そのグルジア紛争にまつわる辺りでは、
ロシアはそれを理解してくれたのか、プーチン首相もこう述べている。
グルジア巡る米との対立、プーチン露首相は「新冷戦でない」
【モスクワ=大内佐紀】ロシアのプーチン首相は11日、南部の保養地ソチで外国のロシア専門家らと会談し、「イデオロギーの対立がない今、新たな冷戦が起きるはずもない」と述べ、グルジア紛争後の米国との対立は「新冷戦」ではないとの認識を強調した。ロシア株式市場が11日、最安値をつけるなどロシア経済に同紛争の余波が見られる中、日頃の“強面ぶり”をやや軌道修正した形だ。首相は「米国はローマ帝国の皇帝のようにふるまうが、ロシアには帝国主義的野望はない」とも述べた。また、米国が推進するミサイル防衛(MD)計画について、東欧諸国に「配備されることがあれば、即座に(ロシア軍ミサイルの)照準を合わせる」とけん制しながらも、「どうか欧州での軍拡競争を始めないでもらいたい。必要のないことだ」と語った。
(2008年9月12日11時00分 読売新聞)
勿論メドベージェフ大統領やロシア大使も同様の声を上げている。
プーチンの言う、米国は帝国の皇帝のようにふるまう…というのは的を得て実にその通りだ。のぼせ上がりもいい所だが。欧州とロシアが対立して良い事など周辺地域にも世界にとっても誰にも何も無い。これを焚き付けた連中を除けば。
今、その対立構造プログラムの標的にされ外交的、経済的に工作・メディアミックスで叩かれまくるロシアを政治的仲介、そして現実的な側面からも協力出来るポイントもある事は前の原稿で述べた。こうして協力関係を進める事で、今進めるべき覇権解体策にも、欧州との仲介にも、外交的なリスク分散にもなり、そもそもその目的は世界多極自立安定にあるのだから早く進めるべきで、現実的な側面では経済的に叩かれているロシアの現状からエネルギー政策を捉えて開発や買いに回る事がどちらにとってもまたプラスである事も述べた。
ロシアはこういった事を是非理解して、協力を進める上でもそういった穏やかなポジションを保持して欲しい。
米国の喧しさが諸々の事を含めて、真実をあぶり出すだろう。間違っている事や言うべき事は、気にせず言えばよいとも思う。
該当地域のオセチアやアブハジアでも、当然だが極力誠実に接する事が事態をより好転させると私は思う。
該当地域の併呑やそういった工作は、しないと(メドベージェフが)明言していたので今更余計な話かも知れないが絶対に避け、
何と言うか、もう余計な紛争や対立などというものは乗り越えようと伝えたい。
一方でその動くべき日本は、誠実や厚い信頼には必ず応える国でなければならない、今この変革期において混乱しているがその魂を持ち続け、忘れかけていたならば必ず取り戻さねばならない。
「露は侵略的、WTO加盟危うく」ライス国務長官が警告
【ワシントン=黒瀬悦成】ライス米国務長官は18日、ワシントン市内で対ロシア政策について演説し、グルジア侵攻に踏み切ったロシアが「国内では権威主義的に、対外的には侵略的になっている」と述べた上で、ロシアが求める世界貿易機関(WTO)への加盟は「危うくなってきた」と警告した。ライス長官は、ロシアはグルジア侵攻により自らを「孤立」と「国際社会との関係悪化」に一方的に追い込んでいると指摘。また、WTOに加え、経済協力開発機構(OECD)加盟の可能性に関しても疑問を呈し、ロシアが今後もグルジアの領土保全を尊重しない場合には、ロシアを国際経済システムから締め出す構えを示唆した。長官はまた、「グルジアなど周辺諸国を侵略しても何も得られないことをロシアに痛感させる」ため、米国と欧州諸国が一致してロシアに対抗すると同時に、紛争で打撃を受けたグルジアの再建に向けた国際的支援活動を主導していくことを強調した。
(2008年9月19日12時09分 読売新聞)
中東を始めこのグルジア問題でも中南米でも、
そこかしこで対立を捻出し、或いは侵略する米国が何を言うかというもので、
外交、メディアミックスの諜報工作に欲望を注ぎ込む彼等はロシアを敵対目標に仕立て上げようと余念がない。というか本当にしつこい。
こうやってWTOやOECD加盟を潰すぞとちらつかせ、或いはG8からも締め出そうとやいのやいの言うのだろう。グルジアを侵略した打撃をどうのと、彼等の脳内ではいつのまにかロシアが一方的に侵略戦争を起した事になっているが、事実、独立問題にまつわる国際的世論が沸き上がりそういった地域への弾圧や侵略が大変問題視されている時期も時期の五輪開会式当日に、該当地・南オセチアへよりによって軍事攻撃をしかけたのはグルジアである。該当地域グルジアが、例えば他の似た様な状況の東欧諸国同様、米国の援助と諜報漬けにされている事は容易に見て取れ、その様に米軍施設や人員、当然諜報員SPYがうじゃうじゃいるのもまず間違いない。この紛争勃発の直前にもグルジア国内で米国側が、グルジアの特殊部隊に軍事訓練を施し武器供給も行っていた事実がフィナンシャル・タイムズで曝露されており、これらの事も交え8月下旬、28日にプーチン(ロシア首相)が「CNNの」インタビューで抗議している。しかも、CNNは米国にとって都合が悪いと思われる彼の意見部分をブツ切りに編集して流したので、尚ロシア側を不信に陥れている。
彼は、「ロシアは殺され続けても(米国に)従属せねばならないのか」と異議を唱えている。
全くその通りだ。
それにしても、インタビュー内容を見る限り(私は字面で見た)、あれをただ原稿で読んでいるのでなく自分の口で喋っているのならば、プーチンという人物は中々どうして能弁で頭も切れるみたいだ。
取り敢えず、
そんなにややこしく難しく暗い話ばかりでもない、新しい希望ある未来へ向かうため、私が提案し続けている方法もあくまでも非戦闘的な方策である。
誰の想いも、無駄な戦いなんかもうウンザリだと、一致するしさせられるものである。頭を使い、勇気を出そう。そして行動をしよう。
今これを書いている時点で既に総裁選により麻生太郎が首相の座についたが、
この辺りをちゃんと考え、正規の外交ルートでも勿論、やり辛ければ違うチャンネルでも必ず、いや正規ルートで普通に、色々あるが民主国家ロシアとも友好を深めれば良いのだ。民間でも先に挙げた、実に現実的な経済ディールを普通にやればいい。
今この時代は、正に大変革期である事を政治家や識者には特に、国民市民にも気付いて欲しい。
日本よ、動け、我が国よ
ロシアはそれを理解してくれたのか、プーチン首相もこう述べている。
グルジア巡る米との対立、プーチン露首相は「新冷戦でない」
【モスクワ=大内佐紀】ロシアのプーチン首相は11日、南部の保養地ソチで外国のロシア専門家らと会談し、「イデオロギーの対立がない今、新たな冷戦が起きるはずもない」と述べ、グルジア紛争後の米国との対立は「新冷戦」ではないとの認識を強調した。ロシア株式市場が11日、最安値をつけるなどロシア経済に同紛争の余波が見られる中、日頃の“強面ぶり”をやや軌道修正した形だ。首相は「米国はローマ帝国の皇帝のようにふるまうが、ロシアには帝国主義的野望はない」とも述べた。また、米国が推進するミサイル防衛(MD)計画について、東欧諸国に「配備されることがあれば、即座に(ロシア軍ミサイルの)照準を合わせる」とけん制しながらも、「どうか欧州での軍拡競争を始めないでもらいたい。必要のないことだ」と語った。
(2008年9月12日11時00分 読売新聞)
勿論メドベージェフ大統領やロシア大使も同様の声を上げている。
プーチンの言う、米国は帝国の皇帝のようにふるまう…というのは的を得て実にその通りだ。のぼせ上がりもいい所だが。欧州とロシアが対立して良い事など周辺地域にも世界にとっても誰にも何も無い。これを焚き付けた連中を除けば。
今、その対立構造プログラムの標的にされ外交的、経済的に工作・メディアミックスで叩かれまくるロシアを政治的仲介、そして現実的な側面からも協力出来るポイントもある事は前の原稿で述べた。こうして協力関係を進める事で、今進めるべき覇権解体策にも、欧州との仲介にも、外交的なリスク分散にもなり、そもそもその目的は世界多極自立安定にあるのだから早く進めるべきで、現実的な側面では経済的に叩かれているロシアの現状からエネルギー政策を捉えて開発や買いに回る事がどちらにとってもまたプラスである事も述べた。
ロシアはこういった事を是非理解して、協力を進める上でもそういった穏やかなポジションを保持して欲しい。
米国の喧しさが諸々の事を含めて、真実をあぶり出すだろう。間違っている事や言うべき事は、気にせず言えばよいとも思う。
該当地域のオセチアやアブハジアでも、当然だが極力誠実に接する事が事態をより好転させると私は思う。
該当地域の併呑やそういった工作は、しないと(メドベージェフが)明言していたので今更余計な話かも知れないが絶対に避け、
何と言うか、もう余計な紛争や対立などというものは乗り越えようと伝えたい。
一方でその動くべき日本は、誠実や厚い信頼には必ず応える国でなければならない、今この変革期において混乱しているがその魂を持ち続け、忘れかけていたならば必ず取り戻さねばならない。
「露は侵略的、WTO加盟危うく」ライス国務長官が警告
【ワシントン=黒瀬悦成】ライス米国務長官は18日、ワシントン市内で対ロシア政策について演説し、グルジア侵攻に踏み切ったロシアが「国内では権威主義的に、対外的には侵略的になっている」と述べた上で、ロシアが求める世界貿易機関(WTO)への加盟は「危うくなってきた」と警告した。ライス長官は、ロシアはグルジア侵攻により自らを「孤立」と「国際社会との関係悪化」に一方的に追い込んでいると指摘。また、WTOに加え、経済協力開発機構(OECD)加盟の可能性に関しても疑問を呈し、ロシアが今後もグルジアの領土保全を尊重しない場合には、ロシアを国際経済システムから締め出す構えを示唆した。長官はまた、「グルジアなど周辺諸国を侵略しても何も得られないことをロシアに痛感させる」ため、米国と欧州諸国が一致してロシアに対抗すると同時に、紛争で打撃を受けたグルジアの再建に向けた国際的支援活動を主導していくことを強調した。
(2008年9月19日12時09分 読売新聞)
中東を始めこのグルジア問題でも中南米でも、
そこかしこで対立を捻出し、或いは侵略する米国が何を言うかというもので、
外交、メディアミックスの諜報工作に欲望を注ぎ込む彼等はロシアを敵対目標に仕立て上げようと余念がない。というか本当にしつこい。
こうやってWTOやOECD加盟を潰すぞとちらつかせ、或いはG8からも締め出そうとやいのやいの言うのだろう。グルジアを侵略した打撃をどうのと、彼等の脳内ではいつのまにかロシアが一方的に侵略戦争を起した事になっているが、事実、独立問題にまつわる国際的世論が沸き上がりそういった地域への弾圧や侵略が大変問題視されている時期も時期の五輪開会式当日に、該当地・南オセチアへよりによって軍事攻撃をしかけたのはグルジアである。該当地域グルジアが、例えば他の似た様な状況の東欧諸国同様、米国の援助と諜報漬けにされている事は容易に見て取れ、その様に米軍施設や人員、当然諜報員SPYがうじゃうじゃいるのもまず間違いない。この紛争勃発の直前にもグルジア国内で米国側が、グルジアの特殊部隊に軍事訓練を施し武器供給も行っていた事実がフィナンシャル・タイムズで曝露されており、これらの事も交え8月下旬、28日にプーチン(ロシア首相)が「CNNの」インタビューで抗議している。しかも、CNNは米国にとって都合が悪いと思われる彼の意見部分をブツ切りに編集して流したので、尚ロシア側を不信に陥れている。
「あなた(インタビューアーの事)はロシアの脅威の可能性について述べたが、あなたと私はいまここに座り、ソチで静かに会話をしている。しかしここから数百キロ先では、合衆国海軍の船舶が、ちょうど数百キロの射程を持つミサイルを積んで接近してきている。我が軍の船舶があなた側の港に接近しているのではなく、あなた側の船舶が我が国の領域にやって来ているのだ。さて、我が国の選択は?我々は複雑な事態は好まない。誰とも口論するつもりはない。誰とも闘いたくはない。我々が望むのは、通常の協力関係と、我が国やその利害に対する尊厳ある態度だ。望みが多すぎるとでもいうのか?」
「完全に中立的な立場にある人物として、前グルジア外相ズラビシヴィリ氏・・・フランス国民でパリ在住とのことだが、彼女が公的に発言され報道もされているように、紛争地には大勢の米国人アドバイザーがいたと言っている。もちろん、米側は全部知っているはずだ。戦闘地域に米国市民が居るという我々側の推定・・・繰り返すが、さらなる情報確認が必要だろうが・・・それが確認された場合、疑いは全くもって正当といえよう。ロシアに対してそのような政策を推し進める者は、何を考えているのだ?我々の死だけを望むのか?」
(※暗いニュースリンク、翻訳より)
彼は、「ロシアは殺され続けても(米国に)従属せねばならないのか」と異議を唱えている。
全くその通りだ。
それにしても、インタビュー内容を見る限り(私は字面で見た)、あれをただ原稿で読んでいるのでなく自分の口で喋っているのならば、プーチンという人物は中々どうして能弁で頭も切れるみたいだ。
取り敢えず、
そんなにややこしく難しく暗い話ばかりでもない、新しい希望ある未来へ向かうため、私が提案し続けている方法もあくまでも非戦闘的な方策である。
誰の想いも、無駄な戦いなんかもうウンザリだと、一致するしさせられるものである。頭を使い、勇気を出そう。そして行動をしよう。
今これを書いている時点で既に総裁選により麻生太郎が首相の座についたが、
この辺りをちゃんと考え、正規の外交ルートでも勿論、やり辛ければ違うチャンネルでも必ず、いや正規ルートで普通に、色々あるが民主国家ロシアとも友好を深めれば良いのだ。民間でも先に挙げた、実に現実的な経済ディールを普通にやればいい。
今この時代は、正に大変革期である事を政治家や識者には特に、国民市民にも気付いて欲しい。
日本よ、動け、我が国よ
PR
COMMENT