1月24日、安倍首相はモンゴルのエンフバヤル大統領と電話で会談し、UN(国連)の安全保障理事会改革の早期実現で一致した。また、モンゴルが立候補していた2008年秋の同・非常任理事国選挙について、エンフバヤル大統領が「取り下げを決めた。日本が代わって立候補し、活躍する事を期待する。」と表明。安倍首相はこれを受け「善意に感謝し、それに応えるためにも立候補して選出されるよう努力する」と応じたとの事。日本は昨年末でその任期を終えたばかりだが、モンゴルは自国の立候補をわざわざ譲ってでもUNの改革や安保理での日本のリーダシップを期待し、これを推(お)したという事だ。非常に有難い事である。
こういった動きは、
日本からのODA(政府開発援助)を貰いながらアフリカ、東南アジア諸国などへ無節操な援助・投資爆撃や圧力を繰り返し、日本からの離別、自国への支援を虎視眈々と狙うチャイナ(中国)を嫌うASEAN(東南アジア諸国連合)等からも、日本の働きを期待する声として多い。
また懸案事項としては、ASEANらアジア諸国が推していたタイのスラキアット前副首相の立候補があったにもかかわらず(インドのタルール前UN事務次長らの立候補もあった。しかし同国はパキスタンやチャイナとの対立もある)、後からしゃしゃり出てヒンシュクを買っていた韓国の外交官・藩基文が、タイのタクシン政局の混乱、クーデターという混迷に陥る中、最悪のタイミングでUN事務総長にアナン氏(ガーナ)の後任として、それこそ最近のそのまんま東の様に就任してしまったという事もある。
そもそもUN分担金を滞納し、親北親中路線で狂った様に至る所で反日を撒き散らす様な特定思想に偏った国の、その片棒を担いでいた人物に一体何をさせるのか。
彼が盧武鉉大統領の反日路線その傍らで共に、靖国神社参拝や竹島、日韓併合条約など歴史にまつわる何やかやの様々な問題で、我が国にこれでもかと言わんばかりの汚い罵詈雑言を浴びせていたのを我々は知っている。知らなかった方は、よく覚えておいて欲しい。この藩基文とは、昨年の日韓首脳会談において安倍が盧に「日韓共同で(北に対する)抗議声明を出す」事を提案したにもかかわらず、それを狂った様に遮りながら靖国だ何だと怪しげな捏造歴史講釈を長々と垂れ流した際(結局声明も見送り。核実験と歴史問題を合わせるという意味不明な逆提案も日本側が断る)これをたしなめた様に、立候補する辺りから一気に反日トーンを落としたが(もう反日しか手が無い盧と一緒に沈没するのを嫌ったのか知らないが)、それまでの行いは上記の如くである。発言を一々羅列するのも面倒なので書かないが。
これについても、我が国としてはこの男(藩基文)が公正であるべきUNの現場で再び、靖国だの竹島だの捏造・歪曲した歴史プロパガンダや反日めいた発言を吐き出したが最後、即座に辞任要求など断固とした態度でこれを引きずり降ろさねばならないという事を心に留めて置かねばならず、そしてもし万が一にも上記の非道がまかり通る様な事があった場合には、UN分担金支払い拒否や、脱退などのカードを懐から見せる位の覚悟はしておかねばならぬ。
そもそも、米国(アメリカ)の御用機関と揶揄される様に常々に叫ばれるUN(国連)の無力や組織としての歪(いびつ)さには最早限界があり、日本は常任理事国として参画するよりもこれを解散し新たな国際機構の設立を呼びかけるべきだと筆者は考える。この度の2006年その選挙にしても、中南米枠からベネズエラが理事国入りするのを何としてでも阻止しようと米国は対抗馬グアテマラ支持の必死な工作を試みた。ベネズエラとは『反米の権化』ことチャベス大統領が率いる国。ブッシュとは、お互いを『悪魔』と呼び合っている。そしてこれが47回もの選挙を行っても決まらず、結局パナマが立候補し当選するという馬鹿騒ぎを演じた。
この一例に見るだけでなく、一体UN(国連)とは何の為にあり、日本は莫大な分担金(実質世界最大)を担うのか。国によっては(実質経済力に本当に因っているならば百歩譲って仕方が無いが)スズメの涙ほどの分担金すら滞納し、ワガママ言いたい放題の国もある(特にロシアやチャイナ、韓国らがその代表。ちなみに米国22%の分担率は最大ながら滞納。その他拠出上位国も滞納が多いらしい)。そのワガママ国達の不遜(ふそん)とは言うに事欠いて、「日本は金銭外交だ。金で世界を脅している」とやってしまうが、ならば
『何だかんだ言いながらもキチンと金を払う国と払わない国のどちらが誠実か』
という事こそを世界には見て欲しい。実際財政難に苦しむUN(国連)など日本が払っていなければもうとうの昔にパンクしている。
こういった動きは、
日本からのODA(政府開発援助)を貰いながらアフリカ、東南アジア諸国などへ無節操な援助・投資爆撃や圧力を繰り返し、日本からの離別、自国への支援を虎視眈々と狙うチャイナ(中国)を嫌うASEAN(東南アジア諸国連合)等からも、日本の働きを期待する声として多い。
また懸案事項としては、ASEANらアジア諸国が推していたタイのスラキアット前副首相の立候補があったにもかかわらず(インドのタルール前UN事務次長らの立候補もあった。しかし同国はパキスタンやチャイナとの対立もある)、後からしゃしゃり出てヒンシュクを買っていた韓国の外交官・藩基文が、タイのタクシン政局の混乱、クーデターという混迷に陥る中、最悪のタイミングでUN事務総長にアナン氏(ガーナ)の後任として、それこそ最近のそのまんま東の様に就任してしまったという事もある。
そもそもUN分担金を滞納し、親北親中路線で狂った様に至る所で反日を撒き散らす様な特定思想に偏った国の、その片棒を担いでいた人物に一体何をさせるのか。
彼が盧武鉉大統領の反日路線その傍らで共に、靖国神社参拝や竹島、日韓併合条約など歴史にまつわる何やかやの様々な問題で、我が国にこれでもかと言わんばかりの汚い罵詈雑言を浴びせていたのを我々は知っている。知らなかった方は、よく覚えておいて欲しい。この藩基文とは、昨年の日韓首脳会談において安倍が盧に「日韓共同で(北に対する)抗議声明を出す」事を提案したにもかかわらず、それを狂った様に遮りながら靖国だ何だと怪しげな捏造歴史講釈を長々と垂れ流した際(結局声明も見送り。核実験と歴史問題を合わせるという意味不明な逆提案も日本側が断る)これをたしなめた様に、立候補する辺りから一気に反日トーンを落としたが(もう反日しか手が無い盧と一緒に沈没するのを嫌ったのか知らないが)、それまでの行いは上記の如くである。発言を一々羅列するのも面倒なので書かないが。
これについても、我が国としてはこの男(藩基文)が公正であるべきUNの現場で再び、靖国だの竹島だの捏造・歪曲した歴史プロパガンダや反日めいた発言を吐き出したが最後、即座に辞任要求など断固とした態度でこれを引きずり降ろさねばならないという事を心に留めて置かねばならず、そしてもし万が一にも上記の非道がまかり通る様な事があった場合には、UN分担金支払い拒否や、脱退などのカードを懐から見せる位の覚悟はしておかねばならぬ。
そもそも、米国(アメリカ)の御用機関と揶揄される様に常々に叫ばれるUN(国連)の無力や組織としての歪(いびつ)さには最早限界があり、日本は常任理事国として参画するよりもこれを解散し新たな国際機構の設立を呼びかけるべきだと筆者は考える。この度の2006年その選挙にしても、中南米枠からベネズエラが理事国入りするのを何としてでも阻止しようと米国は対抗馬グアテマラ支持の必死な工作を試みた。ベネズエラとは『反米の権化』ことチャベス大統領が率いる国。ブッシュとは、お互いを『悪魔』と呼び合っている。そしてこれが47回もの選挙を行っても決まらず、結局パナマが立候補し当選するという馬鹿騒ぎを演じた。
この一例に見るだけでなく、一体UN(国連)とは何の為にあり、日本は莫大な分担金(実質世界最大)を担うのか。国によっては(実質経済力に本当に因っているならば百歩譲って仕方が無いが)スズメの涙ほどの分担金すら滞納し、ワガママ言いたい放題の国もある(特にロシアやチャイナ、韓国らがその代表。ちなみに米国22%の分担率は最大ながら滞納。その他拠出上位国も滞納が多いらしい)。そのワガママ国達の不遜(ふそん)とは言うに事欠いて、「日本は金銭外交だ。金で世界を脅している」とやってしまうが、ならば
『何だかんだ言いながらもキチンと金を払う国と払わない国のどちらが誠実か』
という事こそを世界には見て欲しい。実際財政難に苦しむUN(国連)など日本が払っていなければもうとうの昔にパンクしている。
そして更に掘り下げるならば、既に死文化しているとは言え第二次世界大戦当時の枢軸国側(日本、ドイツ、イタリア、ルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、フィンランドら)が敵国とされる「敵国条項」が諸問題に押し上げられ棚上げ状態、未だ削除すらされていないその様は「一人勝ち総取りのアメリカとその他オマケ」といった感がまさに否めない。それは連合国側においても、何れも大戦による極度の疲弊でヨレヨレのヨーロッパや国土すら失ったフランス、当時欧米列強に浸食されるアジア、アフリカで有色人種近代国家として存在し得たのは日本以外に有り得ず(例外的には、列強の都合の中を巧みな妥協的外交によりくぐり抜け、何とか独立を保持したタイ〈当時のシャム〉がある)、米英主導の中華民国国民政府、日本主導の中華民国南京国民政府、ソ連主導の共産党と三つ巴で泥沼に陥ったそれこそ訳が分からないチャイナなどはその最たるものだろう(故に変遷があり、残念な事に台湾は未だUNの一員でなく、その他様々な世界機構の参加にもチャイナがあらゆる妨害工作を働いている)。そして時が進み時代が変わり、社会・共産主義の台頭により米ソ東西対立の構図とその崩壊を経た今でも、その第二次世界大戦当時から大した変化の無い、変わる事の出来ないUNの組織的な限界とはもう明らかなのだ。
ただそうは言ったものの、現実的な側面からは現状は一方でこれに参加し、UNを公正なるモノへ改革する努力をする事も重要だろう。
その上で、日本にこの度のモンゴルや、ASEAN、その他多数ある友好国の期待に応えるだけの『気概と覚悟』があるのかと本気で問いたい。そしてまた、奮起を促したい。
その一方で、この度のモンゴルの好意すら「日本が圧力を掛けモンゴルを押さえた。金で買った」等とクサし、いかにも言いたげな朝日や毎日新聞などを代表とした日本のモーレツな反日組織には相変わらず呆れる外に無い。一体どこまで自国がお嫌いなのか、と。
それにしても日本に期待し応援する声とは戦後、今もそれこそ星の数程あるのだが、戦後左翼思想の蔓延した日本、現在においても未だ偏向著しいメディアがそれでものうのうとある今、どれくらいの人がそれを知っているのだろう。
知って欲しい事がある。
いわゆる(国内外)反日機関のその手の活動の目的とは主に、実質的な切り崩しや自己正当性の強化利用にあるが、実はもう一つの大きな目的としてあるのが、ジワジワとその誇りや自信を日本人から失わせて行く事にある。
「日本は嫌われている」「実は日本なんて大した事はないんだよ」などと吹き込む事により。
そして日本人が本当に「日本はダメだ…」「もう、どうでもいいや」と言い出した時、その荒んだ姿を見て海外の人々は失望する。「ああ、もう…日本は頼るべき友でないのか」と。
そうなって欲しくないという方々もいる。
見ている人は、見ている。
そう、今の我々をも。
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