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書き綴っていたもの、某所にて公開していた随筆を(幾らか整理して)新たに開設公開。こちらの方は時事や政治、歴史や文化カルチャー等の話が多くなっております。(気分一新大規模改築。ほぼ整ってきたかな。ただ、過去原稿移植は進まず…)全エントリ一覧はまだ設置されていないので、ご不便をお掛けしますがカレンダー及び時系列アーカイブ等から飛んで頂くようお願い致します。製作は大変だねぇ…
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( ※お知らせ )     乗り越えるべきものがある                その向こうにきっと                 光と希望が降り注ぐ未来がある。                    そんな未来に、貴方は生きたくないか                            都合上まだ色々と文も粗く未校訂のものもありまずが、後にまた、割と直ぐに、追々…(笑)、整えていく事とします。早く載せておきたいと思うのでね。御了承の上、ご覧下さい。         順次行う事としたものも一部、数稿飛ばして仮掲載。             所で、カテゴリー・アーカイブは、現在私が参照や確認網羅する為の大変自分本位のものとなっており、本来あれもこれもかなり絡み合っています。これも御了承を。   //    問答          //               Pick up! 安倍おろしの風は、太平洋の向こう側から吹いている(上) Pick up!                 新規書き下ろしに併せ、過去の原稿も随時追加 !!        マジで無精が祟り、過去もの追加は進まず…(苦笑)                      都合上、大変緩慢な更新になりますが、ご承知の上、       ごゆっくりとお楽しみ下さい。                    I'm sorry,,,this blog is written almost in only Japanese.       
続・対位法2
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※注:この項目における出来事、事象、また執筆は更新日時現在のものではありません。お取違えなされませぬよう詳細は右に。<07/11/6|08/02/15僅かに改訂、付記>



 彼が大連立構想において確約を求めた、上記の「安全保障政策、その転換」は、「根本的には」一本筋は通っているものだ。これは、そう言えば彼がずっと言い続けてきた主張でもあると思う。国際平和活動に関して、日本だけ何もしないで「金出すからいいだろ」という訳にはもういつまでもいくまい。世界中の国が出来るだけ多数参加協力して物事も取り決め、その中で決めた事を各国が守る。そういった原則的な考え方は全くもって間違っていない。それは正しい。つまり、民主国家が国会でやっている様な事をスケールを大きくして世界的に、例えば安全保障面についてだけでもまずやりましょうよ、という考え方だ。

ただ、

そうなると、その世界的な機関が何になるの?という事だが、
それがUN(国連)となるとこれはちょっとまた問題だらけだ。

今の様な、あんなお飾りの様な機関で何が出来るのか、構造的な問題、腐敗、無力、
どれをとったってそこまでの至上的組織とはとても言えないしみなせない。

ただ、我が国として憲法、法にはそういった原理原則が必要である。当たり前だが。
とにかく無限の拡大解釈を呼び込み蔓延らせる様な状態だけは避けた方が良い。

とすると、私はUNにこだわらず、新たな世界機関を設立したっていいのじゃないか、とも思うのだが、どうしてもUNと言うならそれでもいい。しかしだったら、そのUNの改革は更に必要不可欠の度合いを増す。

常任理事国、拒否権、なんて馬鹿な話がいつまでも横たわっている様では話にならない。
豊かな国も貧しい国も世界各国が参加し、その中でやる気と力のある国が選挙でもやって選出され、そうやって取り決めてリードして行く様な機関でなければ、

特定国のエゴばかりになる




で、
仮定として先の案を採択するのならば、それはUN、自衛権、日米安保・同盟と、必然的に憲法議論へと繋がってゆくだろう。
だとすると、例えば何か事を起すのならばUNの決議を得なければならない、と特定国の勇み足を抑制する効果が現状でも幾らか期待できるかも知れない。それらを総体的に考えて、かなり意義のある策だとも思う。

とすると、

小沢さん、惜しい事をしたかな?
いや、まだ諦めるのは早いんじゃないかな?
(※08/2/15付記:現在再び「小沢病」再発か?非常に不明な点が多い)





<補足として>

先の2つのポイントにより彼は、大連立や善し、とした。

 補足として、参院多数と言えども政権奪取、政策実現には機能的優先性がある以上衆院多数を得なければならない。そう何度も(衆院)解散解散やれるものではないから、だとしたら延々と求めて来た次の衆院選で過半数確保できるのか?今まで見て来て、選挙をやって、その自分の党の地力を理解してもいるから無理だと判断したのだろう。ならば、このまま先数年もネジレ国会のまま、多くの法案を塩漬けにして、そういった批判も予測できる以上、歩み寄りをも模索しなければならない中途半端な状態よりも政権の一翼を担う方が良い。野党と言っても今や、参院多数をも確保する大きな政党である。自由党時代とは比べ物にならない程の発言力が発揮出来るのである。参院公約とした政策だって、本当に実現させる事は充分に可能なのだ。大臣など各職ポストに相当数の民主党議員を送り込む事も出来る。そこで良い働きをすれば、民主党の「地力無し経験無し」の状態も改善できるし、有能な議員に経験を積ませる事も出来る。



この件について、彼の行動が全くもって理解出来ないという意見も多い様だが、
私はあまりそうは思わない。こうやって述べて来た様に、非常に合理的な考えであると思う。

また、

 先般の党首会談が「密室で」という点についての批判も多いが、確かに余り好ましいものではない。だが、内容が内容であるし、あんなものを公開の場でいきなりやれようもあるまい。そういったサシでの対話協議が時にはあっても良いと思う。そこで重要であるのは、いくら両党の代表であるからといって、民主的な選挙により選出された国民の代表であるからといって、その場のただ二人や三人や五人で全てを決めてしまわない事。そういった意味では、その会談における内容に価値があると判断した上で、その判断を自党に持ち帰って協議に掛けた事は、これも批判されるものでは無い。私はそう思う。


さあ、そこで問題なのだが、
やはり説明不足、といった批判は甘んじて受けるべきではあるだろう。

前述した様に私も、

「このおっさん、最近ホンマに分からん」
と思っていたし。


しかしながら、

奇手の打ち手というのが、その手の注意を逸らすべく、というのはまあ分からん話でもない。
手の内をベラベラ喋ってやれる訳がないだろう、とそう思っているかも知れない。戦略と言ってもよく、私は将棋や囲碁の打ち手ではないのでこの様な例えをするのも恐縮なのだが、奇手を打つ人というのは、何十手も先を綿密に読んで打つものではなく、その奇抜な手により動揺を誘い撹乱し、隙、もしくは動きを産み出しそこに活路を見出そうとするのだとも思う。それには切れる事も当然だが、剛胆さがモノを言う。また、千日手の様な膠着を嫌う性格もあるのかも知れない。何れにしても、小沢一郎はそういう人なのだろう。とにかく動く。

ちょっと褒め過ぎだろうか?(笑)

まあ、単に褒めている訳でもない。
私なりの理解なので、それはそれで。




ただ、小沢さん。

頭の良い人、切れ者、天才というのは、、
結構、ポカをやる。

例えば、今、憎々しげに「独断専行著しく〜」と言う人もいようが、確かにそういう面もある。
天才というのは、頭脳明晰、切れるが故に、独断専行に陥り易い。だが、その為に民主主義を我が国は採用しているので、まあ多少はいい。

私が言いたいのは、

切れ者というのは、「こんな簡単な理論、道理は誰だって分かるだろう」と他人の理解判断を、時に、勝手に決めつけてしまう事がある。
こんな馬鹿な事はあいつらだってやらないだろう。こんなに正しく合理的な事、みんなだって絶対分かるはずだ。

しかしながら、分からない者、馬鹿をやる者は結構いるのだ。

そこにミスが産まれる。

歴史を観てみても良い。






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