<突入>
言わずと知れたロックフェラー・ファミリー。Standard Oil社(Founded in 1863)を起こした John D. Rockefeller が創業者。
各ファミリー企業から財団、大学、施設、これまで触れて来た世界的な会議・評議会等あらゆるものに多く創設から支援、主導、関与する。ニューヨークのロックフェラーセンター等が特に有名。現当主 David Rockefeller や、
その兄で元米副大統領の Nelson A. Rockefeller(共和党/Richard M. Nixon 辞任に伴い大統領に就任したGerald Ford 政権時に指名された。)、これも兄で元アーカンソー州知事 Winthrop A. Rockefeller(共和党)。
彼等の甥にあたる John D. Rockefeller 4世(米上院議員。民主党/現在ファミリーの中で唯一の現職政治家であり、同家に珍しく民主党員。ロックフェラー家は代々共和党支持ファミリーである。)等がよく知られる。
ファミリーの企業から関連団体、個人を含めたその総資産は、unknown アンノウンであるとの事。ファミリーによるファミリー個人(非企業・団体と思われる)合算の見積もりでは、50〜100億ドルと言われる。対して、インディペンデントの研究者達の合算見積もりでは11兆ドルとの説もある。11兆ドル。
色々な関連団体があるが例えば、 Rockefeller University . Rockefeller Foundation . Rockefeller Brothers Fund . Museum of Modern Art . Rockefeller Museum Israel(in Jerusalem)
ファミリー以外にも関連する人物はこれまで眺めた様に実に多く、ほぼ一門という存在にも Henry Kissinger、Paul Volcker、Peter G. Peterson、John C. Whitehead、C. Fred Bergsten、Richard Parsons、等々多々多々多々居る。今まで散々出て来た辺りなのでリンクなどはもうかなり端折る。CFR、Bilderberg、Trilateral Commission(三極委員会)や、当の名前を左のブログ内検索に入れて検索を掛けてみて貰ってもいい。
Chase Manhattan、現 JP Morganと特に関係が深いが、CitiGroup、Goldman、Morgan Stanley を始めこれまで見て来た様にそれ以外も山ほどコネクションというか関係が深い事が分かる。無論、6 supermajorや保険業界、メディア関連から何からである。色々並べてみた Foundation や Institution で、どれも相当絡み合っているからであるが、その中の肝いり研究所の一つ、Peterson Institurion を前述では委員まで見なかったが、ここに確認して置こう。
Peterson Institute for International Economics:
Washington D.C. にあるシンクタンク。これもグローバルエコノミー。
German Marshall Fund からの申し出で、ロックフェラーの C. Fred Bergsten により1981年に設立され、後に会長に任命されたPeter G. Peterson によって彼の名前の冠(カンムリ)が付いて改名された。Peterson は元CFR会長。その他役員が、
Peter George Peterson :当研究所会長。元CFR会長。元米商務省長官、元 Lehman Brothers Chairman & CEO、元ニューヨーク連銀会長(2000〜2004)、Blackstone Group 会長シニア。ロックフェラー・ファミリーの日本における団体・会の代理人を務め、Museum of Modern Art でも代理人を務めるという。前ロックフェラー・センター・プロパティー社取締役。Peterson Institute for International Economics
George David:当研究所副会長。現シティ取締役、BP取締役。前 United Technologies Corp. CEO。2007年にこのUTC退任時の報酬が6500万ドル。
C. Fred Bergsten:元CFR。元米財務省長官補佐。国家安全保障諮問会でキッシンジャーのアシスタントも務めた。
元 Peterson Institute for International Economics 役員、元 Brooking Institution 研究員シニア。
Richard Parsons:現 Time Warner 取締役会長。現シティ取締役。アフリカ系アメリカ人で共和党員との事。ネルソン・ロックフェラーのスタッフを務め、ネルソンがフォード政権副大統領に任命されるとこれに従いフォード直下で務めた。Museum of Modern Art の取締役でもある。選対チームで務めたNY市長 Michael Bloomberg やNY州知事 Eliot Spitzerとも関係が深いと思われる。(※このエリオット・スピッツァーは元司法省長官で、例のAIGの巨額粉飾事件について眺めていた時に出て来た当局長官。つまり、逆に言えば今回同様まずあの時にも、恐らく伏魔殿構造から逃がしたのがこの人物となる。)
Lawrence Summers:元米財務長官。元世銀総裁、ハーバード大学長
Paul O'Neil:同元米財務長官。元Alcoa CEO。
Paul O'Reilly:現 Chevron Taxaco 会長。
Edward W. Scotto:元米運輸省長官補佐。その他シンクタンク関連。
James W. Owens:現 Caterpillar Inc. Chairman & CEO。
Emesto Zedillo:元メキシコ大統領。現 Procter & Gamble 、Coca-cola、Alcoa 取締役、Global Development Network、Electronic Date Systems取締役。
Harold McGraw 3世:米経団連会長(Business Roundtable)、McGraw-Hill Company CEO。
Nobuyuki Idei:前Sony会長。 現GM取締役、百度取締役、Nestle取締役。
Chen Yuan:チャイナ開発銀行委員長
Lee Kuan Yew:シンガポールのリー・クアン・ユー。
Leszek Balcerowictz:元ポーランド中央銀行総裁
Renato Ruggiero:元イタリア外相、元WTO重役。シティでも関与している模様。ビルダーバーグ
Mario Monti:Bocconi University of Milan(in Italy)学長、2005年に設立されたベルギー・ブリュッセルのシンクタンク、Bruegel の会長。ビルダーバーグ
Jean-Claude Trichet:欧州中央銀行総裁。元フランス官僚、元フランス中央銀行総裁。ビルダーバーグ・メンバー
Mohamed A. EI-Erian:PIMCO のCEO。PIMCO入社まではソロモンスミスの重役。
PIMCOは世界有数の投資会社で今はAllianzの所有(in Germany)。2007年からグリーンスパンが特別顧問に就任している。
Maurice R. Greenberg:何度も出て来たAIG、その元CEO。三極、ビルダーバーグ、CFR。
Jacob A. Frenkel:AIG取締役副会長。前イスラエル中央銀行総裁。元IMF重役。
Stanley Fischer:イスラエル中央銀行総裁。元世銀重役、元IMF重役。元シティ取締役副会長。バーナンキのアドバイザーも務めた。
Laura Tyson:元CFR役員。クリントン政権下で大統領経済諮問委員会長。元モルスタ役員。Estman Kodak 重役。オバマの経済顧問。
Marina Von Neumann Whitman:学者、教授。元CFR役員。
Timothy F. Geither:ニューヨーク連銀総裁現職。CFR役員。元IMF重役。日本語とチャイニーズを勉強し話せるようで、またアフリカ、インド、タイ、チャイナ、そして日本にも住んでいた事がある。キッシンジャーのチーム、またルービン、サマーズの元、財務省で務めた事もある。
Jessica Einhorn:元CFR役員。Paul Wolfowitzの後継国防長官代理。Time Warner 取締役、元世銀マネージングディレクター。Johns Hopkins University の SAISでも務める。
Carla A. Hills:CFR会長、三極委員会、ビルダーバーグ。元住宅開発省長官、米通商代表/US Trade Representative。AIG取締役、Time Warner取締役、Chevron Tacxaco取締役。
Paul Volcker:ボルカー。
David Rockefeller:ロックフェラーファミリー当主。
Rockefeller Foundation:Founded in 1913 , based in NY
ロックフェラーファミリーの財団。John D. Rockefeller によって設立された。
昨今で、例えば例のバークシャー・ハサウェイ会長ウォーレン・バフェットのビルゲイツ財団への巨額寄贈等の様に、寄贈額などでランクこそ下落してはいるが、それにしてもこういったNGO財団についてのポイントでもあり、依然、そのロックフェラーのファミリー企業ツリーから財団からすれば大きな影響力を持っている。それもこれまで見て来た物事、事象を見れば明らかだ。
Judith Rodin:現 Rockefeller Foundation President(2005〜現在)、シティ取締役、AMR Corp.(American Airlinesの親会社)取締役、Comcast Corp.(ケーブルTV、ネットプロバイダー業等)取締役。前ペンシルバニア大学学長。ロックフェラー財団所長になるその前の年、ペンシルバニア大学長報酬が年約100万ドル。これは米国内でも最も高収入。また、Brooking Institution 理事でもある。
言わずと知れたロックフェラー・ファミリー。Standard Oil社(Founded in 1863)を起こした John D. Rockefeller が創業者。
各ファミリー企業から財団、大学、施設、これまで触れて来た世界的な会議・評議会等あらゆるものに多く創設から支援、主導、関与する。ニューヨークのロックフェラーセンター等が特に有名。現当主 David Rockefeller や、
その兄で元米副大統領の Nelson A. Rockefeller(共和党/Richard M. Nixon 辞任に伴い大統領に就任したGerald Ford 政権時に指名された。)、これも兄で元アーカンソー州知事 Winthrop A. Rockefeller(共和党)。
彼等の甥にあたる John D. Rockefeller 4世(米上院議員。民主党/現在ファミリーの中で唯一の現職政治家であり、同家に珍しく民主党員。ロックフェラー家は代々共和党支持ファミリーである。)等がよく知られる。
ファミリーの企業から関連団体、個人を含めたその総資産は、unknown アンノウンであるとの事。ファミリーによるファミリー個人(非企業・団体と思われる)合算の見積もりでは、50〜100億ドルと言われる。対して、インディペンデントの研究者達の合算見積もりでは11兆ドルとの説もある。11兆ドル。
色々な関連団体があるが例えば、 Rockefeller University . Rockefeller Foundation . Rockefeller Brothers Fund . Museum of Modern Art . Rockefeller Museum Israel(in Jerusalem)
ファミリー以外にも関連する人物はこれまで眺めた様に実に多く、ほぼ一門という存在にも Henry Kissinger、Paul Volcker、Peter G. Peterson、John C. Whitehead、C. Fred Bergsten、Richard Parsons、等々多々多々多々居る。今まで散々出て来た辺りなのでリンクなどはもうかなり端折る。CFR、Bilderberg、Trilateral Commission(三極委員会)や、当の名前を左のブログ内検索に入れて検索を掛けてみて貰ってもいい。
Chase Manhattan、現 JP Morganと特に関係が深いが、CitiGroup、Goldman、Morgan Stanley を始めこれまで見て来た様にそれ以外も山ほどコネクションというか関係が深い事が分かる。無論、6 supermajorや保険業界、メディア関連から何からである。色々並べてみた Foundation や Institution で、どれも相当絡み合っているからであるが、その中の肝いり研究所の一つ、Peterson Institurion を前述では委員まで見なかったが、ここに確認して置こう。
Peterson Institute for International Economics:
Washington D.C. にあるシンクタンク。これもグローバルエコノミー。
German Marshall Fund からの申し出で、ロックフェラーの C. Fred Bergsten により1981年に設立され、後に会長に任命されたPeter G. Peterson によって彼の名前の冠(カンムリ)が付いて改名された。Peterson は元CFR会長。その他役員が、
Peter George Peterson :当研究所会長。元CFR会長。元米商務省長官、元 Lehman Brothers Chairman & CEO、元ニューヨーク連銀会長(2000〜2004)、Blackstone Group 会長シニア。ロックフェラー・ファミリーの日本における団体・会の代理人を務め、Museum of Modern Art でも代理人を務めるという。前ロックフェラー・センター・プロパティー社取締役。Peterson Institute for International Economics
George David:当研究所副会長。現シティ取締役、BP取締役。前 United Technologies Corp. CEO。2007年にこのUTC退任時の報酬が6500万ドル。
C. Fred Bergsten:元CFR。元米財務省長官補佐。国家安全保障諮問会でキッシンジャーのアシスタントも務めた。
元 Peterson Institute for International Economics 役員、元 Brooking Institution 研究員シニア。
Richard Parsons:現 Time Warner 取締役会長。現シティ取締役。アフリカ系アメリカ人で共和党員との事。ネルソン・ロックフェラーのスタッフを務め、ネルソンがフォード政権副大統領に任命されるとこれに従いフォード直下で務めた。Museum of Modern Art の取締役でもある。選対チームで務めたNY市長 Michael Bloomberg やNY州知事 Eliot Spitzerとも関係が深いと思われる。(※このエリオット・スピッツァーは元司法省長官で、例のAIGの巨額粉飾事件について眺めていた時に出て来た当局長官。つまり、逆に言えば今回同様まずあの時にも、恐らく伏魔殿構造から逃がしたのがこの人物となる。)
Lawrence Summers:元米財務長官。元世銀総裁、ハーバード大学長
Paul O'Neil:同元米財務長官。元Alcoa CEO。
Paul O'Reilly:現 Chevron Taxaco 会長。
Edward W. Scotto:元米運輸省長官補佐。その他シンクタンク関連。
James W. Owens:現 Caterpillar Inc. Chairman & CEO。
Emesto Zedillo:元メキシコ大統領。現 Procter & Gamble 、Coca-cola、Alcoa 取締役、Global Development Network、Electronic Date Systems取締役。
Harold McGraw 3世:米経団連会長(Business Roundtable)、McGraw-Hill Company CEO。
Nobuyuki Idei:前Sony会長。 現GM取締役、百度取締役、Nestle取締役。
Chen Yuan:チャイナ開発銀行委員長
Lee Kuan Yew:シンガポールのリー・クアン・ユー。
Leszek Balcerowictz:元ポーランド中央銀行総裁
Renato Ruggiero:元イタリア外相、元WTO重役。シティでも関与している模様。ビルダーバーグ
Mario Monti:Bocconi University of Milan(in Italy)学長、2005年に設立されたベルギー・ブリュッセルのシンクタンク、Bruegel の会長。ビルダーバーグ
Jean-Claude Trichet:欧州中央銀行総裁。元フランス官僚、元フランス中央銀行総裁。ビルダーバーグ・メンバー
Mohamed A. EI-Erian:PIMCO のCEO。PIMCO入社まではソロモンスミスの重役。
PIMCOは世界有数の投資会社で今はAllianzの所有(in Germany)。2007年からグリーンスパンが特別顧問に就任している。
Maurice R. Greenberg:何度も出て来たAIG、その元CEO。三極、ビルダーバーグ、CFR。
Jacob A. Frenkel:AIG取締役副会長。前イスラエル中央銀行総裁。元IMF重役。
Stanley Fischer:イスラエル中央銀行総裁。元世銀重役、元IMF重役。元シティ取締役副会長。バーナンキのアドバイザーも務めた。
Laura Tyson:元CFR役員。クリントン政権下で大統領経済諮問委員会長。元モルスタ役員。Estman Kodak 重役。オバマの経済顧問。
Marina Von Neumann Whitman:学者、教授。元CFR役員。
Timothy F. Geither:ニューヨーク連銀総裁現職。CFR役員。元IMF重役。日本語とチャイニーズを勉強し話せるようで、またアフリカ、インド、タイ、チャイナ、そして日本にも住んでいた事がある。キッシンジャーのチーム、またルービン、サマーズの元、財務省で務めた事もある。
Jessica Einhorn:元CFR役員。Paul Wolfowitzの後継国防長官代理。Time Warner 取締役、元世銀マネージングディレクター。Johns Hopkins University の SAISでも務める。
Carla A. Hills:CFR会長、三極委員会、ビルダーバーグ。元住宅開発省長官、米通商代表/US Trade Representative。AIG取締役、Time Warner取締役、Chevron Tacxaco取締役。
Paul Volcker:ボルカー。
David Rockefeller:ロックフェラーファミリー当主。
Rockefeller Foundation:Founded in 1913 , based in NY
ロックフェラーファミリーの財団。John D. Rockefeller によって設立された。
昨今で、例えば例のバークシャー・ハサウェイ会長ウォーレン・バフェットのビルゲイツ財団への巨額寄贈等の様に、寄贈額などでランクこそ下落してはいるが、それにしてもこういったNGO財団についてのポイントでもあり、依然、そのロックフェラーのファミリー企業ツリーから財団からすれば大きな影響力を持っている。それもこれまで見て来た物事、事象を見れば明らかだ。
Judith Rodin:現 Rockefeller Foundation President(2005〜現在)、シティ取締役、AMR Corp.(American Airlinesの親会社)取締役、Comcast Corp.(ケーブルTV、ネットプロバイダー業等)取締役。前ペンシルバニア大学学長。ロックフェラー財団所長になるその前の年、ペンシルバニア大学長報酬が年約100万ドル。これは米国内でも最も高収入。また、Brooking Institution 理事でもある。
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