意識よりも、何だかチャイニーズ(中国人)意識を優先させていつの間にかこれ(北京共産党)にすり寄る様になったのである。対中融和・宥和というか、北京共産党と共謀して台湾や、或いは日本、日台関係に悪さするのは、大概表向きはここら辺。その表面としても、表向きは台湾の顔をして偽装を謀るのだが、意識的に極めてチャイナなのである。
こういった複雑な変遷があるのだが、何が問題といってつまり、チャイニーズ国民党が流れて来た事により台湾にはタイワニーズ(台湾人)とチャイニーズ(中国人/大陸系)が存在してあまり融和せず確執が残っている。これが、尾を引いているという部分だ。
補足すると、これを本省人(タイワニーズ)と外省人(チャイニーズ)といい(人口比では確か前者が約90%、後者が10%程度)、基本的に融和するつもりがそもそも無い様であるのが、これまで述べてきた様に外省人と言われるチャイニーズなのである。何しろその国民党リーダーだった蒋介石は、自分はチャイニーズなのだから棺は何時か必ずチャイナ本土に葬る様に、と生きて来た台湾を尻目に死してまでチャイナ意識を残し、その棺を台湾の土地から数センチ浮かせて今も葬られているというのだから。これは文化の違いと捉える事も可能なのかも知れないが、本当にそうなのだろうかと信じられない気持ちになる様な行動だ。
何度か折りに触れてきた、あの明石元二郎という台湾総督府総督をも務めた人物などは、つくづく台湾を思いこれに尽くし、そして死しても尚、「余は死して護国の鬼になり、台民の鎮護たらざるべからず」と言い残し台湾の土になった。その(日本時代と初中期国民党の)治世から何からが余りにも異差に激しく、非常にコントラストとして明確に見えるので、台湾海峡・台中両岸問題と相まって余計に、日本時代が良かった、と台湾人に思わせる部分もあると言われる。多分そういう面も強いのだろう。ただ、台湾の人々に気持ちが通じ、これが消えてしまわないで今も残っているのは、こういう人達が居たからだと思う。そして、李登輝という英雄が出現し、おかしくなりかけていた台湾を引き戻した。明石、後藤(新平)、新渡戸ら、その後輩がまた李登輝や、例えば他にも金美齢さんや蔡焜燦さんの様な人でもあり、その後輩がまた我々でもあるのだと。本当にそう思う。
またこういう背景から、台湾は非常に世代間ギャップもある様であり、つまり爺ちゃん婆ちゃんの世代と、初中期国民党の反日教育を受けている世代、そして李登輝以後の若い世代に、例えばその対日感情でも結構異差もあるそうである。ただ、何れにしても燻っている本・外省人問題は結構はっきりしている。
余り知られてはいないかも知れないがつまり、台湾も(ケースとしてちょっと珍しいが、こういう)民族問題を抱えている。
元々そう見ていたのであるし、かと言って、確か当時は他の事情で薄ら耳に入るくらいだったしやはり不明な点もあるので、本当にそんな事をやるだろうかとか、とにかく胡散臭い思いだったものだ。台湾の内部事情というか、取り敢えず李登輝さんはどう見ているのだろうと気になってはいた。それでもって、成る程やはりそうかと合点がいく。
馬は外省人だが、極めて米国寄り。
初期中期の国民党というのが極めて反日的であったというのは折に触れて述べているが、この頃の国民党というのはチャイナ内部での国共内戦の尾を引いて当然、北京共産党とは犬猿の仲だった。(※補足:大戦期チャイナの勢力・主導支援相関/共産党=ソ連、国民党=米国、南京国民党=日本)
本当に気の毒なのが台湾で、大東亜戦で日本が敗戦してしまった事により帰属がどうなるのだろうかという折りにそのチャイナ国共内戦で敗れたチャイニーズ国民党がこの地に雪崩れ込んできたのだ。特に当時世代の台湾人の方がそう言われる通り、もう本当にこれ程迷惑な事はない。そしてこの問題が今でも、根本的に台湾海峡問題と絡み尾を引いて燻っている。台湾に雪崩れ込んだ国民党チャイニーズは、政治的にも国民党一党独裁軍事体制でもう本当にやりたい放題だったという。蒋一家の国の私物化、圧政、白色テロ等に見られる弾圧も酷く、特に親日・愛日的である人は弾圧の対象にされて苦しんだと言われる。風紀や倫理も乱れ、賄賂社会の横行、教員が生徒の成績をワイロで操作するというという様な事が当たり前になってしまったと、ある翁が嘆いておられる。流石に今はそんな事はあまり無いのだろうが、そういった悪しき習慣に染まったチャイニーズの感覚だと、教師や警官、役人になったら豪邸が建つ、そうだ。これはある知り合いの、以前日本語学校の教師をしていた人に聞いた話だが、チャイニーズ(コリアンもだったかな、、はっきり覚えていない)の生徒は単位や成績がヤバくなるとモノや金を持って来たり、泣いてどうにかしてくれと平気でゴね、そんな事は出来ないと断られこれが駄目だと分かるとそれはそれで諦めて、次に見るとケロッとしているそうだ。大陸特有の踏み倒し文化、賄賂文化か。んん、、、文化と言うべきなのだろうか、悪弊だろうな。
とにかく台湾も韓国朝鮮もケースとしてそれは相違点はあるが、何れも周辺大国や何かの思惑に振り回されて彼らも辛い時代を歩んで来た事は間違いない。
まあ、レイシズムと帝国主義が吹き荒れたあの時代、草狩り場の様に権益支配されたチャイナにしたってそうで、基本的に植民地支配、すなわちレイシズムとエンペラリズムの大きなパワーが及び差し迫った国地域で苦難の無かった所など無かっただろう。ただその中で、もう何度も述べたかもしれないが言っておきたいのが、日本の政策についてこれをエンペラリズムだったと言われたり、それは悪い面もあっただろう事は認めこれは甘んじて受けても、レイシズムだとか植民地支配がどうとかで、とにかく何が何でも日本が一等悪い、等と理不尽に言われるのは我慢ならない。ある程度でも歴史を観ていれば、そうでない事は分かるはずだ。主張していた事や、例えばその治世を鑑みても明らかに日本のそれの方がどちらかと言えば better である(※例えば台湾や朝鮮が植民地だったと言う人がいるが、その認識は明らかに違う。日本は朝鮮、台湾を内地と同じく日本として遇していたのであり、そのインフラにしろ医療だろうが教育だろうがその人的、資本的投資は桁違いである。欧米と同じの植民地主義だというなら、それなら宗主国が植民地に膨大な投資をしていた様な事例があるのかと。そんな話はまず聞いた事が無い。つまり簡単に言えば日本は台湾や朝鮮を同じ仲間として共に歩もうとしていたに違いない。でなければこんな政策は決して採れない。)。列強の衝突経緯についても触れだすと長くなるので端折るが、結局の所、概ね支配利害の対立から発生したものであり、やはりその中でも日本が主張していた事は少なからず間違っていない。例えば、レイシズムも何も、そもそも列強の中でも日本は唯一差別される側である有色人種国家である。差別主義(レイシズム)反対と植民地支配されているアジア(やアフリカ)の開放と(民族)独立。この主張のどこが間違っているだろうか。間違っていなかったから、曲がりなりにも今のこの時代、そうなって来たのだろう。
とにかく北東アジアについて見れば、
まだ分断されている朝鮮半島も、台湾も本当に辛い時代だったと、ほんの少し歴史を観ていてもそう感じられる。
だからとかしかしとか言う訳ではないが、昨今の余りに理不尽に寄せられる日本への痛みについても少しは分かって欲しいなあと本当に思いもするが、それでもその総体的な行いや態度というか雰囲気というかと現状、世界の仕打ちを見て台湾ほど気の毒に思う国もそうそう無く、むしろどうにか助けてあげられないかと、思い出す度に思う。まだ今に至ってもこの国は、(主にチャイナ北京共産党が邪魔するので)世界的な色々な機関(UNなんかでも)でも国家として認められておらず、チャイナ北京共産党はともかく米国にも、そして非常に親日的である国なのに日本にですら国家として承認されていない。世界中どこの人だってみんな、大概が台湾はチャイナじゃない、既に独立した国家だと分かっているはずなのにである。本当に申し訳なくなってくるというか、この国を必ず救ってあげなければならないと思う。日本一国でどうという話でもない世界レベルの問題でもあり、中東を始めとした多くの問題から、どうも地球そのものの人が存在する為の環境、ハコが保守出来るかという懸念すらもが現実化している現状。これらを解決して行く為に、一つ一つ、同時進行にでも紐解いて、ジリジリ悪化する今を変えて行かなければならない。その為にもまた、まずテメー(日本)もしっかりしないと駄目なんだ。
さて脱線した。戻って、
国民党とチャイナ北京共産党の対立両岸構造がある中、時が経て台湾にある英雄が現れた。
それが李登輝である。
彼はその軍事一党独裁体制にあった国民党の中から総統に着き、これを変革して現在の民主体制へと台湾を導いた。
この変遷期に前政権与党である民進党も産まれ、これが選挙により政権を獲得しこの間まで陳水編の元で台湾は進んで来ていた。
ただここで困った事に、国民党は野党となった事で、北京共産党との敵対意識よりも、何だかチャイニーズ(中国人)意識を優先させていつの間にかこれ(北京共産党)にすり寄る様になったのである。対中融和・宥和というか、北京共産党と共謀して台湾や、或いは日本、日台関係に悪さするのは、大概表向きはここら辺。その表面としても、表向きは台湾の顔をして偽装を謀るのだが、意識的に極めてチャイナなのである。
こういった複雑な変遷があるのだが、何が問題といってつまり、チャイニーズ国民党が流れて来た事により台湾にはタイワニーズ(台湾人)とチャイニーズ(中国人/大陸系)が存在してあまり融和せず確執が残っている。これが、尾を引いているという部分だ。
補足すると、これを本省人(タイワニーズ)と外省人(チャイニーズ)といい(人口比では確か前者が約90%、後者が10%程度)、基本的に融和するつもりがそもそも無い様であるのが、これまで述べてきた様に外省人と言われるチャイニーズなのである。何しろその国民党リーダーだった蒋介石は、自分はチャイニーズなのだから棺は何時か必ずチャイナ本土に葬る様に、と生きて来た台湾を尻目に死してまでチャイナ意識を残し、その棺を台湾の土地から数センチ浮かせて今も葬られているというのだから。これは文化の違いと捉える事も可能なのかも知れないが、本当にそうなのだろうかと信じられない気持ちになる様な行動だ。
何度か折りに触れてきた、あの明石元二郎という台湾総督府総督をも務めた人物などは、つくづく台湾を思いこれに尽くし、そして死しても尚、「余は死して護国の鬼になり、台民の鎮護たらざるべからず」と言い残し台湾の土になった。その(日本時代と初中期国民党の)治世から何からが余りにも異差に激しく、非常にコントラストとして明確に見えるので、台湾海峡・台中両岸問題と相まって余計に、日本時代が良かった、と台湾人に思わせる部分もあると言われる。多分そういう面も強いのだろう。ただ、台湾の人々に気持ちが通じ、これが消えてしまわないで今も残っているのは、こういう人達が居たからだと思う。そして、李登輝という英雄が出現し、おかしくなりかけていた台湾を引き戻した。明石、後藤(新平)、新渡戸ら、その後輩がまた李登輝や、例えば他にも金美齢さんや蔡焜燦さんの様な人でもあり、その後輩がまた我々でもあるのだと。本当にそう思う。
またこういう背景から、台湾は非常に世代間ギャップもある様であり、つまり爺ちゃん婆ちゃんの世代と、初中期国民党の反日教育を受けている世代、そして李登輝以後の若い世代に、例えばその対日感情でも結構異差もあるそうである。ただ、何れにしても燻っている本・外省人問題は結構はっきりしている。
余り知られてはいないかも知れないがつまり、台湾も(ケースとしてちょっと珍しいが、こういう)民族問題を抱えている。
2008.3.26 08:47李登輝インタビュー
【馬英九新総統】
彼のいいところは、正直なところだ。汚職をやったという人もいるが、僕は信じない。孤立的で独り善がりの面もあるが、近代的でもある。父親は彼を総統にしようと、厳しく教育してきた。ただ、「中国人」(外省系=中国大陸籍)でもあり、公に尽くすかはわからない。彼が来たら私の本を読ませよう。「奥の細道」もね。20年後の台湾は新総統の努力次第で大きく変わる。何をすればこの総統の時代に台湾が飛躍できるのか? 私も今、考えているところだ。
【対日関係】
台湾経済を伸ばすには日本の技術が必要だ。どう提携するか。日台関係をよくしていく必要がある。私は国民党を除名された立場ではあるが、相手が頼みに来るなら、知恵と経験は大いに生かしたい。駐日代表をやるには年をとりすぎたが、フリーランサーという形なら何かできると思う。
〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜
馬氏は尖閣諸島の帰属問題などで厳しい対日姿勢もとってきたが、李氏は「総統になった以上、(対日関係で)謙虚になる必要がある」と指摘。「台湾は(中国より高度な)技術力が必要で、そのためにも技術提携など日本との関係をよくすべきだ」と対日関係の前進を強く促した。
(産経)
町村氏「極めて遺憾」 台湾船の領海侵犯
2008.6.16 11:45(産経)
町村信孝官房長官は16日午前の記者会見で、台湾の抗議船「全家福6号」と巡視船3隻が同日朝に日本の領海内に侵入し、尖閣諸島・魚釣島周辺を航行したことについて、「再三警告したにもかかわらず、領海侵犯が発生したことは誠に遺憾だ」と述べ、不快感を示した。
町村氏は「尖閣諸島は、わが国固有の領土だ。今回の事態で地域の平和が乱されてはいけない。冷静に対応することが必要だ」と述べ、台湾側に冷静な対応を求めた。領海侵入の要因となった日本の巡視船と台湾遊漁船の衝突事故については、「(遊漁船が)沈んだのは双方に問題があったという認識だ」と述べた。
例えば
とあるA、B、Cという国があるとする。
A、B、Cは、それはまあ細かくは色々あったとしても、Aを中心にそれなりに上手く協力し共同体としてやっていた。
ある時とあるDという国が力を持って、利害の相反するAからある時これを分断する。
(例えばBを更に分割してB1、B2として辞書的にケースを増やす事もある。更には他のEという国との利害も絡めたり、Eを含めてケースを増やし複雑化する事もある。)
BとCに、Aと揉める様な争い事、bやcを作る。
Aに何か譲歩させたい事があると、bに油を注いだりBをそそのかしたり。
Aに何か譲歩させたい事があると、cに油を注いだりCをそそのかしたり。
辞書式列挙でB、Cにも同じくする事もある。
そして何れにせよ、bやcが下火になって来たら
ABCが近付いてきたら
再びこれらに油を注ぐ
こんな事が色んな所(G,H,I,,L,M,N,,,P,Q,R,,,etc)で行われていたり。
例えばそんな話。
直近の8月8日未明、グルジアが、分離独立を目指す同国北部地方の南オセチア自治州への軍事攻撃を開始した。
グルジアからの分離独立を目指すアブハジアとこの南オセチアを陰に陽に支援し、治安維持軍と称す部隊を駐留させているロシア軍が介入反撃、既に戦争状態にある。
地理的には北にロシア、西に黒海〜東欧、東にアゼルバイジャン〜カスピ海、南方にトルコやアルメニアから、シリア、イラク、イラン等が見える西アジア。ロシア、東欧、中央アジアに、中東も、何れも目と鼻の先だ。更に付け加えると、ロシアにおける独立と弾圧、テロの連鎖という泥沼問題となっているチェチェンが目と鼻の先にある。最近では中東の混乱が波及して東方のインドやパキスタン、西方のトルコでもテロが頻発するなど混乱模様にあり、またそのトルコとグルジアに隣接するアルメニアとは以前記した紛争問題もある(インド・パキスタンも紛争が存在し先日カシミールで銃撃戦がストップしたばかり)。中東は、もう言うまでもないが泥沼化してしまっている。
特にイスラエル・パレスチナ紛争にイランとの激しい対立が、軍事攻撃に訴えない解決へ向けてこれからという時期。欧州からの助言もそうであるが、最近では米国のライス国務長官などブッシュ執行部からのイスラエルによる占領地入植を凍結する事を助言するなどの動きもあり(今までが今までであるが、これについては評価してよいのでないかとも思う)、それは確かに簡単ではないがそれでも軟化の動きが出ている。イランに対しても核問題の交渉は続いている。イラクがやや落ち着いた分、アフガンが混乱化しこの対応が叫ばれる。という、
何でこんな時期に。
起こったのは、残念ながらだがそこいら中で頻発しているテロリズムじゃない。戦争だ。
チャイナの侵略行為による東トルキスタンやチベット(内モンゴルや台湾も)などへの弾圧と独立問題が世界中で懸念されている折、ロシアはチェチェン等の独立問題を抱える身でこういった問題には相当及び腰、或いは否定的である。しかし、グルジアにおけるアブハジアや南オセチアに対してはこの地域が親露分離派であるその思惑からこれを支援している。一方で、当のグルジアはEUやNATOへの加盟を目指しているが、これらの加入には基本的にそうしうた紛争問題の解消が加入における必要条件ともされており、グルジアのEU方面への加盟をロシアは嫌っている。コソボのセルビアからの独立も影響しているとも言うが、、、基本的に同国地域の紛争にあるのは、やはり米露対立構造であると見られる。
そして、また油。
カスピ海、バクー油田など豊富な天然資源を持つアゼルバイジャンからの、アゼルバイジャン(バクー)〜グルジア(トリビシ)〜トルコ(ケイハン)間にあるBTCパイプライン(日欧米企業が出資/輸送能力100万バレル・per・day)が存在する。
(※備考だが、グルジアのエネルギー自給はほぼ水力発電。化石燃料はロシアからの輸入。アゼルバイジャンはイスラム国、グルジアはグルジア正教会<約10%のムスリム>、アルメニアはアルメニア教会<ギリシャ正教やカトリックも存在>、トルコは基本的にイスラム国。すぐそばのチェチェンではこういった利権関与とイスラム過激派のテロとロシアの弾圧で泥沼化している。)
同分離独立派を資金、軍事面(治安維持軍と称し駐留)でも非常に恣意的にこれを支援してきたロシアと。
元々グルジア自体をロシアから引き離す支援外交・工作を進め、同分離独立派自治州の独立を容認しない米国と。
このグルジアの侵攻、ロシアの介入反撃による激しい戦闘で、既に州都だけでも民間人約2000人の死者が出てしまっているとの事。双方に憎悪がほとばしっている。そして、グルジアのサアカシビリ大統領は戦争状態を公式宣言。ロシアは軍事介入の正当性を主張。
米国、EU、NATO、日本、チャイナ、UN安保理等々諸々がほぼ即時停戦の呼掛け。
また、グルジア政府がイラク多国籍軍に派遣駐留しているグルジア部隊2000の撤退を米国に打診。中東情勢にも影響する。
こんな趨勢、時期にグルジアがそこまで米欧の支援を当て込んで、独立問題地域の軍事制圧に出るとは一体全体どういった思惑かと不自然に思えてならない。問題の北京五輪に合わせたか取り繕ったかの様な行動。ロシアが煽るにしてもいきなりの軍事攻撃は異様。世界的にチャイナの侵略支配を特に欧米も問題視している。幾ら親米欧とはいえグルジアが独立活動を軍事制圧する行為を十分に担保する状況でなく、むしろ逆だ。
グルジア政府の判断に何かしろの善からぬ関与がなければ、余程状況が飲み込めていないか、国の大事である兵を動かすに極めて軽々しい行為。まして、グルジアとロシアの戦力差は歴然としている。極めて不自然。
という事は裏がある。
諸々に大局からみて…ほどんど撹乱。
滅茶苦茶だ。
何となく、、ロシア非難というか、対立が模様される雰囲気であり、
しかし、実際問題グルジアの不自然な制圧行動にも非があるのと同じくロシアの介入交戦も経緯から見て正しくもない。
結局どうなのだと言えば、これは米露の厳しい対立構造(からの問題)だろう。
最近特に思うのだが、基本的に、
せっかくコミュニズム、社会主義体制という強烈なイデオロギー対立から脱却し、体制を曲がりなりにも民主化したロシアとあまりにも無用に対立し過ぎてはいないだろうか。確かに、プーチンが進めてきたものは何だかキナ臭い感じもしないでもないし(強いロシアを再びどう、とか言うしなあ)問題は相当あり、私自身もその様に、問題がある、と結構書いてきておいて何だが。
先進諸国側の対立意識の緩和と(ロシアもG8国なのだが)、ロシアの正す部分の歩み寄りである。少なくとも、天然資源の埋蔵量も大変豊富で(何度も述べているが地球規模で考えるとその化石燃料依存も問題なのだが)、色々あるものの経済も発展しており、その対立意識が緩和する為にもお互いの為にも情報統制や地域弾圧や領土問題など懸案を解決してゆけば共に発展する友国となるのである。ぶっ飛んだ話だがNATOにロシアそのものが加入する、位の事が出来ないかなと思ってしまう。今のロシアは、問題も多いが少なくとも民主国家なのである。無駄に対立するより仲間に引きずり込んで改善を試みる方が善いのでないか。
そうするとどうだろう。
核軍縮まで見えてくる。
中東から波及するテロリズムに中東自体との対立解消や、或いはチャイナに対する接し方もやり易くなる。パワーバランスとしても。
こういった事も含めて、即時停戦の仲介を各国・機関で進めて頂きたいものである。
もう、紛争も戦争も、テロも弾圧もうんざりだ。
こんな事を何時まで続けるのだろう。生命のみでなく精神がつくづく荒廃するまでか?
こんな遠い日本の地に居ても聞く度に嫌になってくる。
ましてや、紛争戦争、テロリズムや弾圧の当事国ならば、尚の事であるのは間違いない。
【半島情勢/北朝鮮の核・拉致問題】
他にも言うべき事がありそれはこの後にも出て来るが、基本的な日本の姿勢としては、もうこれも前から言い続けている通りである。悪事にはスクラム組んで囲い込みこれを止めさせ、止めたら出来る限り許す。北朝鮮問題は、規模としてその対象国が実に小さいもので、こんなものはどこかの何かが実際以上に巨大に見せているだけである。核・拉致問題というプライオリティーの高い問題に併せて全て解決する方向に進めればよいのであり、その為には悪の燃料補給などさせない事である。援助がどうというのはその先の話だ。悪事に張り付いても善い事、得な事などむしろ何も無く、それを止める事が何もかもを、彼らの立場や環境すらもが善い方向へ行くものであると分からせる事である。であるし、
そうであってもなくても日本の対応としては、部分的な制裁解除とか、段階支援がどうとか
一体何を寝惚けているのか?
お金払って誘拐された人を返して貰うのか?
それではまるでテロに屈するのとそれは同じではないか。
何度も言うが、拉致問題に外交取引きの性質は一切ない
米国がどうとか、6カ国協議がどうとかなど関係ない。
もう、拉致被害者のご家族の方々も何度も何度も言われている。そんなふざけたいい加減な始末は誰も望んでいない(一部の異常者を除いて/この問題についての見解は政治家としての資質の最低限ラインをはっきり示すものでもある)。
日本は、その茶番会議が妙な方向に行かない様に強く働き掛ければよく、万が一妙な方向に行ったとしても、
それでもはっきりとそう述べるべきである。そして、その場合は当然ビタ一文たりともくれてやってはならない。
拉致問題に外交取引きの性質は一切無い
誘拐した自国民の方々を返せ!(何度も記してきたが、その他多くの国の方々も拉致されている)
とはっきり、真っすぐ、頑として主張すべきである。
グルジアからの分離独立を目指すアブハジアとこの南オセチアを陰に陽に支援し、治安維持軍と称す部隊を駐留させているロシア軍が介入反撃、既に戦争状態にある。
地理的には北にロシア、西に黒海〜東欧、東にアゼルバイジャン〜カスピ海、南方にトルコやアルメニアから、シリア、イラク、イラン等が見える西アジア。ロシア、東欧、中央アジアに、中東も、何れも目と鼻の先だ。更に付け加えると、ロシアにおける独立と弾圧、テロの連鎖という泥沼問題となっているチェチェンが目と鼻の先にある。最近では中東の混乱が波及して東方のインドやパキスタン、西方のトルコでもテロが頻発するなど混乱模様にあり、またそのトルコとグルジアに隣接するアルメニアとは以前記した紛争問題もある(インド・パキスタンも紛争が存在し先日カシミールで銃撃戦がストップしたばかり)。中東は、もう言うまでもないが泥沼化してしまっている。
特にイスラエル・パレスチナ紛争にイランとの激しい対立が、軍事攻撃に訴えない解決へ向けてこれからという時期。欧州からの助言もそうであるが、最近では米国のライス国務長官などブッシュ執行部からのイスラエルによる占領地入植を凍結する事を助言するなどの動きもあり(今までが今までであるが、これについては評価してよいのでないかとも思う)、それは確かに簡単ではないがそれでも軟化の動きが出ている。イランに対しても核問題の交渉は続いている。イラクがやや落ち着いた分、アフガンが混乱化しこの対応が叫ばれる。という、
何でこんな時期に。
起こったのは、残念ながらだがそこいら中で頻発しているテロリズムじゃない。戦争だ。
チャイナの侵略行為による東トルキスタンやチベット(内モンゴルや台湾も)などへの弾圧と独立問題が世界中で懸念されている折、ロシアはチェチェン等の独立問題を抱える身でこういった問題には相当及び腰、或いは否定的である。しかし、グルジアにおけるアブハジアや南オセチアに対してはこの地域が親露分離派であるその思惑からこれを支援している。一方で、当のグルジアはEUやNATOへの加盟を目指しているが、これらの加入には基本的にそうしうた紛争問題の解消が加入における必要条件ともされており、グルジアのEU方面への加盟をロシアは嫌っている。コソボのセルビアからの独立も影響しているとも言うが、、、基本的に同国地域の紛争にあるのは、やはり米露対立構造であると見られる。
そして、また油。
カスピ海、バクー油田など豊富な天然資源を持つアゼルバイジャンからの、アゼルバイジャン(バクー)〜グルジア(トリビシ)〜トルコ(ケイハン)間にあるBTCパイプライン(日欧米企業が出資/輸送能力100万バレル・per・day)が存在する。
(※備考だが、グルジアのエネルギー自給はほぼ水力発電。化石燃料はロシアからの輸入。アゼルバイジャンはイスラム国、グルジアはグルジア正教会<約10%のムスリム>、アルメニアはアルメニア教会<ギリシャ正教やカトリックも存在>、トルコは基本的にイスラム国。すぐそばのチェチェンではこういった利権関与とイスラム過激派のテロとロシアの弾圧で泥沼化している。)
同分離独立派を資金、軍事面(治安維持軍と称し駐留)でも非常に恣意的にこれを支援してきたロシアと。
元々グルジア自体をロシアから引き離す支援外交・工作を進め、同分離独立派自治州の独立を容認しない米国と。
このグルジアの侵攻、ロシアの介入反撃による激しい戦闘で、既に州都だけでも民間人約2000人の死者が出てしまっているとの事。双方に憎悪がほとばしっている。そして、グルジアのサアカシビリ大統領は戦争状態を公式宣言。ロシアは軍事介入の正当性を主張。
米国、EU、NATO、日本、チャイナ、UN安保理等々諸々がほぼ即時停戦の呼掛け。
また、グルジア政府がイラク多国籍軍に派遣駐留しているグルジア部隊2000の撤退を米国に打診。中東情勢にも影響する。
こんな趨勢、時期にグルジアがそこまで米欧の支援を当て込んで、独立問題地域の軍事制圧に出るとは一体全体どういった思惑かと不自然に思えてならない。問題の北京五輪に合わせたか取り繕ったかの様な行動。ロシアが煽るにしてもいきなりの軍事攻撃は異様。世界的にチャイナの侵略支配を特に欧米も問題視している。幾ら親米欧とはいえグルジアが独立活動を軍事制圧する行為を十分に担保する状況でなく、むしろ逆だ。
グルジア政府の判断に何かしろの善からぬ関与がなければ、余程状況が飲み込めていないか、国の大事である兵を動かすに極めて軽々しい行為。まして、グルジアとロシアの戦力差は歴然としている。極めて不自然。
という事は裏がある。
諸々に大局からみて…ほどんど撹乱。
滅茶苦茶だ。
何となく、、ロシア非難というか、対立が模様される雰囲気であり、
しかし、実際問題グルジアの不自然な制圧行動にも非があるのと同じくロシアの介入交戦も経緯から見て正しくもない。
結局どうなのだと言えば、これは米露の厳しい対立構造(からの問題)だろう。
最近特に思うのだが、基本的に、
せっかくコミュニズム、社会主義体制という強烈なイデオロギー対立から脱却し、体制を曲がりなりにも民主化したロシアとあまりにも無用に対立し過ぎてはいないだろうか。確かに、プーチンが進めてきたものは何だかキナ臭い感じもしないでもないし(強いロシアを再びどう、とか言うしなあ)問題は相当あり、私自身もその様に、問題がある、と結構書いてきておいて何だが。
先進諸国側の対立意識の緩和と(ロシアもG8国なのだが)、ロシアの正す部分の歩み寄りである。少なくとも、天然資源の埋蔵量も大変豊富で(何度も述べているが地球規模で考えるとその化石燃料依存も問題なのだが)、色々あるものの経済も発展しており、その対立意識が緩和する為にもお互いの為にも情報統制や地域弾圧や領土問題など懸案を解決してゆけば共に発展する友国となるのである。ぶっ飛んだ話だがNATOにロシアそのものが加入する、位の事が出来ないかなと思ってしまう。今のロシアは、問題も多いが少なくとも民主国家なのである。無駄に対立するより仲間に引きずり込んで改善を試みる方が善いのでないか。
そうするとどうだろう。
核軍縮まで見えてくる。
中東から波及するテロリズムに中東自体との対立解消や、或いはチャイナに対する接し方もやり易くなる。パワーバランスとしても。
こういった事も含めて、即時停戦の仲介を各国・機関で進めて頂きたいものである。
もう、紛争も戦争も、テロも弾圧もうんざりだ。
こんな事を何時まで続けるのだろう。生命のみでなく精神がつくづく荒廃するまでか?
こんな遠い日本の地に居ても聞く度に嫌になってくる。
ましてや、紛争戦争、テロリズムや弾圧の当事国ならば、尚の事であるのは間違いない。
【半島情勢/北朝鮮の核・拉致問題】
他にも言うべき事がありそれはこの後にも出て来るが、基本的な日本の姿勢としては、もうこれも前から言い続けている通りである。悪事にはスクラム組んで囲い込みこれを止めさせ、止めたら出来る限り許す。北朝鮮問題は、規模としてその対象国が実に小さいもので、こんなものはどこかの何かが実際以上に巨大に見せているだけである。核・拉致問題というプライオリティーの高い問題に併せて全て解決する方向に進めればよいのであり、その為には悪の燃料補給などさせない事である。援助がどうというのはその先の話だ。悪事に張り付いても善い事、得な事などむしろ何も無く、それを止める事が何もかもを、彼らの立場や環境すらもが善い方向へ行くものであると分からせる事である。であるし、
そうであってもなくても日本の対応としては、部分的な制裁解除とか、段階支援がどうとか
一体何を寝惚けているのか?
お金払って誘拐された人を返して貰うのか?
それではまるでテロに屈するのとそれは同じではないか。
何度も言うが、拉致問題に外交取引きの性質は一切ない
米国がどうとか、6カ国協議がどうとかなど関係ない。
もう、拉致被害者のご家族の方々も何度も何度も言われている。そんなふざけたいい加減な始末は誰も望んでいない(一部の異常者を除いて/この問題についての見解は政治家としての資質の最低限ラインをはっきり示すものでもある)。
日本は、その茶番会議が妙な方向に行かない様に強く働き掛ければよく、万が一妙な方向に行ったとしても、
それでもはっきりとそう述べるべきである。そして、その場合は当然ビタ一文たりともくれてやってはならない。
拉致問題に外交取引きの性質は一切無い
誘拐した自国民の方々を返せ!(何度も記してきたが、その他多くの国の方々も拉致されている)
とはっきり、真っすぐ、頑として主張すべきである。
<欺瞞の弾圧祭典にするか。これを機に本当に平和をもたらす祭典にするか>
北京オリンピックか
実に下らない。
五輪自体にさして興味も無いのでその歴史にも詳しくないのだが、これ程までに醜く、欺瞞そのものである開催回は無いのではないだろうか?
欲、卑怯、エゴの塊みたいな祭典だ。このままでは。
もう、何をどう誤摩化しても平和の祭典なんかじゃない。
ねえ、
その「平和の祭典」をやりたいやりたいと言っているチャイナにたった今、
チベットや東トルキスタン、内モンゴルは、現実として、現在進行形状態で侵略されているのだよ。
台湾も常にチョッカイ出されたり脅されており、(チャイナ)国内でも仏教徒からキリスト教に法輪功等と宗教や他思想者はことごとく弾圧されている。それが虐待ですら許されるものでないのに、山ほど虐殺に至りさえしているのがチャイナの人権侵害状況である。知っているだろう?特にチベットがどのくらい苦しめられ、チベット仏教徒が弾圧されているか、殺されているか。知っているだろう?東トルキスタンが弾圧されている事を。ムスリムだって同じだろう。
私も、フと忘れていて、とある意見を目にして思い出させられたのだが、そう、この東トルキスタンではチャイナの核実験まで行われている。そもそもの環境・食料汚染、七色の河が流れるチャイナでは奇形が実に多いとも聞くのだが、東トルキスタンに至っては核でまで汚染されている。侵略され、民族・文化破壊的に弾圧され、その土地で核実験までされて汚染され、また弾圧される。ここまで滅茶苦茶にされる国の人々とは一体何なのだ。人じゃないのか。
フザケルな!
人だ!!
これで怒るなと言うのが無理な話だ。
テロでなく平和的なデモを行う、分別を踏まえた人の心の優しさにこそ、
跪いて感謝しろと言いたい。
お前らより何千倍も、勇気があって、強く、優しい心の持ち主だ。
こんなふざけた五輪をお祝いに行く各国リーダーや何かの方々、恥を知られよ。
あなた方は、人の最低限の守るべきルールを汚しに行くのである。
見て見ぬ振りをするどころか、それを祝福しに。
チャイナ五輪に関しての何やらで、
空気汚染とか何やらが汚いとか、並ばないとか、
そんな事はそれも改善された方がそれは良いが、
事、重大性においてはどうでもいいのだ。そんなものは。
領土欲だとか支配欲だとか利権とか、そんなもん振り回してはその地の人々を苦しめ、弾圧する。
それさえやめ、侵略からこれらの地を解放し独立を認めるならば、
凄まじく汚く30分歩いたらマスクが真っ黒になる空気でも、
誰一人として並ばずに互いに体当たりし倒して乗る電車でも、
そこいら中が蝿だらけの国でも、
もしお祝いに来てくれと言われたら、本当に我慢してお祝いに行くよ。
一小市民に別に頼まないだろうが。
何と言うか、市民でもメディアの人々にでも、こう言うのも何だか辛くなってくる。
たまたま見ただけだからもっと他にもあるかも知れないのだが、どうも直近に読売(日テレ)の記者がカシュガル(東トルキスタン)の取材中に、チャイナ武装警察に拘束されて暴行されたらしい。正当な手続きを踏んだメディア人に対して、だ。一体どれだけ野蛮で人権もメディアも糞も無い弾圧国家なのだろう。
今日だったか先日だったかも、メディア人なのか旅行者なのか知らないが、4人のイギリス人達が平和的なデモを行ってチャイナ当局に取り締まられたみたいだ。
まあそれは前からそうなのだがこういった事態を見るにつけ、こんな国(の中)でデモれなどとは言えなくなってくる。
そうだ。偽りの聖火が世界を回っている間にも…
他にもずっと、チャイナの非道に苦しめられる人々の為に訴え続けている方々がいる。
あなた方は立派だ。
その勇気と優しさは人類の誇りである。
しかし、そのチャイナ国内での活動は相当危険である可能性が高いので無理はしないで頂きたい。
本当は、デモだ、その他の方策に併せてこれこそ平和的なデモ、こんな汚い弾圧祭典にこそ行わねばならないとそう思うのだが。
(私は本来デモとかいうのもあまり好きじゃないんだけれどもね。苦笑)
そういったどちらかと言えば弱い立場、強いとは言えない立場にある人々の代わりに、言うべき人達が居るだろう。
雁首並べて各国のリーダーが情けない事よ。
同じである。
悪事には皆でスクラム組んでこれを囲い込んで、やめれば手を繋げばよいのだ。
別に数字に何の根拠もなく五輪だからというだけだが、これから先、4年後にでも必ず返還というか独立開放すると約束させたらどうだ。
宗教や思想弾圧の抑制と共に。
そうすればオリンピックだって万博だって経済成長だって、チャイナの望むそれらのものにも何のケチも付かない。むしろ応援されて愉快にやれるというものだ。祭りが。
何も言う事を聞かないんだったら、帰るか、
ちょうど開会式当日とか閉会式当日とかに、皆でたまたま風邪くらい引いたらどうか。
これじゃあ余りにも遣る瀬無い。
そもそも、スポーツに励み、それ一心で努め鍛え上げ、4年に一度のチャンスとその舞台を楽しみにしている選手には、ほとんど何の関係も無い。
競技はやらせてあげるべきだと思うが、政治と絡めたのはIOCとか各国政治にマネーだろう。関係無い訳がない。
スポーツを汚し、平和の祭典を汚し、被侵略国を汚し、政治を汚し、人の尊厳を汚し、、、これは結局チャイナを汚してもいるのだ。
残るのは何だ。鳥の巣とちょっと道がキレイになりました、くらいか。
そんなニセモノの祭典、何になる?
貴方達がやらなくてはならない事が何であるか。
貴方達はそれを本当は分かっているはずだ。
その胸の誇りを捨てるな。
それは貴方だけでなく多くの人の尊厳をも背負っているのである。
粗末にしてはいけない。