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書き綴っていたもの、某所にて公開していた随筆を(幾らか整理して)新たに開設公開。こちらの方は時事や政治、歴史や文化カルチャー等の話が多くなっております。(気分一新大規模改築。ほぼ整ってきたかな。ただ、過去原稿移植は進まず…)全エントリ一覧はまだ設置されていないので、ご不便をお掛けしますがカレンダー及び時系列アーカイブ等から飛んで頂くようお願い致します。製作は大変だねぇ…
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( ※お知らせ )     乗り越えるべきものがある                その向こうにきっと                 光と希望が降り注ぐ未来がある。                    そんな未来に、貴方は生きたくないか                            都合上まだ色々と文も粗く未校訂のものもありまずが、後にまた、割と直ぐに、追々…(笑)、整えていく事とします。早く載せておきたいと思うのでね。御了承の上、ご覧下さい。         順次行う事としたものも一部、数稿飛ばして仮掲載。             所で、カテゴリー・アーカイブは、現在私が参照や確認網羅する為の大変自分本位のものとなっており、本来あれもこれもかなり絡み合っています。これも御了承を。   //    問答          //               Pick up! 安倍おろしの風は、太平洋の向こう側から吹いている(上) Pick up!                 新規書き下ろしに併せ、過去の原稿も随時追加 !!        マジで無精が祟り、過去もの追加は進まず…(苦笑)                      都合上、大変緩慢な更新になりますが、ご承知の上、       ごゆっくりとお楽しみ下さい。                    I'm sorry,,,this blog is written almost in only Japanese.       
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これはメモ的に、思索を交えて示していこう。故に乱雑になるかも知れない。


さて、

最近ではその BHPと Rio Tinto が合併するだか買収だか、その阻止だとかいった様な話もあったりする。ロックフェラー関連でも、銀行・金融関連だけでなくスタンダードオイルを中心に資源エネルギー系のものについて見た。
で、こちらも De Beers 、Anglo American、BHP、Rio Tinto Alcan、それにRoyal Dutch Shell、BP、等何れも資源エネルギー系はたっぷりある。


BHP Billitonde beersanglo american
rio tintoshell-BP



ダッチシェルやユニリーバの合併する経緯だが、
基本的にロスチャイルド家、その一族のロバート・コーエンという人物が動いていたらしい。


ロバート・コーエン《Robert Cohen》:
Royal Dutch Shell の合併に尽力。Unilever にも関与が深い。食品大手でオランダの「マーガリン・ユニ《Margarine Unie》」とUKの「リーヴァー・ブラザーズ《the Lever Brothers》」等を合併させたのがUnilever NV/PLC(Founded in 1930パレスチナ商会を設立し、イスラエル建国に全力を上げる。ロスチャイルド一族であるという。
息子のバーナード・コーエンは、これもロスチャイルド資本で立ち上げた「The Union Bank of Israel(Union Bank)」の副会長となり、この銀行は「ザ・ダイアモンド」De beersとの取引きで重要な位置を占めた。バーナードは後にロンドン市長にも就任している。

unilever


こういう訳でまあ、色々と絡んでいる。

1914年、ロスチャイルド家が売却したbnito等バクー権益の売却先はダッチシェル。売りつけられたロイヤルダッチの経営者はロシア革命で没収されたのでこれを恨み抜いたというが…

この部分は後の話に譲るか。
で、そのユニオン銀行というのは、


The Union Bank of Israel(Union Bank):Founded in 1951.
35ブランチ。Chairman is Zeev Abeles。モーゲージ、ダイアモンドセクター、オフショアアカウントもある、Cayman Islands
1993年から、Shlomo Eliyahu Holdings Ltd.、Yeshayahu Landau Holdings Ltd.、David Lubinski Assets Holdings Ltd. の3社が株式保有しコントロールしているとある。
Zeev Abeles
Zeev Abeles



GDF suez

書き漏らしていたが、
世界最大の水(water)会社スエズ、Suez 等もロスチャイルド系の企業だ。
最近フランスの元国営エネルギー会社と合併して GDF Suez となった所で、当然、フランス企業。電気、ガス、水道・水資源等を扱うエネルギー会社で、そのスエズの前身が東インド会社。最近でも水資源独占だとか、アフリカや東南アジア、中南米等でも価格問題や、その上での「儲からないからサービス無し、撤退」だとかそういった在り方が大変問題になっている様だ。成る程、流石に東インド会社だけあってやる事がエグいものだ。こっちも問題だらけのシェブロン、コノコ、エクソン、BP、ダッチシェル、トータル、、7姉妹、6supermajor、、、
その他、デュポンとの繋がり。                   du pont

東インド会社、スエズ運河、UK、フレンチ、ダッチ、諸々欧州、、
ああ、、もうあちこちが繋がりまくっている。



で、そのフレンチ・ロスチャイルドでは鉄道王と呼ばれたそのジェームスが有名だが、
その息子も有名。名を、

エドモン・ロスチャイルドと言う。


Edmond de Rothchild2

エドモン・ロスチャイルド《Edmond James de Rothchild》:
フレンチ・ロスチャイルド家、その上記鉄道王ジェームスの息子(1845〜1934)。熱烈なシオニズム支援者だった。つまりバクー域、Bnitoやロシア権益への投資を行ったのもこのエドモン(※申し訳ないがこの辺りは少々前後している。詳しくは後に明かす。)。南アでのデビアスやアングロ・アメリカン等をもコントロールしていたという。
1899年にはパレスチナにも訪問し、同パレスチナへのユダヤ人入植を進めた。同地の土地買収から、Rishon LeZion の基礎を築いたのも、同地での工業化、農業生産、1924年、Palestine Jewish Colonization Association(PJCA)を設立したのも彼である。彼の夫人も国際女性シオニスト機構の会長だった。と言うより、

この時期のシオニズムやイスラエル建国への重大な指導者はこの人物だった様だ


Edmond de Rothchild3
イスラエル通貨500shekel(肖像はエドモン)







東インド会社と言えば、先に挙げた Jardine Matheson だが、これに思い切り関与するのがHSBC


HSBC          Jardine Matheson

HSBC Holdings:in London, Founded in 1865 original.
総資産額約2兆3500億ドル。明らかなる世界トップクラスのホールディングスであり、世界各国各地に持つ拠点は他の群を抜いているという。グループ傘下に各HSBC Bank、ファイナンス・インシュアランスが本当に沢山ある。例えばチャイナにもあり、それがHSBC Bank China や、このグループのルーツである The Hongkong & Shanghai Banking Corp.(香港上海銀行)。これは上記のJardine Mathson 等と同じくアヘン戦争後のUK植民地チャイナで創設された。こちらの創業は、Thomas Sutherland とされているが今イチどういう人物なのか良く分からない。が、これもロスチャイルド・ファミリーの Sassoon家(※家祖がイラク・バグダット出身のユダヤ系ファミリーで、後の1853年にイギリス帰化した。その David Sassoon《1792〜1864》はインドのムンバイでも活動していた訳で、つまりイギリスの東インド会社等植民地経営に関わっていた。同様にアヘン商売にも関与している。)によって成されたという。インドやこのチャイナ等他の植民地とUKの貿易金融や通貨の発行も行っていたという。



anglo american

Anglo American PLC:本社London. Founded in 1999, original in 1917.
1917年、アーネスト・オッペンハイマー《Ernest Oppenheimer》が創業、創業名 Anglo American Corporation of South Africa。南ア、アフリカ等を中心に活動する総合鉱山資源企業。1926年、デビアスを買収、以降子会社資本関係。


de beers

De Beers(Founded in 1888。拠点同南ア・ヨハネスブルグ)と言えばイギリス人創業経営者のセシルローズ《Cecil John Rhodes》、猛烈なレイシスト、白人至上主義者が有名。南アでの植民地経営、これは東インド会社、アフリカ・バージョンといったもので、このローズは南アフリカ会社のほとんど独裁者だった。「神は世界地図が、より多くイギリス領に塗られる事を望んでおられる。出来る事なら私は夜空に浮かぶ星さえも併合したい」と著書に書き綴っているそうな。地球全体がアングロサクソンによって支配される事が世界に幸福をもたらす、だとかとかもう完全にイカレたレイシズム病だが、それがまた当時吹き荒れていたレイシズムの現実である。

Cecil John Rhodes2Cecil John Rhodes
de beers the diamonds

1896年、隣国トランスヴァール共和国侵略を企んで失敗し、ローズは失脚。しかしながら、大元のUK政府は世論の沈静化を待って該当地でボーア戦争(1899〜1902)を開始。結果同地を吸収したが甚大な被害も出し、また悪辣苛烈なやり口に国際的非難の声も高くなったという。





ボーア戦争当時の南ア鉱山






アングロサクソン優越思想なるもの、
現在のそのアングロネットに完全に繋がるものがある訳だが、
一体何時までそんな汚げなエゴイズムを心に抱だき続けるつもりなのかと問いたいものだ。そんなもので世界征服とか、まるで漫画の悪者みたいな欲望はきっと成し遂げられるものでない。というかそもそも恥を知れと怒鳴っておく。何度も述べた様に負の連鎖というものがあり、
伝統的な野蛮性質とか、そういう話になるぞと。また。

これは大変視点を引いて観て負の連鎖であり、つまり結局コンプレックスでもあると言うのだ。白人だからとか、更により絞ってアングロサクソンがどうとか、だから一体何の何が特別で優れていると思い込んでいるのか、もう最近では本当に呆れ果ててウンザリしているのだ。延長線上の現在からより苛烈なほんの少し前の歴史を眺めて見ていても。

ああ、ここはロスチャイルド家について述べていた所だったが、

その融資スタイルは前述からある通りである。
スエズ運河から何から、恐らくネイサンのワーテルロートリック以降特に、UKは財務を握られている様なものでそれなりの規模で何かをしたい時にはここにお伺いを立てなければならなかった。が、強力に結びつく事によって、アングロエゴイズムを満たす。いや、5 arrowと言われたロスチャイルド家のネットワーク、これまでに見て来た様にUKに限らずまたフレンチ、欧州一帯、後に更に示すが「それ以外でも」その影響力を為した物事は多数あり、そしてそのアングロエゴイズムは元より吹き荒れた白人至上主義が欧州一帯に覆い尽くし、そして他所にまで撒き散らしたのである。
それは苛烈な人種差別を伴い、一方でユダヤ差別が吹き荒れるこの時代に。


さてどの辺りにどこまで記したか疲れているので混乱しているが、
まあ一体の姿がそこにスポットを当てても見える訳である。






後日追記:

(※後日追記というのは、実を言うとこれら一連大半はかなり前に概ね書いていたからである。)


実はダッチシェルの母体の片方は、日本とも関係が深い。
どういう事かというと、そのシェルの大元は何と創業者が日本で起業したのだという。その創業者の名がマーカス・サミュエル。

マーカス・サミュエル《Marcus Samuel》:
東欧のポグロムから逃れてきたユダヤ系のイギリス一家。親父からの卒業祝いで貰った船旅で来日、横浜にやって来た。貧しいなか、海岸で収集した貝殻に細工を施して商売をする事を考えつき、これを本国に送り親父が売ったという。これが中々美しくロンドンでは珍しがられ評判になり飛ぶ様に売れた。やがて1876年、設立した「マーカス・サミュエル商会」はその様に雑貨業を営み、工業製品や石炭、米などを扱う貿易商も行った。灯油販売なども行う様になり、やがて石油採掘投資を決心、インドネシアで掘り当て、「ライジング・サン石油株式会社」を設立し、日本にこれを販売して大変成功した。
タンカー船も開発しタンカー王と呼ばれたという。1892年、サミュエルの新型タンカー「ミュレックス号」はスエズ運河を通過シンガポール方向への航行を行った。彼は、自分のそのタンカー船一隻一隻に、日本の海岸で拾った貝の名前を付けたといい、また、「自分は貧しいユダヤ人少年として、日本の海岸で一人貝を拾っていた過去を、けっして忘れない。あのおかげで、今日億万長者になることができた」と述懐しているという。


Marcus Samuel  

 これがRoyal Dutch Shellの前身の片方、Shell の母体。後に、ロバート・コーエン、ロスチャイルド家の働き掛けでこれが合併する時に手放さねばならなくなった。その様に、同時期にこのダッチシェルBP(Anglo persian Oil company)が出来上がっている。同社は売却するにあたりサミュエルの意向で、会社の社章にこの貝殻マークを付け、少数株主でもいいから彼の子孫が役員として加わる事を条件にした。後の1902年、ロンドン市長就任。何れの時も、何かにつけて日本を支援してくれていた様だ。後に、「どうして、それほどまでに日本が好きなのか?」と問われ、「チャイニーズには表裏があるが、日本人は正直。日本は安定しているがチャイナは腐り切っている。日本人は約束を守る。チャイニーズはいつも変節を繰り返している。したがって日本に未来はあるが、チャイナにはない。」と応えている。この人は、親日というより愛日家と呼ばれる方々と同じくらい日本を愛してくれていたのだろうか?分からないが、チャイナがどうというのはまあおいておいて(※追記:本質的にどうかというのは、まあそれは割合みたいなものや文化的、歴史的な成り立ちというものもあり一概に言えない。例えば反日煽動やコミュニズムでおかしくなるとか、隣の朝鮮半島と同じくこの種の話は嫌という程述べて来た様に、人種的にイカレているという様な話ではないのはどこだって同じで、体制なり煽動なりが人々を狂わせる部分が大きいのである。ただ、近現代のマーカスが言う辺り、そして現在のチャイナという国がやっている事は、特にチベットや東トルキスタン、内モンゴル、台湾等への侵略や弾圧について見てもこれまでも述べて来た様に酷いもので、嫌われてしかるべき状態であるのはその通りである。)、こそばゆい位の褒め言葉だが純粋に嬉しいものである。後に「ベアステッド記念病院」設立に寄付したり、慈善活動も行っていた様だ。これらの行いにより、明治天皇から「勲一等旭日大綬章」を授けられてる。

Anglo Persian(BP)の重役にもなったとの事だが、恐らくシェル売却の後、ロンドン市長を経てという事か。





なあ、

日本と仲良かったからいい人、だとかね、単純な馬鹿なものだと、、どこかでまた自分の心の中の、もう一つの、斜に構えた辛辣な男が笑っている。そうかも知れないな…。確かに、ここまでの流れを見て、その線も考えてしかるべきだろう。しかし、関わりがあったからとか、どこどこ家の一族だからとか、それだけで人間の本質まで決まるものでは決してないはずだ。しかし、

生きているうちに善からぬ考え方が変わった事もあるかも知れない。

しかし、逆もあるかも知れない。

しかし、流れに逆らえない事もあったかも知れない。


サミュエルは、どういう人だったのだろうか。
例えば、北野のデイビッド・サッスーンはどういう人だったのだろうか。


済まない、今は時間が無い。

しかし、信じたいものだ



余りにも馬鹿げた、汚げな話が多過ぎる


ユダヤ人だからどうとか、何人がどうとかもうウンザリだ。
どこの人だっていい人だったら歓迎したいし、どこの人だって、戦争でも弾圧でも得体の知れない理不尽な理由で殺されたりしていたら気の毒だろう

もうウンザリだ





だから、そんなものを意地汚く弄り倒す連中が嫌いで、胸くそが悪くなって仕方が無い

ウンザリだ

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