<マネーサプライ:通貨の質と量>
所で、これら通貨(紙幣)供給をサプライ、マネーサプライと呼ぶ。
通貨供給量といったもの。
シニョレッジだろうが赤字国債だろうが、このサプライの過多はそのまま通貨価値の下落、市場の金余りを意味し、物価価値上昇、インフレをもたらす。
過剰なサプライを続ければ、最悪ハイパーインフレの様な状態まで起こり得、当然だが経済破綻をもたらす。ただしこの場合(ハイパーインフレ)、債務は相対的な大幅下落を意味するので、債務はほとんどチャラになる。ただし、これは債務がそうである様に同時に、債権、資産の価値も相対的に大幅に落とす事になる。第一、ハイパーインフレ状態ではほとんど経済は破綻しており、国民は大変困る。
まあそこまでいかなくても、例えばつまり名目成長率上昇で債務財政状況、プライマリーバランスの黒字化を計ろうというのは、苦肉の策として理解出来るが、余り上等な政策であるとは言えない。
ただ、
状況として経済規模が拡大しているのにマネーサプライが足りていない場合、実体経済に見合わない少ないマネーサプライ、つまり必要な場合、これは政府通貨発行権(シニョレッジ)は多いにあって良いものと判断する。
緩やかなインフレは、
プラスの経済成長(実質成長率)と共にあればまずそれほど問題はない。
問題なのは、今の世界状況、特に米国の(何せここから起こっているのだから)完全なるスタグフレーション状況である。
景気・経済金融後退しているのにインフレ状態が存在する。米国は官民財政が滅茶苦茶なので、窮した政府はもう安易に安易に軽々しくマネーサプライ、中でも国債もそうだがシニョレッジに頼り紙幣を刷りまくり、借換償還や減税財政出動としてジャブジャブ市場に流そうとする。本質的な不良債権処理もせずに、GSE(ファニーメイ/フレディマック)やAIGにジャブジャブ投入している公的資金もまったくそういった性質で、
これら一連の状況にあって、米国現執行部・共和党やその背後が、もうのべつまくなしFRBで金を刷らせまくっているのは間違いなかろうかと思う。
実体経済に見合わないマネーサプライ、過剰供給は、完全にその「金」「小判」に別の金属を混入し鋳直してバラ撒いている様なものであると断言しておく。
狂騒的な米国市場から信用収縮を起して資金が逃げ出しているだけであり、基本的に世界は既に金余り状況、つまり、ドルは既に超過剰供給されているのだという事である。かなり歴史的な、継続的なものであり、歴代であろうが、現ブッシュ執行部はもう他(軍産、諜報SPY)も含めて経済も財政も無茶苦茶やっている。本当に破滅的だ
数稿前、甘い考えで適当に、国債増発やシニョレッジでじゃぶじゃぶサプライをやりたければまあやればいいさと述べたのは、もう徹底的に信用を失ってボロボロになりたきゃすればいいという皮肉なのだが、、彼等は一向に分からない様で
例えば、一方で債権も多いが国債債務もかなり多い日本の財政状況にあって、私は、財政再建は必ず素早く進めなければならないと考えている。故に、何かと言えば直ぐに財政出動だ赤字国債、公債だとまた言いたがる辺りの意見も、それは駄目だと言い続けている。まあ別の方法があり後に色々それなりに詳しく述べるが、日本には日本の状況に合わせての処方が必要なのであるから、日本のそれと米国のそれをゴチャ混ぜにするものでもないが、昨今の市場原理主義系統の財政規律軽視と胡散臭い論理(まあ、ギミックなのだけど。多分、本質的に分かってる人はそれを承知でトリックを吹聴している)と厚かましさには辟易とするものである。そりゃあそうだろう、
「借金なんか永遠にし続ければ大丈夫」
って…阿呆だろ!
つまり、
今、米現執行部がやっている事は、
懐具合が悪いからとマネーサプライでじゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ垂れ流しカネの価値を落とし、更に財政や、つまり国債等の債券の信用をも連鎖下落させ、ドルの価値を落とし、信用を落とし、経済を落とし、株価を落とし、サブ・プライム関連モノの証券を落とし、住宅価格を落とし、投資した証券会社や銀行、投資家の不良債権を膨らませ落とし、株価を落とし、経済を落とし、じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ…
そこで、「頼むから買い支えて」「ドル買って」と欧日加やその他アジアや産油国等にも
保有資産の目減りや経済の混乱を訴えたり頼んだり或いは圧力を掛けたりSPY工作したりしている訳である。
結局、モラトリアム。
しかも
人を人とも見ない傲慢な覇権願望と忌々しい手段にすら手を染める
連中はもう最悪だ。
そんな世の人々、特に弱い者を苦しめ続ける歪んだ欲望やコンプレックスを買い支える必要など何もない。
所で、これら通貨(紙幣)供給をサプライ、マネーサプライと呼ぶ。
通貨供給量といったもの。
シニョレッジだろうが赤字国債だろうが、このサプライの過多はそのまま通貨価値の下落、市場の金余りを意味し、物価価値上昇、インフレをもたらす。
過剰なサプライを続ければ、最悪ハイパーインフレの様な状態まで起こり得、当然だが経済破綻をもたらす。ただしこの場合(ハイパーインフレ)、債務は相対的な大幅下落を意味するので、債務はほとんどチャラになる。ただし、これは債務がそうである様に同時に、債権、資産の価値も相対的に大幅に落とす事になる。第一、ハイパーインフレ状態ではほとんど経済は破綻しており、国民は大変困る。
まあそこまでいかなくても、例えばつまり名目成長率上昇で債務財政状況、プライマリーバランスの黒字化を計ろうというのは、苦肉の策として理解出来るが、余り上等な政策であるとは言えない。
ただ、
状況として経済規模が拡大しているのにマネーサプライが足りていない場合、実体経済に見合わない少ないマネーサプライ、つまり必要な場合、これは政府通貨発行権(シニョレッジ)は多いにあって良いものと判断する。
緩やかなインフレは、
プラスの経済成長(実質成長率)と共にあればまずそれほど問題はない。
問題なのは、今の世界状況、特に米国の(何せここから起こっているのだから)完全なるスタグフレーション状況である。
景気・経済金融後退しているのにインフレ状態が存在する。米国は官民財政が滅茶苦茶なので、窮した政府はもう安易に安易に軽々しくマネーサプライ、中でも国債もそうだがシニョレッジに頼り紙幣を刷りまくり、借換償還や減税財政出動としてジャブジャブ市場に流そうとする。本質的な不良債権処理もせずに、GSE(ファニーメイ/フレディマック)やAIGにジャブジャブ投入している公的資金もまったくそういった性質で、
これら一連の状況にあって、米国現執行部・共和党やその背後が、もうのべつまくなしFRBで金を刷らせまくっているのは間違いなかろうかと思う。
実体経済に見合わないマネーサプライ、過剰供給は、完全にその「金」「小判」に別の金属を混入し鋳直してバラ撒いている様なものであると断言しておく。
狂騒的な米国市場から信用収縮を起して資金が逃げ出しているだけであり、基本的に世界は既に金余り状況、つまり、ドルは既に超過剰供給されているのだという事である。かなり歴史的な、継続的なものであり、歴代であろうが、現ブッシュ執行部はもう他(軍産、諜報SPY)も含めて経済も財政も無茶苦茶やっている。本当に破滅的だ
数稿前、甘い考えで適当に、国債増発やシニョレッジでじゃぶじゃぶサプライをやりたければまあやればいいさと述べたのは、もう徹底的に信用を失ってボロボロになりたきゃすればいいという皮肉なのだが、、彼等は一向に分からない様で
例えば、一方で債権も多いが国債債務もかなり多い日本の財政状況にあって、私は、財政再建は必ず素早く進めなければならないと考えている。故に、何かと言えば直ぐに財政出動だ赤字国債、公債だとまた言いたがる辺りの意見も、それは駄目だと言い続けている。まあ別の方法があり後に色々それなりに詳しく述べるが、日本には日本の状況に合わせての処方が必要なのであるから、日本のそれと米国のそれをゴチャ混ぜにするものでもないが、昨今の市場原理主義系統の財政規律軽視と胡散臭い論理(まあ、ギミックなのだけど。多分、本質的に分かってる人はそれを承知でトリックを吹聴している)と厚かましさには辟易とするものである。そりゃあそうだろう、
「借金なんか永遠にし続ければ大丈夫」
って…阿呆だろ!
つまり、
今、米現執行部がやっている事は、
懐具合が悪いからとマネーサプライでじゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ垂れ流しカネの価値を落とし、更に財政や、つまり国債等の債券の信用をも連鎖下落させ、ドルの価値を落とし、信用を落とし、経済を落とし、株価を落とし、サブ・プライム関連モノの証券を落とし、住宅価格を落とし、投資した証券会社や銀行、投資家の不良債権を膨らませ落とし、株価を落とし、経済を落とし、じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ…
そこで、「頼むから買い支えて」「ドル買って」と欧日加やその他アジアや産油国等にも
保有資産の目減りや経済の混乱を訴えたり頼んだり或いは圧力を掛けたりSPY工作したりしている訳である。
結局、モラトリアム。
しかも
人を人とも見ない傲慢な覇権願望と忌々しい手段にすら手を染める
連中はもう最悪だ。
そんな世の人々、特に弱い者を苦しめ続ける歪んだ欲望やコンプレックスを買い支える必要など何もない。
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