<そんな柵も、もう叩き切る>
つまり、ファニー・メイやフレディ・マック等は今更だが実質破綻したのだ。
信用収縮は、そのものであるリスク商品にも当然飛び火する。
CDS、クレジット・デリバティブが連鎖し始める。
つまり、ファニー・メイやフレディ・マック等は今更だが実質破綻したのだ。
信用収縮は、そのものであるリスク商品にも当然飛び火する。
CDS、クレジット・デリバティブが連鎖し始める。
人を人とも見ぬ様な数々の悪行三昧、現在でもしつこく続ける卑怯な行いに誤摩化し
突き崩すべくはその覇権願望と優越意識
米株・債券・ドル、トリプル安はひたひたと近付き、GSEの投売りどころか、米国債売りももう始まりかけている。
外国中央銀行保有残高も減、既にここ一週間で100億ドル強の売り。
手柄恩賞とするならば、当然なのかも知れないが叩き落として後に各々真に価値のあると思われるものを買収回収されれば善い
ただし、あくまでも正々堂々と、人の尊厳まで奪う様な真似はなされぬ事を申し送り致したい次第
経済外交等ベース仮想視点では野戦撃破、後、炎上後強襲落城であり、人的ベースのリアルワールドでは無血開城
これでいい
US move triggers CDS default
By Aline van Duyn in New York
Published: September 8 2008 19:21 | Last updated: September 8 2008 19:21
One of the largest defaults in the history of the $62,000bn credit derivatives market has been triggered by the US government’s seizure of Fannie Mae and Freddie Mac, raising questions about how dealers will unwind billions of dollars worth of contracts. Although the $1,600bn of debt issued by the troubled mortgage groups is regarded as safe after the US government’s move to take control of the companies, their move into “conservatorship” counts as the equivalent of a bankruptcy in the credit derivatives market.
This triggers a default on credit default swaps – instruments that provide a form of insurance on fixed-income assets. Dealers in the market are now working to settle these contracts.The exact amount of CDS on Fannie Mae and Freddie Mac are not known, reflecting the private nature of the market, but they are part of widely traded indices and the amounts are likely to be significant. Analysts at Lehman Brothers said: “There is likely to be a considerable amount of notional protection outstanding.”
The industry body, International Swaps and Derivatives Association, said on Monday it would launch a protocol to facilitate settlement of credit derivative trades involving Fannie Mae and Freddie Mac and would publish further details in due course. The uncertainty surrounding the Fannie Mae and Freddie Mac CDS contacts highlights the need for improved settlement and trading procedures. Already, regulators have put pressure on CDS dealers, including all the large financial institutions, to reduce settlement and trading risks.
The near-collapse of Bear Stearns in March highlighted the extent to which many large financial institutions were linked together through the CDS market, and the Federal Reserve and other regulators want to reduce such systemic financial risks. The growth of the CDS market over the past decade has outpaced development of settlement systems and trading infrastructure. One worry is the lack of standard procedures in contracts for dealers to agree ways to settle defaulted credit derivatives.
The actual payments on credit default swaps on Fannie Mae and Freddie Mac are expected to be limited because the value of the mortgage agencies’ debt remains high after the US government stepped in to back it. That means that meeting any claims on CDS may not be that costly, although the details are still being worked out and the impact is unknown. Analysts at Creditsights said regulators could “use the bail-out as another lever” to enhance the CDS market’s efficiency.
(Copyright The Financial Times Limited 2008)
62兆ドル金融派生商品市場の歴史の中で最も大きなデフォルトの一つが、US政府の「ファニー・メイ」「フレディ・マック」差し押さえ(seizure)により引き金を引かれ、デイーラー達からは一体どうやって何十億ドルもの契約を解きほどく(unwind)のかと疑問の声が上がっている。不良債権群(troubled mortgage groups)により噴出した債務の1,6兆ドルが、米国政府の公的管理に動かした後で安全である、とみなされたがしかし、それらの管理委員会への移動は、金融派生商品市場での破産(bankruptcy)と同義(equivalent)とみなされる。
これは、CDS(同商品は、固定収入資産における保険の形式を供給した)において取り付け騒ぎ(債務不履行)の引き金を引く。マーケットのディーラー達は、これらの契約を解決(settle)する事に勤しんでいる。ファニーメイ/フレディーマックにおけるCDSの正確な総計(amount)は「知られていない」、市場の未公開株(?/private nature of the market)に跳ね返り、しかしそれらは広範域のトレード指数と総計の部分であり、意味深くなりそうだ。リーマンブラザーズのアナリスト(分析者)は言った、「相当の抽象概念的(notional)な不履行保護政策の総計という感じだ」。
工業群、国際的交換取引と派生的組織(デリバティブアソシエーション)は、月曜、ファニーメイやフレディーマックを含む、クレジット・デリバティブ取引の解決(settlement)を促進する(facilitate)プロトコルを発信させると発表、そして義務の在り方もっと進んだ詳細を発表するという。
ファニーメイやフレディーマックCDSコンタクトを取り巻く不確実性は、解決の改善進歩や取引きの手続き(procedure)の必要を際立たせる。
もう、監視委員達はCDSディーラー達にプレッシャーを掛けている。それは全ての大きな金融施設(institution)を含み、解決や取引リスクを減らす事。
3月におけるベアー・スターンズの直近の倒産は、多数の大きな金融施設がCDSマーケットで共にリンクていた事の広がりを際立たせ、そして連邦準備銀行と他の取締人達はシステミックな金融のリスクを減らす事を望む。CDSマーケットのここ十年の成長は、解決システムとインフラ取引き(infrastructure)の発展をしのいだ。一つの心配は、ディーラー達にとってのクレジット・デリバティブ・デフォルト解決の為の合意方法、その契約内のスタンダード取引の不足だ。
ファニーメイとフレディマックにおけるCDS上の実際の支払いは、限定される事が期待される、なぜなら債権処理部門(mortgage agency)の債務の価値が、米国政府がこれに戻した後も高く残ったままだからだ。それはCDSのどんなクレームとの衝突もそれは損失が大きくならないかもしれない事を意味する、しかしその詳細はまだ算定され(work out)続けそしてインパクトは未知だ。クレジットサイトのアナリスト達は言った、監視委員はCDSマーケットの効率(efficiency)を増す為の「他の手としての救出方」が出来たはずだと。
株式市場の方は、ファニー/フレディーの実質破綻宣言である公的管理下の発表を受けて好感を受け反発上昇、、、等と幾らかそこそこのメディアでまた米国アナウンスが流されるが、これは市場の一時的な戻しを見込んだショートであるはずで、実質何の不良債権処理もなされず、サブプライム関連ではこの2社だけでも債務は5兆ドル強(住宅ローン高の約半分)というレベル。損失は下落すれば下落するだけ膨らむ、その母数も生半可な数字じゃない。更に、この信用失墜からリンクしてサブ・プライムでないものまで連鎖下落を始めており、住宅モノとしてでもこれはもう十兆ドルオーバークラスの話だ。
連中のやっている事は、また誤摩化しの小手先アナウンス
8月下旬までにファニーは高値40ドルから3.5ドル、フレディは35ドルから2.5ドルまで暴落。
公的管理下におかれ、遂に破綻処理を行う時にはその株価はほぼゼロ価値として回収される、つまり、既にその域だが紙屑だ。
3月にベア・スターンズ、7月に住宅ローン大手のインディマック・バンコープ等も既に破綻した。
「現在の環境では誰も手を出したがらない」
この一年での米社債発行高も11%減少し6400億ドル辺り。S&Pによっても社債デフォルト率も二年余りで最高。
この後に、サブプライムやシニョレッジ等についても幾分補足するが、起こっている現象としては概ねこういうものだ。
信用破綻で資本は逃げ、資金がダブつき、インフレ、マネーサプライでザクザク対応する。つまり資金は更に溢れる(ただし、米国市場から逃げている事は確かであるから無意味とは言えないが、安易な刷りまくりは極めて問題のある対応である)。当然、通貨価値は下落する。インフレを加速。しかも景気は後退状態継続。彼等がやる事といえば…
信用失墜に対し不誠実を以って当たる事は愚の骨頂である。
もう一度そう言って置こう。
米住宅ローン大手が経営破綻 過去3番目の資産規模
2008年7月12日11時21分
【ニューヨーク=丸石伸一/朝日】米連邦預金保険公社(FDIC)は11日、米カリフォルニア州の住宅ローン大手インディマック・バンコープが経営破綻(はたん)した、と発表した。米金融機関の破綻は今年5件目。FDIC管理のもとでの破綻では、資産規模で過去3番目の大きさという。インディマックは今後、FDIC管理のもとで営業を続ける。その間に受け皿となる買収先を探すなどして再建策を模索する。
インディマックは、米低所得者向け(サブプライム)をはじめ各種の住宅ローンを手広く展開する大手だったが、焦げ付きの増加で経営が悪化。さらに経営不安説が流れて預金の流出が増え、経営継続を断念したとみられる。FDICによると、同社の資産規模は320億ドル(約3兆4千億円)。米金融の破綻では84年のコンチネンタル・イリノイ・ナショナル社(約400億ドル)、88年のファースト・リパブリックバンク社(約325億ドル)に次ぐ。米国ではサブプライム問題が深刻化した昨夏以降、大手銀行などに巨額の損失計上が広がっていた。融資の焦げ付き増が長引くにつれ、経営体力に劣る地方銀行など小規模な金融機関の経営不安も高まっている。
ジム・ロジャーズ氏:米政府の住宅金融公社支援「救いようのない大難」
米投資家ジム・ロジャーズ氏は14日、米政府による米住宅金融投資会社ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディ マック(連邦住宅貸付抵当公社)の支援策は「救いようのない大難」との考え を示した。ロジャーズ氏は、ファニーとフレディの両社は米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン危機によって「本質的に支払不能に陥っている」と指摘。上限を設けずに両社株を購入することや両社への融資について議会に許可を求めたポールソン米財務長官の案が承認されれば、納税者が負担を負うことになるだろうとの考えを示した。同氏は「両社は政府が措置を取らなければ破たんするところだったし、破たんするべきだ」と語った。
2008/07/14 22:19 JST(ブルームバーグ)
米下院、投機的先物取引の規制法案の可決を見送り
2008年 07月 31日 JST/ロイター通信
[ワシントン30日/ロイター] 米下院で30日、原油やその他の先物取引に対する過剰な投機的投資を規制する法案をめぐり採決が行われたが、可決に必要な票数を獲得できなかった。同案が、石油掘削のためのオフショア海域の一段の開放を盛り込んでいないとして、共和党議員が反対したため。エネルギー・農産物先物取引のポジション規制を強化する同案について、下院では276対151で賛成票が反対票を上回ったが、賛成票は可決に必要な全体の3分の2には至らなかった。共和党のベイナー下院院内総務(オハイオ州)は「同案は、石油掘削に関する本当の法案の代わりにはならない」と述べた。ホワイトハウスは同案について拒否権を行使する可能性を示唆している。同案の発案者であるコリン・ピーターソン下院議員(民主党、ミネソタ州)は、民主党議員らが、可決に必要な得票数を過半数とする投票を9月にあらためて実施する意向だと明らかにし、その可決に向け「十分な票を集めている」と語った。
ここの所、原油先物がやや下落してきたのは、経済後退、消費収縮による需給バランスからくるものだろう。つまり石油が高過ぎるから皆使わない、使えない、故に下落するもの。米株、ドル安局面での逃避行動に他ならなかった原油、農作物、金属先物投機。それはつまり消費等構造と、投資投機の仕組み規制等が変わらねば解決されるものでなく、また何時ブリ返すか分からないものであるし、これは現物、リアルに人の生活として必要であるモノである以上投機対象としてこれまでと同じ様に、確実であり続ける。つまり、これはショートでなくロングポジションで高止まりし続けるという事になる。例えばだが更に、株式市場、債券市場が混乱すれば跳ね返り再び燃え上がってしまう可能性を充分に内包しているという事になる。トリプル安に先物だけ上がるか高止まりという、彼等にとって目も当てられない様な状況を彼等自身で呼ぶ可能性を内包している。
ところで、ここのところの妙な値動きでは米株ドル高と欧州・日本・アジア安、欧州・日本・アジア高に米株ドル安が対立的にある雰囲気。
さあ日欧、産油国中東やロシアにアジアでも中南米でもアフリカでも、もう変革の時は来ている。
さあ、そこまで
【米国の金利政策的手詰まり】
利上げは、つまり市中投資を締めるものだが、対外的な投資を呼込む上での例の、債券証券を売っては資金調達し投資、対外投資を進め更に国内消費(消費の熱狂ぶりは住宅バブルと共に異常であった)、借換的に支払う債務や資金調達の為に更に高い利率投資対象を捻出してこれを売り更に投資に消費、、、という阿呆雪達磨方式を地でいっていた訳である。続く訳がない。こういう状況から、利上げしたところでこの効果は最早望めない。インフレ抑制に利上げしたいが、利上げは債務の増大に繋がり、官民に相当ボロボロの財政状態をきつく締め付ける。
利下げは、当然だが上記と逆。基本的に市中投資を呼ぶものだが、その形態でないのと国内消費の冷込みが強烈に作用する上、上記の対外向けには逆の話。更にはインフレ圧力を産んでしまう。市場は、現在のインフレを思い切り嫌っている。しかも米国の場合は他より深刻な、当事者としての金融経済ショックによる打撃は酷いもので、経済・景気後退の最大手ともいえる。しかしインフレは世界的にも進んでいる、つまりスタグフレーション状態。この状態でのインフレ圧迫は更にきつい。
ついでに言えば、財政も物凄い真っ赤っか状態である。ほとんど手詰まりに近い。
昨年からの今11ヶ月で約5000億ドルの財政赤字…どないすんねんここまで無茶苦茶にして、、、という感じだ。
基本的に貿易、財務赤字の累々たる、資本収支一本槍頼みの純債務国状態であるし、累積債務は十兆ドルを優に越えるだろうし。
いいかい
本当に、ドルが高止まりする背景なんて何もない
(資本収支四つ打ちオンリーという感じで、そこにゴリゴリ覇権主義がベースライン、改革だとか市場原理主義だとかいうグローバルを装ったアメリカンスタンダード宣伝が金物、右に左にハイハットでガチャガチャ鳴っているだけの、単調で耳障りな音楽。ボーカルは、「支配!」「支配!」「勝利!」「末端なんぞ知るか!」と歌う禍々しき歌)
既にシティやリーマン、モルガンにメリルだとかいった辺りまで市中がそうやっている様に、貪る様に肥大してきた資産を売却してリデュース、リカバーするしかなかろう。つまり「引け」という事であろう。
その他として、米国債、公債発行やシニョレッジ発行で都合したかろうが、まあやればいいさ。ただし、これまで述べてきた様にそれに他外国が最早これ以上付き合う必要などない。むしろ、対外軍事介入から紛争、諜報工作濫用を伴うアングロ・アメリカン覇権主義の助長を促す買い支えなどもうこれ以上やってはならない。
つまり、債券だろうが証券も通貨価値もその通りに大幅に下落、落とす事なる。
つまり、これらをもって資産、経済規模も収縮する。
即ち、影響力が収縮するという事をも意味する。
金が無ければ国だろうが会社だろうが維持出来ない。
つまり、その実体経済力に相応の規模で落ち着く。
それまで信用失墜で過剰下落もするかも知れんが、そんなものは数々の禍々しい所業所以、もう甘んじてうけるべきである。それは、資本収支と軍産、SPYが要と成り果て暴走してしまった国のその部門の肥大も終焉する事を意味する。兵糧資金も足りない台所事情である、余計な戦争など出来ん。
米国独裁的世界構造は崩壊する。
実際そうであるし、であるから、そうなるべきである。
米国の暴走には最早世界中が苦しめられている。
必然
必然的な流れだ。
手下を使いこれに闇のカバーを掛けて誤摩化そうとするならば、取り払う
変えるべきだ。
また、
その方が肩の荷が下りると言っただろう。
政府は介入せず市場へ、小さな政府、規制は緩和、緩和、改革、改革。やたらとゴリ押した市場原理主義も至る所で破綻した。一方で「諸刃の剣」であったこのトリック策。誤摩化した先物投資関連からの規制介入も結局行い、更に誤摩化して何故かそれが空売り規制のみというみっともないインチキ振り。ファニー・フレディ等も遂に公的管理下に入った。実質破綻だがどちらにせよその巨額損失は国民に背負わされる。気付いているのか
認めた方がいい。自分達がやってきた過ちというものを。罪というものを。
悔い改めれば救われる
貴方々は、負けたんだ。
命は奪わず、尊厳もこれを奪わず
人を人とも見ぬ忌々しき覇権欲望を粉砕し傲慢に伸び切った鼻を叩き切る
これでいい
これからの未来は、そんな対立構造から抜け出し新たな目標へと進む。
アラブ人だろうがユダヤ人だろうが、アフリカ人だろうが日本人だろうがフランス人だろうがドイツ人だろうがイタリア人だろうがアメリカ、ロシア、チャイナ、台湾、イギリス、ブラジル、キューバ、トルコ、ベネズエラ、モンゴル、メキシコ、タイ、アイルランド、スペイン、朝鮮半島、北欧、オーストラリア、東南アジア、、、だろうが、何人だろうが別に上も下もない、レイシズム(差別主義/逆差別主義)とその無駄で苦しく醜い確執を、少なくとも恣意的な工作からは脱却し乗り越える事。負の連鎖を
人類が存在する為のハコを保守し、絶対数が増えてもこれを養える程の科学革新と政治的成熟へ
太陽が我々に与える命の源、半無限的なエネルギーを大きく受け取れる為のテクノロジー、その他代替。
このエネルギーこそがそのキーである。
それより何より、そんな未来を迎えてみたくないだろうか
そんな夢なら、本気で掴みに行く価値がある。
勇気を奮い立たせて。
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