<マネーサプライ:赤字国債とシニョレッジ>
さて、その海外から多くの融資を受け続け多重債務状態にある米国だが、
これまで何度も述べている様に、基本的にはこれも本質なのだが経済・金融から政府財政まで滅茶苦茶の真っ赤っかである。(しかし借金を繰り返しながら無駄遣いはしまくり、車を買ったり家を買ったり博打に行く)
その財政赤字部分、
年度予算や、また減税減税と彼等も言う(まあどこでもよくある話だが)財政出動の財源、彼等米国の場合はイラク・アフガン等に対する対外軍事介入(テクニカル侵略)の莫大な戦費、今現在では不良債権処理もせずに投入される国税(公的資金投入)部分、等など、、
またその外貨準備で述べた部分の国際収支の経常収支赤字部分の払い分ドル、
財政規律を基本的に重視した上での、総体的健全な財政状態での話ならまだ分からんでもないが、
こんな真っ赤っかな状態(故にインチキを更に労して資本収支等で工面しようとする)で一体その金(かね)、ドルをどこから都合するのだろうか。という事に気付かれるはずである。
それがまた、(米)国債でもある。
財務省債券なり何なりの新発赤字国債を発行しFRB(米国の中央銀行)が金を刷って、償還や市場供給する訳だ。この債券が市場でまた取引きされる。この累積債務が米国のこの場合だともう膨大に膨らむのは目に見えており、既に10兆ドルをゆうに超える。
しかし、それにしてもこれだけではとても金が工面出来ないはずである。
一体どうやって都合をつけているのか?
そこでもう一つある方法が、大まかな2大手法のもう一方、政府通貨発行権。俗にシニョレッジとも呼ばれる。私も、この政府通貨発行権とか、シニョレッジとか、シニョレッジ通貨発行権とかまちまちに記述すると思うが、細かい事は気にしないで欲しい。
このシニョレッジ。新発赤字国債と何が違うかと言えば、政府が償還の義務を負わない。
簡単に例えると、
◆借用書を書いて、中央銀行(FRB)から金を受け取り後に返さなければならないのが赤字国債。
◆借りるのでなく(つまり厳密な借用担保、返済義務無し)、政府の権利権限として新たな紙幣、金を発行し、中央銀行(FRB)がその金を刷るのが政府通貨発行権(シニョレッジ)。
これ、国債とてそうだが、財政的には一種麻薬の様な魅力があるのは即座に理解してもらえるのでなかろうか。
《追付記:かといって、米国は借金なんか借り続ければ大丈夫、とか寝惚けているので国債すらこのままでは伸び続け破綻しかねないのだが。(つまり、何度も述べるが諸々の横暴を踏まえ、これらを止めさせ、世界的な構造と人類の将来と一般人の平穏を考え、これら国債だろうが証券、ドル、金融経済から実体通り収縮させ、世界から貪ったストックを吐き出しこれらを償還し、これをもって影響力の収縮、一極覇権主義の終焉と世界多極自立と安定を目指すべきであると述べる。経済もその後に、実質実体に相応の規模で落ち着く)》
財政的に赤字が出て困ったり、何か特別予算を組みたいとした時にこれ程、楽で安易な方法は無い。
ただし、これを濫用する事は通貨の過剰供給をもたらし、これは通貨価値の下落をもたらす。
江戸時代の小判に、銅や錫の様なものを混ぜて質を落とし、量数を増やすといった話と似た様なものである。
通貨価値の下落は、物価価値の上昇を意味し、つまりインフレを起す。
さて、その海外から多くの融資を受け続け多重債務状態にある米国だが、
これまで何度も述べている様に、基本的にはこれも本質なのだが経済・金融から政府財政まで滅茶苦茶の真っ赤っかである。(しかし借金を繰り返しながら無駄遣いはしまくり、車を買ったり家を買ったり博打に行く)
その財政赤字部分、
年度予算や、また減税減税と彼等も言う(まあどこでもよくある話だが)財政出動の財源、彼等米国の場合はイラク・アフガン等に対する対外軍事介入(テクニカル侵略)の莫大な戦費、今現在では不良債権処理もせずに投入される国税(公的資金投入)部分、等など、、
またその外貨準備で述べた部分の国際収支の経常収支赤字部分の払い分ドル、
財政規律を基本的に重視した上での、総体的健全な財政状態での話ならまだ分からんでもないが、
こんな真っ赤っかな状態(故にインチキを更に労して資本収支等で工面しようとする)で一体その金(かね)、ドルをどこから都合するのだろうか。という事に気付かれるはずである。
それがまた、(米)国債でもある。
財務省債券なり何なりの新発赤字国債を発行しFRB(米国の中央銀行)が金を刷って、償還や市場供給する訳だ。この債券が市場でまた取引きされる。この累積債務が米国のこの場合だともう膨大に膨らむのは目に見えており、既に10兆ドルをゆうに超える。
しかし、それにしてもこれだけではとても金が工面出来ないはずである。
一体どうやって都合をつけているのか?
そこでもう一つある方法が、大まかな2大手法のもう一方、政府通貨発行権。俗にシニョレッジとも呼ばれる。私も、この政府通貨発行権とか、シニョレッジとか、シニョレッジ通貨発行権とかまちまちに記述すると思うが、細かい事は気にしないで欲しい。
このシニョレッジ。新発赤字国債と何が違うかと言えば、政府が償還の義務を負わない。
簡単に例えると、
◆借用書を書いて、中央銀行(FRB)から金を受け取り後に返さなければならないのが赤字国債。
◆借りるのでなく(つまり厳密な借用担保、返済義務無し)、政府の権利権限として新たな紙幣、金を発行し、中央銀行(FRB)がその金を刷るのが政府通貨発行権(シニョレッジ)。
これ、国債とてそうだが、財政的には一種麻薬の様な魅力があるのは即座に理解してもらえるのでなかろうか。
《追付記:かといって、米国は借金なんか借り続ければ大丈夫、とか寝惚けているので国債すらこのままでは伸び続け破綻しかねないのだが。(つまり、何度も述べるが諸々の横暴を踏まえ、これらを止めさせ、世界的な構造と人類の将来と一般人の平穏を考え、これら国債だろうが証券、ドル、金融経済から実体通り収縮させ、世界から貪ったストックを吐き出しこれらを償還し、これをもって影響力の収縮、一極覇権主義の終焉と世界多極自立と安定を目指すべきであると述べる。経済もその後に、実質実体に相応の規模で落ち着く)》
財政的に赤字が出て困ったり、何か特別予算を組みたいとした時にこれ程、楽で安易な方法は無い。
ただし、これを濫用する事は通貨の過剰供給をもたらし、これは通貨価値の下落をもたらす。
江戸時代の小判に、銅や錫の様なものを混ぜて質を落とし、量数を増やすといった話と似た様なものである。
通貨価値の下落は、物価価値の上昇を意味し、つまりインフレを起す。
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