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書き綴っていたもの、某所にて公開していた随筆を(幾らか整理して)新たに開設公開。こちらの方は時事や政治、歴史や文化カルチャー等の話が多くなっております。(気分一新大規模改築。ほぼ整ってきたかな。ただ、過去原稿移植は進まず…)全エントリ一覧はまだ設置されていないので、ご不便をお掛けしますがカレンダー及び時系列アーカイブ等から飛んで頂くようお願い致します。製作は大変だねぇ…
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 さて、27日の内閣改造人事、及び党人事。
当然だが色々評価は分かれる様ですが、私はかなり評価して良いと思う。
安倍首相、かなり頑張ったのではないか。

自分が挙げてみた人物が名を連ねたので、と言われてしまえばそれまでですが、
それは「このほうが良い」と思ったからであるから仕方が無い。

槍玉に上げられるポイントとしては、やはり「派閥人事色」であるが、
それでもこれは大分頑張った方だ。要所要所ではちゃんと安倍カラーは見えている。
政策も捨ててはいない(無論、捨てられては困るのだが)。

 だいたい、朝日(ほんの僅かに見たが案の定。TBSや毎日などは見ていないので)や野党などアッチ向いた連中など貶(けな)したい人は何をどうしても必ず貶すのだから一々気にしていても仕方が無い。そういった意味では、むしろ褒めだしたりした方が怖いのだ。まあそれも、加藤紘一や福田、山崎派、谷垣派、公明てんこ盛りの人事でもなければ喜びもしまい。


 確かに、全てを首相の目指す政策実現に向けた脱派閥型人事であっては欲しかったが、参院選大敗北を受けての「挙党態勢」なる各派閥の要求も完全に無視してしまう事はやはり難しかったのだろう。各派閥がヘソを曲げて党が機能しなくなってはこれも困る。現実的な妥協。自民民主主義(?)の副産物だ。

ただ、一つだけ文句を付けたいとしたら、それは

『中川昭一はどうした!』

という事である。
何と、あの中川昭一氏が閣僚からも三役人事からも洩れたのだ。私の中では最も意外な人事だった。
 例えば、高市氏の名前が洩れてしまったのは、それは確実に前述の「挙党態勢」人事部分の影響である。首相の出身派閥、旧森派の町村派はゴソッとその数を1人にまで減らした。高市氏はその町村派であるから、まあそういう事なのだろう。その代わりに旧(経世会)橋本派の津島派などが3人とゴソッと増やしている。

だが、何で中川昭一が外れなければならないのだ!
と、最初はちょっと頭にも来たのだが、

よくよく考えてみれば、あの安倍さんと中川(昭一)さんの間柄だ。
何かしらの意図と申し合わせは必ずあるである。

だったらもうグチグチ言うまい。
ならば、、と、ほんの僅かに、ん?と頭にかすめた事もあるが、
まあそんな推測をしても役に立たないのでそんな事はどうでもいい。

とにかく、
中川昭一氏ならば無役でも充分に活躍する事が出来るだろうから、そういった遊軍的位置付けで存分に活躍して頂きたいものだ。
他の真っ当な方々も勿論だが、先生、応援していますよ。頑張って下さい。




さて、
その人事の方の内容だが。

やはり、「意外(な人事)」をもって報じられていた様なのが与謝野馨の官房長官起用。そして高村正彦の防衛相起用だろう。
幾らかだが見た海外メディアでも、特にこの両人の名前が真っ先に大きく取り上げられていた。それと、党三役人事の石原伸晃の政調会長起用。


元々、先の原稿で触れた福田康夫や谷垣貞一の官房長官起用が囁かれ、その代替として町村信孝案が浮上していた様なので、なるほどそっちへもって来たか、というもので私にはズドンと来た。

いい人事です。

この人事はきっと吉と出る。

と言うのも、この与謝野さん(無派閥)。
政策にも非常に明るく、特に財政・経済・金融関係などは折り紙付きであり、特筆すべきは自他ともに認める『無類の政局嫌い』である。
これは本当にいい人事だ。きっと頼りになりますよ。

 で、石原政調会長(無派閥)。これが何故意外かと言えば、氏の前役は幹事長代理。更には選対本部にもいたのであるから、幹事長の中川(秀直)氏が参院選大敗北の咎を一身に受けて本陣を去らねばならなかった事を考えれば「大抜擢」と言える。だからだ。
 これは蛇足だが、中川(秀直)氏についての記述が、筆者にしてはいささか毒の無いものとなったはのは、その責任の取り方が潔くはあったからだ。忠誠心発言など、そのやり方や振る舞いにも多くの非難が集まった氏ではあるが、最後はとにかく「首相に責任は一切無い」と言い続けながら続投表明の首相を守り、責を一身に負って腹を切った(比喩表現である)。無論、実際に彼の責任は相当に重いが、武士の情け、というもののつもりである。こうしてみると、彼は本当に首相に対する忠誠心は持ち合わせていたのかもしれない、と思えなくもない。顛末の全体的な雰囲気からいって、よく言えば石田三成(人によればこれも悪辣なイメージがある方もいるかも知れないが)、悪く言えば大野治長。そんな人だったのかも知れない。


 そして、高村正彦防衛相(高村派会長)。
これも絶妙に近いのでないか。主流派から外されていた感覚のある…しかしながら相応の能力と経験のある…、これを言っていたつもりである。
氏は、外務大臣や法務大臣など要職も歴任するなど経験は豊富、かつその評価も高い(と思う)。私はその辺の派閥関係は無視していたのだが、高村派からの会長が起用という事で「挙党態勢」要求にも合致する。

 所で、この高村氏について、日中議連、日韓議連等に名を連ねている事から、その人となり(や思想)を不安視する声を(僅かながら見た所では)保守系論者に散見したのだが、元々氏はかの悪名高き「人権擁護法案」にも確か強く反対していたはずであるし、あの郵政にも反対した、結構硬派な人です(郵政については結局採決棄権したが)。念の為確認した所では、小泉さんのイタイ所が透けて見えてしまった皇室典範改正問題でも明確に反対している。(多分)大丈夫、少なくとも久間さんや小池さんよりは遥かに重量感がある。

 で、その日中議連や日韓議連などだが、確かにそれ自体が現状を考えれば極めて胡散臭い異臭を放ってはいるが、要はあんなものは『実に仲が悪いからある』のだ。確かにその中に、当然の様にアッチ方向へ露骨に誘引する工作員紛いの連中がいるのは極めて危険ではあるが、それを言い出したらそれこそ実際には超党派で山の様に名前が連なっているので、「もう終わり」の領域に達してしまっている。実際、最も現実的な近さからズブズブの危険度が高いと思われる日韓の方など、小泉前首相や安倍首相、中川(昭一)氏、麻生氏、平沼氏や亀井氏まで名を連ねている。だがしかしそうではないのは、要は建て前、でもあり経済的な思惑もあったり、または、妙な連中ばかりが連合して怪しげな動きをせぬよう牽制するという意味も少なからずあるだろうとも思うが、どうだろう。単に名前を貸しているだけなら余計に、「よせばいいのに」とも思うが。(どちらにせよ、それら特定アジア国が「悪魔的精神破壊の象徴である反日愛国主義」をやめてくれればそれだけで済む事なのだ。そうであれば、友好議連、あって多いに結構な事に変わる。)

 例えば、(高村氏と)同じ「志士会」の中でも、マズいのは古賀氏の様な人物であるし、それよりも最も注意すべきは、
二階俊博(二階グループ会長)、今人事での総務会長である。
言わずと知れたチャイナロビーの雄、対チャイナに関してはこの男が最も危険度が高い。
はっきり言ってしまえば、加藤紘一、山崎拓、河野洋平の様なのはピンぼけどころか大ボケなのでまだいいのだ。
つまりわかり易いからであり、アッチ向きに過ぎるから起用もされない。
手に合わないのが、下手に切れる、かつ地味であるので一般的な認知度も低い二階の様な人物だ。
これにしたって、「小沢を知り尽くす」人事、というなら国対か選対でいいじゃないか、と思うのだが、、。

 どちらにしろ、確かに朱に交われば赤くなる、という様な話もある。
であるから、注意深く見ておく事が必要だ、というのは全くその通り。国民も注視しておかねばならないのではあるが、当然それは中々難しい事であるので、そういった時こそ『メディアによる政治監視』、つまりは本領発揮の場が存在する

二階氏の様なのは当然だが、もし万が一、防衛省の様な安全保障の最重要職を担う高村氏が怪しい方向に誘引される様な事があったらその時には、

「ちょっと大臣!加藤や河野みたいになっちゃいますよ!」

と、引きずってでもお帰り願う様にお願い致したい。




さて、
当然の様にタイミングとして「最も覚悟のいる、キツいポスト」とした農林水産相。
有能かつ頑丈、更には多少の事ではヘコタレナイ精神が必要、としたが、起用は遠藤武彦氏(山崎派)との事。初入閣。
「最後まで残った所(ポスト)を割り振られた。農水だけはイヤじゃった〜」といった様な事を言いながら悔やんでいたのを見た時には、正直笑ってしまった。やっぱり嫌がって誰も寄り付かなかったのだ。とすると、やはり少々寂しくもある。
 以前から指摘してきた様な、包括的な意味でのアリ地獄状態である同ポストは、トランプで言えばババであり、貧乏くじなのではあるが、「俺(私)が何とかしてやる!」と誰かが乗り込んで来たならばシビレたのにな、、。がともかく、なんだかんだ言いながらもそのアリ地獄をこの遠藤氏は引き受けたのだ。これは勇気のいる事だ。
ちなみに、残念ながら私はこの遠藤氏がどういう人か全く知らない。
確か時事通信によると、『豪放磊落』な人柄。だそうだ。
であるならば、人事ポイントの色彩としては合致している。

例えば、先の様な発言が笑って済まされる様な、
例えば、『豪快で無骨な「塩爺」』の様な人であれば良いのだが

遠藤大臣には、本当に頑張って頂きたい。



そして、
あ、なるほどその手もあったか。
というのが、鳩山邦夫(津島派)の法務相、舛添要一(無派閥)の厚生相起用。
鳩山さんを忘れてしまっていたのは誠に申し訳ない事をしたか。氏ならば安心感もある。また、民主党幹事長の実兄・鳩山由紀夫との兼ね合いもあるのでそのパイプが幾分でも有効に機能すれば法案の擦り合わせも少しはやり易くなるかも知れない。
 舛添さんについては、「次の伊吹文明はこの人か」というくらいに気位が高いのが気になるのだが、政策には明るい事だろうし、やはり選挙でも常に巨大票を得る程に国民に支持されているのだからそれでいいのだろう。氏は、

真価の見せ所

である。それも、「厚生省だからお受けした」と言い放つ程の自信も覗かせているのであるから、
その気合いをもって農水、防衛省と共にズタボロ状態の厚生省を、社保庁、更に年金事業改革にまで進めて、その辣腕を振るって欲しいものだ。もし、万が一にでも大臣関係者の方が見ておられたならば、先述した拙い案も一度参考までに見て下さい。ものの5分もあれば読めます。


後は、もう決定事項の様でもあった麻生太郎氏(麻生派会長)の幹事長。
鉄板であった中山恭子氏(無派閥)の補佐官留任。渡辺喜美氏(無派閥)の行革・金融相兼務留任。
町村信孝氏(町村派会長)の外務大臣起用。

町村さんの所が少し頼りないのだが、、この辺りも良い人事だと思う。

その他注目されたのが、元岩手県知事の増田寛也氏(民間登用)の総務相。
参院選大敗北に対する反省点、「改革の影の部分」の改善に取り組む姿勢として、評価の高い氏を起用し地方と都市など所謂格差問題にあたらせる、といった世論に応える形との評価がされている様だ。しかしながら、経済財政相として(胡散臭い)竹中路線を引き継ぐ竹中の弟子、太田弘子氏(民間登用)が留任というのは、どうもチグハグには映る。



8/27日の安倍改造内閣。
この様に、気になった所をだいたいに取り上げてみた。


その上で、冒頭に記した通り、

この人事はかなり評価に値するものだと思う。
党内や世論など色々な声にも配慮苦慮しながら、それでも何とか安倍カラーも出し、政策実現も望める布陣。


これなら何とか持つかも知れない。
いや、持ちこたえて欲しい。

また政局なんて御免だ。

だいたい、衆院選なんか今やって何になる。

民主党がウマウマと議席を伸ばすのみであり、
万が一にでも政権があちらに移ったとしたらその時、

プロセス(過程)を厭わずにリザルト(結果)を求めた小沢氏が、
『本来の目的』の為に一時的に捨てた(?)ものを取り戻し、元の姿に立ち戻るかどうかの保証など何も無い。

それくらい、今の彼は分からない。

中には、元々そういったのが彼の姿なのだ、とまで言い切る人達も少なく無い。

何とも残念な事だ

最悪、小沢は我々をも完全に騙くらかしながら、実はその底にはしっかりと「真っ当」がしまわれていた。
と、その様であって欲しいものだが。


取り敢えず、安倍首相。
外遊に人事に、お疲れ様です。が、ここからが本番。
気を抜かずに、





















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と、

気付けばいつの間にか安倍さんの応援をしているな、、私は

元々現状の不健全な野党体制を見れば自民保守体制を支持せざるを得ないとはしたが、それだって是々非々だ。事によっては苦虫を噛み潰す様な思いで見ている事もある
だがそれを抜きにしても、どうも私には逆風に置かれていたり圧倒的な不利に立たされ滅ぼされんとするものを守りたい、とか思ってしまう面倒臭い性質もあるのかも知れない。であるから、関ヶ原や大坂の陣、といった歴史に惹かれるのかも知れない。

真田幸村や直江兼続の様な男になれたらいいなと、

憧れているのかな…(笑

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