<基軸通貨というもの。ドル基軸の終焉>
米ドルの基軸通貨というポジションについてはもう何度か述べたが、基軸通貨にあるという事は世界的な決済や、外貨準備や資産ストックとして極めて多く保有されるという事であり、つまりこれまで述べて来た状況や欲望からドル価値を無理矢理高止まりに繋ぎ止めたいという事、その一心で彼等は嘘ばかり言い、卑怯に落ちて行く。
国債増発、シニョレッジで野方図にいじりドルを撒き散らすマネーサプライ、無理矢理ドルを高止まりさせる事で債務の穴埋めを謀ろうとしている様なものであり、これはとてつもない背信行為というかモラルハザードである。無茶苦茶な借金放題で浪費しまくって、好き放題金刷って済むなら誰だってそうする。
あの国家ファンドについて述べた時の様なギミック、トリックもまた然りである。
米国独裁的世界構造の終焉と共に、ドル基軸通貨もその終焉を迎える。
「次の基軸通貨は何になるのだろうか?」
等という声も聞くが、それは、世界多極自立と安定へ向かうという方向であるから、幾つかの通貨が中心となる、ドル一極からの脱却というそのままの姿を現す様になるのではなかろうか。つまり基軸通貨というものが「通貨的覇権」をもし意味するならば、そういった存在は無くなり、リスク分散の意味でも幾つかの通貨が中心になって為していくだろう。多極自立と安定、新しい未来への姿そのものとして。実際それがどの通貨なのかと言えば、それはまあ当然ユーロや、円もそうだろう。
グローバル系統、市場原理主義系統のエゲツなさがつくづく嫌になって来るのだが、実際欧州や日本、アジアにしろ米国以外にも染まっている勢力はいる。基本的にその系統なのだろうが、正直思っていたより欧州はこのサブ・プライムの含み損を抱えている様である。故に欧州はそこそこ混乱、米国サブ・プライムウェーブ、津波もまだ波及するかも知れない。ただ、私は基本的に欧州は信頼出来ると思っている。そのエゲツない市場原理主義の系統も居ようが、当たり前だがそうでない人々もいて、私が感じた感覚だとむしろその方が多い。濃度で言えば米国が真っ赤(敢えて赤)ならば(ただしオバマ支持の民主党系はそうでもないと思う)、欧州は全然、ピンクでも淡い薄い桃色程度だろう、総体的に言えば。また、日本にもそういう系統は間違いなくいるが、それは是正していくべきだろう事でまあおいといて、通貨についても経済と同じで、経済規模や実質力から比すると明らかに割安であり円高と中心通貨の一つに位置する事になるのは自然な流れだろうかと思う。また、貿易関連で円高がいやだいやだと言う方々も居ようが、それはもう世界構造的な改善においては仕方が無い事であるし、日本の製造業の底力は多少の円高ではそう簡単に揺らがない、乗り越える力があるものであると思うし、その準備期間も既に経験して来ている。また、多少円が高くなろうがそれは別の意味で、保有や投資も見込めるのだから悪い事でもない。
ドルについては、今現在のドル基軸通貨は米国独裁的世界構造の崩壊と共に崩れ、無茶苦茶やってきただけに大きく持ち崩しても仕方が無いだろう。収縮局面、世界から貪ったストックを償還して自らの債務を果たすべきで、これが終わり、完全なる過剰供給であるワールド・ドルサプライも消化すれば、実質経済力に沿った形で当然下落した価値も戻すだろう。小判にじゃんじゃん混ぜ込んだものを取り除いて鋳直すという事。多極自立安定において、ドルも余程その処理が酷くなければ中心の一つをなすだろう。ただし、現米国執行部が卑怯な真似ばかりして弱者イジメばかりするなら徹底的に崩壊しろと思うが。
その他の通貨については、どうだろう。微妙というか、直近についてはやはり先の通貨なのだろうが、多極自立安定にあっては色々な通貨が保有されれば別に構わないのだと思う。ポンドや、BRICsでもルーブル、ブラジル・レアル等もそうなるかも知れない。人民元は、微妙だ。政治体制的にこれも無茶苦茶なのもあるし、経済や諸々の脆弱さもやはり途上であるのは明らかで、固定相場という状況、そういった意味でも時々耳にする様な声の様に一気に伸びるとは思えない。大きな変革や、例えばチベットや東トルキスタン等への侵略、弾圧など少なくともこれらを止めれば大きく違ってくると思うが。
米ドルの基軸通貨というポジションについてはもう何度か述べたが、基軸通貨にあるという事は世界的な決済や、外貨準備や資産ストックとして極めて多く保有されるという事であり、つまりこれまで述べて来た状況や欲望からドル価値を無理矢理高止まりに繋ぎ止めたいという事、その一心で彼等は嘘ばかり言い、卑怯に落ちて行く。
国債増発、シニョレッジで野方図にいじりドルを撒き散らすマネーサプライ、無理矢理ドルを高止まりさせる事で債務の穴埋めを謀ろうとしている様なものであり、これはとてつもない背信行為というかモラルハザードである。無茶苦茶な借金放題で浪費しまくって、好き放題金刷って済むなら誰だってそうする。
あの国家ファンドについて述べた時の様なギミック、トリックもまた然りである。
米国独裁的世界構造の終焉と共に、ドル基軸通貨もその終焉を迎える。
「次の基軸通貨は何になるのだろうか?」
等という声も聞くが、それは、世界多極自立と安定へ向かうという方向であるから、幾つかの通貨が中心となる、ドル一極からの脱却というそのままの姿を現す様になるのではなかろうか。つまり基軸通貨というものが「通貨的覇権」をもし意味するならば、そういった存在は無くなり、リスク分散の意味でも幾つかの通貨が中心になって為していくだろう。多極自立と安定、新しい未来への姿そのものとして。実際それがどの通貨なのかと言えば、それはまあ当然ユーロや、円もそうだろう。
グローバル系統、市場原理主義系統のエゲツなさがつくづく嫌になって来るのだが、実際欧州や日本、アジアにしろ米国以外にも染まっている勢力はいる。基本的にその系統なのだろうが、正直思っていたより欧州はこのサブ・プライムの含み損を抱えている様である。故に欧州はそこそこ混乱、米国サブ・プライムウェーブ、津波もまだ波及するかも知れない。ただ、私は基本的に欧州は信頼出来ると思っている。そのエゲツない市場原理主義の系統も居ようが、当たり前だがそうでない人々もいて、私が感じた感覚だとむしろその方が多い。濃度で言えば米国が真っ赤(敢えて赤)ならば(ただしオバマ支持の民主党系はそうでもないと思う)、欧州は全然、ピンクでも淡い薄い桃色程度だろう、総体的に言えば。また、日本にもそういう系統は間違いなくいるが、それは是正していくべきだろう事でまあおいといて、通貨についても経済と同じで、経済規模や実質力から比すると明らかに割安であり円高と中心通貨の一つに位置する事になるのは自然な流れだろうかと思う。また、貿易関連で円高がいやだいやだと言う方々も居ようが、それはもう世界構造的な改善においては仕方が無い事であるし、日本の製造業の底力は多少の円高ではそう簡単に揺らがない、乗り越える力があるものであると思うし、その準備期間も既に経験して来ている。また、多少円が高くなろうがそれは別の意味で、保有や投資も見込めるのだから悪い事でもない。
ドルについては、今現在のドル基軸通貨は米国独裁的世界構造の崩壊と共に崩れ、無茶苦茶やってきただけに大きく持ち崩しても仕方が無いだろう。収縮局面、世界から貪ったストックを償還して自らの債務を果たすべきで、これが終わり、完全なる過剰供給であるワールド・ドルサプライも消化すれば、実質経済力に沿った形で当然下落した価値も戻すだろう。小判にじゃんじゃん混ぜ込んだものを取り除いて鋳直すという事。多極自立安定において、ドルも余程その処理が酷くなければ中心の一つをなすだろう。ただし、現米国執行部が卑怯な真似ばかりして弱者イジメばかりするなら徹底的に崩壊しろと思うが。
その他の通貨については、どうだろう。微妙というか、直近についてはやはり先の通貨なのだろうが、多極自立安定にあっては色々な通貨が保有されれば別に構わないのだと思う。ポンドや、BRICsでもルーブル、ブラジル・レアル等もそうなるかも知れない。人民元は、微妙だ。政治体制的にこれも無茶苦茶なのもあるし、経済や諸々の脆弱さもやはり途上であるのは明らかで、固定相場という状況、そういった意味でも時々耳にする様な声の様に一気に伸びるとは思えない。大きな変革や、例えばチベットや東トルキスタン等への侵略、弾圧など少なくともこれらを止めれば大きく違ってくると思うが。
余談:
取り敢えず、米国はこれまで述べて来た様に、政治外交、軍事、諜報SPY、経済金融、財政にいたるまで本当に、かなり狂っている。もう、末期症状の様に感じるものだが、まあこれまで述べて来た様に大きく、世界的な規模で改革する事で改善、治療せねばならない。それにしても、
例えば、これまでもう耳にタコが出来るほど述べて来た半島問題(やチャイナ問題等)に浮き出てきた、その米国覇権主義の手下として動き回っていた韓国自体や一部の韓国・半島系の小ズルいというか、気持ち悪いエゴというか、悪さといったらもう有り得ない程のものだったのだが、それも、こんな悪どい親玉に教育されたからだろうかと、そう思えてすらくる。ただ、その一部を除き、反日愛国・民族主義という対立構造プログラムによる危険な麻薬を飲まされている事にほとんど気付いてはいなく、これが決定的に精神状態を悪化させているのは何度も述べた様に間違いない。そして、これから既に脱却している、しようとしている人達が確実に存在する。そう。もう、そんなふざけた卑しい真似はさせない、こんなものは周りにも本人自身にも誰の為にもならず、ただ皆が苦しむだけである。
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