『タイムトラベル』
<東京スター銀行/Lone Star Funds>
東京スター銀行:
1999年に破綻した東京相和銀行が、財産処理により米投資ファンド・ローンスター(Lone Star Funds/1995年設立)が設立した東京スター銀行に営業譲渡。2001年より営業。その後複数の信組や中部銀の支店を追加買収して範囲を広げている。
傘下に消費者金融アエル。これは2003年に買収したもので、2005年にアエルとナイスをアエルで一本化統合したものである様だ。
2005年、東京国税局は、東京スター銀行(ローンスター)が旧東京相和銀行から引き継いだ債権処理についての申告漏れ(約190億円)があるとして、同行に追徴課税を行なったが、同行はこれを不服として2008年1月東京地裁で訴訟を起していた。何故か、「誤認があった」として追徴課税額約80億円が返還されているという。随分胡散臭い話だ。
また同2008年3月、東京国税局はそのローンスターが旧東京相和銀行の不良債権処理により得た利益をタックスヘブンに飛ばし、課税逃れをしているとして140億円の申告漏れを指摘(※不良債権を譲り受けたローンスターが、債権回収により得た利益を、アイルランドの会社を経由しバミューダ諸島登記の傘下ファンドに移していた。)。当局の督促にローンスターは応じず、更には飛ばしているので「財産差し押さえ」も出来ない事態となっている。ローンスター側は、まだ屁理屈を捏ねてウダウダ言い逃れている様だ。やっている事はこれまで述べて来ている詐欺経済一連である。
東京スター銀行CEOは、L・タッド・バッジ《L. Todd Budge》。
米国出身、世界展開している Bain & Company(consultant company / in Boston, US)日本法人入社、後、シティバンク。後にGEキャピタルに転職し、後年GEキャピタル日本のCEO。2002年に東京スター銀行CEO就任。
当初、米国でもカルト視されているモルモン教布教の為に来日したそうだ。
消費者金融アエル。サラ金、上記の通りで、現在は経営難につき民事再生法申請中??おいおい、サラ金は再生する話じゃねえぞと。
Chairman & President がウィルフレッド・ワイ・ホリエ《Wilfred Y. Horie》。
どうも日系米国人の様だ。2005年から日興アセットの取締役。また、その年まで韓国第一銀行(Korea First Bank)のCEO & President を努めていたらしい。他のキャリアでは、現Citiのグループ企業で培ったとの事。SEC関連にも関わっていた様だ。
ローンスター《Lone Star Funds》:Founded in 1995 in Dallas, Texas
やっぱりバイアウト。米国内以外のオフィスが、London, Tokyo, Seoul, Taipei, Dublin, Brussels, Luxembourg, and Frankfurt。現在ではドイツで活発に動き回っている模様。この経緯を見ても、これまでのと同系統の怪しげなバイアウトである事は分かろうか。米地方自治体や年金基金からの資金拠出もあると聞く。
ここもまた同じ様にインベストメントファンドがLone Star Fund 2、各3、4、5 、Lone Star Opportunity Fund、Brazos Fund だとか各種多様にある。上記通り、バミューダ登記のものも多く存在する。総資産約130億ドル。
Short Grayken
Short は2300万ドルで、スコットランド(Sutherland, Scotland)のこの城を買ったらしい。
また、2008年にはUK Premier League サッカーチーム「Sunderland A.F.C. 」の筆頭株主に。
買収に絡む同アイリッシュ系のビジネスクラブとも関係がある様で、ショートもアイリッシュであるそうだ。
買収案件(目に入ったもの等):
2001年東京スター銀行
2002年米 Shoney's Restaurants(米レストラン・チェーン/2007年売抜け)。日本の Solare Hotels & Resorts(売り抜け済み or予定)。
2003年韓国外換銀行(Korea Exchange Bank/2006年から売り抜けに際し揉め現在係争中との事)。消費者金融アエル、ナイスを買収。
2004年Bruno's Supermarkets(Royal Ahold // オランダ系インターナショナル・メジャースーパー)。BI-LO(Supermarket chain / South Carolina, US)。
2005年Allgemeine Hypothekenbank Rheinboden AG(独)
2006年Lone Star Steakhouse、B-Line,LLC
2007年Del Frisco's Restaurant Group。Kukdong Engineering & Construction。Accredited Home Lenders Holdings。
2008年バンカメ(Bank of America)に買収されたメリルリンチからCDOを買取る。額面の22%、約310億ドルを67億ドルで。また、CIT Group からも同じ様に、額面44億ドルのものを15億ドルで負債買収。IKB(IKB Deutche Industriebank AG/ドイツの銀行で経営難だった。規模は500億ユーロ程度)を買収。
と、この様にここも相当あちこちでガツガツBuy-outをやっている様だ。
また、
目黒雅叙園《めぐろがじょえん》などもバイアウトしているという。買収は2002年の模様。
売抜け先がワタナベウェディングという企業で、名前の通りウェディングプランニング系統の会社の模様だが、役員や株主を見てみると、日興シティや三菱系という事になっている。その他ワタナベ同社以外で最も多いシェアホールドが、日本マスタートラスト信託銀行。基本的に三菱UFJ子会社と見て良い(株式保有50%弱)。そのマスタートラストの母体は、これもまた改名や統廃合で何度か名前が変わっているが、チェース・マンハッタン信託銀行。1985年に Chase Manhattan(現 JP Morgan Chase)が東京に設立したものだ。またお前らかと
目黒雅叙園やメルパルクは現在ここの株式100%子会社。
この目黒雅叙園は、太宰治の小説『佳日』にも登場するという絢爛な木造建築を有するもので、登録有形文化財にもなっている。「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルはここであるそうだ。併設されていた「目黒雅叙園美術館」はその2002年で閉鎖され、
多くの作品群は散逸して所在も不明との事。
くそったれ
歴史あり、情感溢れる様なそんな存在くらい
そっとしておけんのか
そんな一連の詐欺経済で、
文化までが廃(すた)れかねない
尚、また手前味噌チックで申し訳ないが、
神戸北野のサッスーン邸も、この目黒雅叙園グループである。
北野界隈はこれも大変好んでよく散策したもので、このサッスーン邸も勿論知っている。雅叙園グループだったとはちっとも知らなかったが。
もしかしたら、後に少しだが出て来るサッスーン家などとも関係があるのかも知れない。だから何だというものだが、いや、だとしたら少し影のある話であるのかも知れない。取り敢えず、緑豊かで綺麗な庭が印象的な洋館である。勿論、結婚式会場として有名。
(※後日少し見てみると、やはりこのサッスーン邸はSassoon家の一族と関係がある、というか、その末裔である貿易商David Sassoonが住んでいた邸宅である様だ。Sassoon家はイラクやシリア方面出身の、ロンドンのユダヤ系ファミリーで、彼はシリア出身であるという。既述通り、神戸で貿易商を営んだ。)
三菱UFJに法的措置も=ATM提携解消で/スター銀行
東京スター銀行のタッド・バッジ頭取は24日、他行カードで引き出しても手数料無料が売りの現金自動預払機(ATM)に関し、三菱東京UFJ銀行が提携解消を決めたことについて記者会見した。同頭取は「顧客の利便性を損ない、法的妥当性も欠く」と述べ、このまま解消に至る場合、三菱東京UFJに対し、法的措置などの対応を検討する考えを示した。(2008/09/24-17:54)
東京スター銀、個人情報紛失/口座番号など約2万人分
東京スター銀行は7日、大阪支店に口座を持つ顧客1万9775人分の個人情報が記された書類を紛失したと発表した。氏名や口座番号のほか、今年2月分の普通預金とカードローンの取引明細が記されていた。被害報告はないという。(2008/10/07-12:20)
で、
東京スター/ローンスターに戻ると、
今年2008年2月、国内ファンドのアドバンテッジ・パートナーズが東京スター銀行のTOB買収、全株取得実施を発表。
同年6月、ローンスターがこれを受けたため成立し、東京スター銀行はアドバンテッジ・パードナーズの子会社となった様だ。
アドバンテッジがどういう会社かは良く知らないが、上記記事だとかその他諸々の様な「負の遺産」(苦笑)も抱え、
それでもまあ、、一先ず安心出来るというものなのだろうか。
本当に、金の亡者とは、疲れる連中だ…(溜め息)
《当然だが続く。意趣返しがあるので、ここのこの最後の部分は次へ。》
<東京スター銀行/Lone Star Funds>
東京スター銀行:
1999年に破綻した東京相和銀行が、財産処理により米投資ファンド・ローンスター(Lone Star Funds/1995年設立)が設立した東京スター銀行に営業譲渡。2001年より営業。その後複数の信組や中部銀の支店を追加買収して範囲を広げている。
傘下に消費者金融アエル。これは2003年に買収したもので、2005年にアエルとナイスをアエルで一本化統合したものである様だ。
2005年、東京国税局は、東京スター銀行(ローンスター)が旧東京相和銀行から引き継いだ債権処理についての申告漏れ(約190億円)があるとして、同行に追徴課税を行なったが、同行はこれを不服として2008年1月東京地裁で訴訟を起していた。何故か、「誤認があった」として追徴課税額約80億円が返還されているという。随分胡散臭い話だ。
また同2008年3月、東京国税局はそのローンスターが旧東京相和銀行の不良債権処理により得た利益をタックスヘブンに飛ばし、課税逃れをしているとして140億円の申告漏れを指摘(※不良債権を譲り受けたローンスターが、債権回収により得た利益を、アイルランドの会社を経由しバミューダ諸島登記の傘下ファンドに移していた。)。当局の督促にローンスターは応じず、更には飛ばしているので「財産差し押さえ」も出来ない事態となっている。ローンスター側は、まだ屁理屈を捏ねてウダウダ言い逃れている様だ。やっている事はこれまで述べて来ている詐欺経済一連である。
東京スター銀行CEOは、L・タッド・バッジ《L. Todd Budge》。
米国出身、世界展開している Bain & Company(consultant company / in Boston, US)日本法人入社、後、シティバンク。後にGEキャピタルに転職し、後年GEキャピタル日本のCEO。2002年に東京スター銀行CEO就任。
当初、米国でもカルト視されているモルモン教布教の為に来日したそうだ。
消費者金融アエル。サラ金、上記の通りで、現在は経営難につき民事再生法申請中??おいおい、サラ金は再生する話じゃねえぞと。
Chairman & President がウィルフレッド・ワイ・ホリエ《Wilfred Y. Horie》。
どうも日系米国人の様だ。2005年から日興アセットの取締役。また、その年まで韓国第一銀行(Korea First Bank)のCEO & President を努めていたらしい。他のキャリアでは、現Citiのグループ企業で培ったとの事。SEC関連にも関わっていた様だ。
ローンスター《Lone Star Funds》:Founded in 1995 in Dallas, Texas
やっぱりバイアウト。米国内以外のオフィスが、London, Tokyo, Seoul, Taipei, Dublin, Brussels, Luxembourg, and Frankfurt。現在ではドイツで活発に動き回っている模様。この経緯を見ても、これまでのと同系統の怪しげなバイアウトである事は分かろうか。米地方自治体や年金基金からの資金拠出もあると聞く。
ここもまた同じ様にインベストメントファンドがLone Star Fund 2、各3、4、5 、Lone Star Opportunity Fund、Brazos Fund だとか各種多様にある。上記通り、バミューダ登記のものも多く存在する。総資産約130億ドル。
Short Grayken
John Grayken:Co-Fouder & 会長
Ellis Short:Co-Founder & 副会長
Ellis Short:Co-Founder & 副会長
Short は2300万ドルで、スコットランド(Sutherland, Scotland)のこの城を買ったらしい。
また、2008年にはUK Premier League サッカーチーム「Sunderland A.F.C. 」の筆頭株主に。
買収に絡む同アイリッシュ系のビジネスクラブとも関係がある様で、ショートもアイリッシュであるそうだ。
買収案件(目に入ったもの等):
2001年東京スター銀行
2002年米 Shoney's Restaurants(米レストラン・チェーン/2007年売抜け)。日本の Solare Hotels & Resorts(売り抜け済み or予定)。
2003年韓国外換銀行(Korea Exchange Bank/2006年から売り抜けに際し揉め現在係争中との事)。消費者金融アエル、ナイスを買収。
2004年Bruno's Supermarkets(Royal Ahold // オランダ系インターナショナル・メジャースーパー)。BI-LO(Supermarket chain / South Carolina, US)。
2005年Allgemeine Hypothekenbank Rheinboden AG(独)
2006年Lone Star Steakhouse、B-Line,LLC
2007年Del Frisco's Restaurant Group。Kukdong Engineering & Construction。Accredited Home Lenders Holdings。
2008年バンカメ(Bank of America)に買収されたメリルリンチからCDOを買取る。額面の22%、約310億ドルを67億ドルで。また、CIT Group からも同じ様に、額面44億ドルのものを15億ドルで負債買収。IKB(IKB Deutche Industriebank AG/ドイツの銀行で経営難だった。規模は500億ユーロ程度)を買収。
と、この様にここも相当あちこちでガツガツBuy-outをやっている様だ。
また、
目黒雅叙園《めぐろがじょえん》などもバイアウトしているという。買収は2002年の模様。
売抜け先がワタナベウェディングという企業で、名前の通りウェディングプランニング系統の会社の模様だが、役員や株主を見てみると、日興シティや三菱系という事になっている。その他ワタナベ同社以外で最も多いシェアホールドが、日本マスタートラスト信託銀行。基本的に三菱UFJ子会社と見て良い(株式保有50%弱)。そのマスタートラストの母体は、これもまた改名や統廃合で何度か名前が変わっているが、チェース・マンハッタン信託銀行。1985年に Chase Manhattan(現 JP Morgan Chase)が東京に設立したものだ。またお前らかと
目黒雅叙園やメルパルクは現在ここの株式100%子会社。
この目黒雅叙園は、太宰治の小説『佳日』にも登場するという絢爛な木造建築を有するもので、登録有形文化財にもなっている。「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルはここであるそうだ。併設されていた「目黒雅叙園美術館」はその2002年で閉鎖され、
多くの作品群は散逸して所在も不明との事。
くそったれ
歴史あり、情感溢れる様なそんな存在くらい
そっとしておけんのか
そんな一連の詐欺経済で、
文化までが廃(すた)れかねない
尚、また手前味噌チックで申し訳ないが、
神戸北野のサッスーン邸も、この目黒雅叙園グループである。
北野界隈はこれも大変好んでよく散策したもので、このサッスーン邸も勿論知っている。雅叙園グループだったとはちっとも知らなかったが。
もしかしたら、後に少しだが出て来るサッスーン家などとも関係があるのかも知れない。だから何だというものだが、いや、だとしたら少し影のある話であるのかも知れない。取り敢えず、緑豊かで綺麗な庭が印象的な洋館である。勿論、結婚式会場として有名。
(※後日少し見てみると、やはりこのサッスーン邸はSassoon家の一族と関係がある、というか、その末裔である貿易商David Sassoonが住んでいた邸宅である様だ。Sassoon家はイラクやシリア方面出身の、ロンドンのユダヤ系ファミリーで、彼はシリア出身であるという。既述通り、神戸で貿易商を営んだ。)
三菱UFJに法的措置も=ATM提携解消で/スター銀行
東京スター銀行のタッド・バッジ頭取は24日、他行カードで引き出しても手数料無料が売りの現金自動預払機(ATM)に関し、三菱東京UFJ銀行が提携解消を決めたことについて記者会見した。同頭取は「顧客の利便性を損ない、法的妥当性も欠く」と述べ、このまま解消に至る場合、三菱東京UFJに対し、法的措置などの対応を検討する考えを示した。(2008/09/24-17:54)
東京スター銀、個人情報紛失/口座番号など約2万人分
東京スター銀行は7日、大阪支店に口座を持つ顧客1万9775人分の個人情報が記された書類を紛失したと発表した。氏名や口座番号のほか、今年2月分の普通預金とカードローンの取引明細が記されていた。被害報告はないという。(2008/10/07-12:20)
で、
東京スター/ローンスターに戻ると、
今年2008年2月、国内ファンドのアドバンテッジ・パートナーズが東京スター銀行のTOB買収、全株取得実施を発表。
同年6月、ローンスターがこれを受けたため成立し、東京スター銀行はアドバンテッジ・パードナーズの子会社となった様だ。
アドバンテッジがどういう会社かは良く知らないが、上記記事だとかその他諸々の様な「負の遺産」(苦笑)も抱え、
それでもまあ、、一先ず安心出来るというものなのだろうか。
本当に、金の亡者とは、疲れる連中だ…(溜め息)
《当然だが続く。意趣返しがあるので、ここのこの最後の部分は次へ。》
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