イキナリで何ですが、、
米国帝国主義、その覇権力を過大評価するキライも世論には在ろうが、しかし最早その影響力も低下の一途を辿っていると私には思える。ましてや一枚岩でも当然ない。その覇権的野望を継続具現化しようとやっきになる者も居ようし、それを嫌う者も居ようし、真っ当な人物が居れば、ロクでもない人物が居り、その入り乱れた中で、それぞれの任務を遂行、モノによればそれが工作と呼べる類いの部署もある訳だ。かと言って、翻ればヒル国務次官補の様な、三宅先生お馴染みの愉快な表現を借りるなら「ぽんつく」もいる。
そういう事なのだろうと思う。
その中で、諸々の事象が紡がれる。
結論を冒頭に投げかけて表題通り、
安倍おろしの風は、「太平洋の向こう側から吹いている」。
私にはそう感じられる。
大戦後、一人勝ちを謳歌した米国も様々な失敗からその覇権を取りこぼしズリ落ちて行くのを感じ焦っているのだ。
安倍首相が、「米国も当然大切」としながらもEUとの連携を重視した政策を進めて来たのも、恐らく快くは思っていなかったハズだ。パワーバランスもさながら、以前にも触れた様に、実は火の車である米国経済のその収益性を何とか上昇、もしくは保持する為にも、経済のメインストリーム及び世界筆頭通貨の座をもユーロに持って行かれるのも防ぎたいからだ。あの時書いた様に、その様なパワーバランスの変化を恐らくはその安倍首相も感じ取っていたのだろうから、その政策がある。
閣僚、麻生氏や久間氏辺りからもその様な発言が出る。
そもそも米国のやり口など常に傲慢で小ズルいものが実に多いのであるから、その程度の批判など本来「取るに足らない」程度のものであろうに、我慢が出来なかったのだ。それは、焦っているからだ。
収益性の一面でも、(WTOそっちのけのFTA/EPA合戦もさながらに)世界各国へ迫る様に、また我が国の農水の場でも迫る。しかし割と頑強に、中々首を縦に振らないその担当部署、及び大臣が誰だったのだろう。聞けば、何だかんだ言っても仕事は出来る人だったという、しかし元々叩けばタンとホコリの出そうな、彼である。そして、その部署とは当然、農林水産省だ。他もそうだろうが、特にBSEで相当に干上がっている米国牛肉・畜産業界の「おい、いい加減売って来い」という突き上げは米国政権及び与党に強烈なプレッシャーを与えているのは想像に難くない。その与党とは、イラク諸々の失策で支持率を極めて下落させており、次大統領選も危うい共和党であり、畜産界とはその巨大な支持母体である。
断続的にスキャンダルの漏れる農水省。
自殺に追い込まれる程に追い詰められた、厚顔だった大臣。
後任の絆創膏も何だかんだと、ボロボロボロボロ出されて袋叩きだ。
元々評判の芳しくはない、舌禍で追いやられた先の防衛相久間。
何故、「原爆はしょうがなかった」と言わねばならなかった。長崎県人が。
そこまで性根の腐った人物だったのか。
そうではなかろう。ソ連がどうだとか、だからなんだだとか、そんなものはお為ごかしであり、言説の本質は「米国への取り繕い」だ。
その要因は先の発言やこの筆者の論全体にある。無論、正しければの話だが。
これら閣僚の舌禍系、そして社保庁は論外としても省庁のスキャンダル。これらの断続的時間外ゴミ出しが、
何故こんなにも矢継ぎ早に、何故こんな、
参院選を目と鼻の先に控えたこの時期に吹き出たのか。
民主党?
もしくは、社民や共産?
それともその他の反日勢力の仕業?
北朝鮮?
違う。
彼らだけにここまでやれる力は無い。
(全くは違わない、確かにその一面は確実にあろう)
だから言う。
『安倍降ろしの風は太平洋の向こう側から吹いている』
米国帝国主義、その覇権力を過大評価するキライも世論には在ろうが、しかし最早その影響力も低下の一途を辿っていると私には思える。ましてや一枚岩でも当然ない。その覇権的野望を継続具現化しようとやっきになる者も居ようし、それを嫌う者も居ようし、真っ当な人物が居れば、ロクでもない人物が居り、その入り乱れた中で、それぞれの任務を遂行、モノによればそれが工作と呼べる類いの部署もある訳だ。かと言って、翻ればヒル国務次官補の様な、三宅先生お馴染みの愉快な表現を借りるなら「ぽんつく」もいる。
そういう事なのだろうと思う。
その中で、諸々の事象が紡がれる。
結論を冒頭に投げかけて表題通り、
安倍おろしの風は、「太平洋の向こう側から吹いている」。
私にはそう感じられる。
大戦後、一人勝ちを謳歌した米国も様々な失敗からその覇権を取りこぼしズリ落ちて行くのを感じ焦っているのだ。
安倍首相が、「米国も当然大切」としながらもEUとの連携を重視した政策を進めて来たのも、恐らく快くは思っていなかったハズだ。パワーバランスもさながら、以前にも触れた様に、実は火の車である米国経済のその収益性を何とか上昇、もしくは保持する為にも、経済のメインストリーム及び世界筆頭通貨の座をもユーロに持って行かれるのも防ぎたいからだ。あの時書いた様に、その様なパワーバランスの変化を恐らくはその安倍首相も感じ取っていたのだろうから、その政策がある。
閣僚、麻生氏や久間氏辺りからもその様な発言が出る。
そもそも米国のやり口など常に傲慢で小ズルいものが実に多いのであるから、その程度の批判など本来「取るに足らない」程度のものであろうに、我慢が出来なかったのだ。それは、焦っているからだ。
収益性の一面でも、(WTOそっちのけのFTA/EPA合戦もさながらに)世界各国へ迫る様に、また我が国の農水の場でも迫る。しかし割と頑強に、中々首を縦に振らないその担当部署、及び大臣が誰だったのだろう。聞けば、何だかんだ言っても仕事は出来る人だったという、しかし元々叩けばタンとホコリの出そうな、彼である。そして、その部署とは当然、農林水産省だ。他もそうだろうが、特にBSEで相当に干上がっている米国牛肉・畜産業界の「おい、いい加減売って来い」という突き上げは米国政権及び与党に強烈なプレッシャーを与えているのは想像に難くない。その与党とは、イラク諸々の失策で支持率を極めて下落させており、次大統領選も危うい共和党であり、畜産界とはその巨大な支持母体である。
断続的にスキャンダルの漏れる農水省。
自殺に追い込まれる程に追い詰められた、厚顔だった大臣。
後任の絆創膏も何だかんだと、ボロボロボロボロ出されて袋叩きだ。
元々評判の芳しくはない、舌禍で追いやられた先の防衛相久間。
何故、「原爆はしょうがなかった」と言わねばならなかった。長崎県人が。
そこまで性根の腐った人物だったのか。
そうではなかろう。ソ連がどうだとか、だからなんだだとか、そんなものはお為ごかしであり、言説の本質は「米国への取り繕い」だ。
その要因は先の発言やこの筆者の論全体にある。無論、正しければの話だが。
これら閣僚の舌禍系、そして社保庁は論外としても省庁のスキャンダル。これらの断続的時間外ゴミ出しが、
何故こんなにも矢継ぎ早に、何故こんな、
参院選を目と鼻の先に控えたこの時期に吹き出たのか。
民主党?
もしくは、社民や共産?
それともその他の反日勢力の仕業?
北朝鮮?
違う。
彼らだけにここまでやれる力は無い。
(全くは違わない、確かにその一面は確実にあろう)
だから言う。
『安倍降ろしの風は太平洋の向こう側から吹いている』
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