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書き綴っていたもの、某所にて公開していた随筆を(幾らか整理して)新たに開設公開。こちらの方は時事や政治、歴史や文化カルチャー等の話が多くなっております。(気分一新大規模改築。ほぼ整ってきたかな。ただ、過去原稿移植は進まず…)全エントリ一覧はまだ設置されていないので、ご不便をお掛けしますがカレンダー及び時系列アーカイブ等から飛んで頂くようお願い致します。製作は大変だねぇ…
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( ※お知らせ )     乗り越えるべきものがある                その向こうにきっと                 光と希望が降り注ぐ未来がある。                    そんな未来に、貴方は生きたくないか                            都合上まだ色々と文も粗く未校訂のものもありまずが、後にまた、割と直ぐに、追々…(笑)、整えていく事とします。早く載せておきたいと思うのでね。御了承の上、ご覧下さい。         順次行う事としたものも一部、数稿飛ばして仮掲載。             所で、カテゴリー・アーカイブは、現在私が参照や確認網羅する為の大変自分本位のものとなっており、本来あれもこれもかなり絡み合っています。これも御了承を。   //    問答          //               Pick up! 安倍おろしの風は、太平洋の向こう側から吹いている(上) Pick up!                 新規書き下ろしに併せ、過去の原稿も随時追加 !!        マジで無精が祟り、過去もの追加は進まず…(苦笑)                      都合上、大変緩慢な更新になりますが、ご承知の上、       ごゆっくりとお楽しみ下さい。                    I'm sorry,,,this blog is written almost in only Japanese.       
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まず一言。

パパ・ブッシュとビルは仲がいい(笑)



papa bush/Bill 




<Citigroup を中心に色々と…>


 シティ前々CEOが、ジョン・S・リードにサンディ・ウェイル、前CEOが、チャールズ・O・プリンス。現シティCEOはヴィクラム・パンディット。この人物は元モルガンスタンレー幹部。

Vikram Pandit        Charles Prince
Pandit             Prince

ヴィクラム・パンディット《Vikram Pandit》:
現シティグループCEO。元モルガンスタンレー社長 兼 COO、元NASDAQ取締役(2000〜2003)。コロンビア大学、コロンビアビジネススクール、インディアンスクール・オブ・ビジネス等の役員も務めているそうだ。インドはムンバイの方の出身。

チャールズ・プリンス《Charles O. Prince》:
前シティCEO。この人物はトラベラーズ、シティという流れの様だ。シティグループCOOからCEOへ。2003年10月就任、2007年11月辞任。
元 Johnson & Johnson 取締役。彼も数校の理事を務めている。BRT役員、CFR



 プリンス後任CEOにはまたあのルービン(06年報酬1500万ドル)なども取り沙汰されていたらしいが、結果はパンディットとなった。まあそれはそうだろうというもので、そのルービン等が怪しげに関与してきた問題が噴き出てもいるのだ。当然、伏魔殿詐欺経済の共犯者である。
Rubin & Reed & Weill
Reed           Weill       Rubin 

プリンス辞任の声明は、
「信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連の損失で業績に大きな打撃を与えたことを受け、CEOとしての責任を果たすために辞任を選んだ」

また、
そのプリンス辞任時、同シティグループの声明としてグループ損失は7-9月決算での計上22億ドルを遥かに上回り、最大110億ドルに上る可能性があると発表。当然、概ねサブ・プライム関連の混成デリバティブに時価を付けられない状態でのお手盛りアナウンスである。ワコビアですらが3000億ドル抱えているというのに。デリバティブ保有、他の金融機関への出資、債券、証券何れもがどこも焦げ付いてきているのである。無論、シティに限らず。

であるのに、
またM&AにこのシティやJPモルガンにバンカメなどは走り回っているのである。まあ、ワコビア、ウェルズファーゴ等もあれだし、それよりもゴールドマン、モルスタ、AIG、GE、GM、フォード、クライスラーにメロンに地銀に、どいつもこいつも「エラい事になったから政府、金出せ」とタカリまくっている。政府財政、FRBは連中の財布だとでも思っているのだろうか。いや、そうなんだ。全く呆れたものだというか、とんでもない状態であるのに、当の米国民は大半分かっていないのだろうか、選挙に夢中

まあそう述べたし、選挙もそれは盛り上がれば良かろうが、やはりそんな所にポイントは無いのだ。その深部のコアをどうにかせねば、恐らく何も変わらない。

"the changes" will never come, if we wouldn't do this

でなければ、
ただチェンジと叫ぶマリオネットになってしまうだけだ。
そのオバマも、ブッシュやビル、歴代と同じ様に。コイズミもサルコジもブレアもブラウンもメルケルもベルルもプーチンも、別にチェンジと叫ばないがチャイナや他のアジア、東欧、どこも大体。





だから今、ずっとそこに向かっている。


まあ、既に何度か見えているのだが。

サブリミナルの様に。







戻って、

そのシティだが、
サブ・プライムショックの巨額損失が表面化した去年、その同時期に全従業員の5%17000人の雇用削減実施。

同年11月にUAEのアブダビ投資庁(ADIA)から75億ドルの融資を受けると発表。

財務状況はかなり良くない様子で、サブ・プライムに関するCDO関連モノについては、メリルリンチやUBS等よりも遥かに多い額を抱えているとも言われる。この間のOECDの統計は、あれは対ファンド貸付額。

それにしても、各社一体どれくらい保有しているのだろう。

と思っていたら、
つい最近のニュースではシティも、このサブ・プライム関連損失が遂に約690億ドルにまで膨らんだと流れていた。大体700億ドルである。7兆円程度。凄まじい規模だ。

ただ、

それでもシティの資産規模は2兆ドル超からあるので、
損切りを地力で行おうと思えば全然やれるのだ。引当金に、資産売却を行っていけば。
近い規模のJPモルガンにバンカメにしたって同じ。同じく特に無茶苦茶な経営を続けて来ているゴールドマン、モルスタ、AIGにしたって上記の辺り諸々は、資産売却、引当金・準備金、業務・財務体質改善等地力でやるべき所をほとんどやらずに税金をアテにし、いや彼等の財布の様にFRBや財務省を使っている。それどころか他所の国の金まで。それが、日欧UK、チャイナ、他アジア(特に香港・韓国・台湾・シンガポール)、産油国、ロシア、ブラジルその他諸々各所で買い支えている米財務省債券/地方債等の公債。これはあくまでも各国中銀の数字。例えば欧州の巨大銀、UBSやクレディスイス、UKやドイツ、フランス、ベネルクス、イタリー等の市中銀行がどれくらい持っているかというのも興味深いものだ。あと、チャイナもね。


 恐らく彼等が作り上げた詐欺経済のそういったデリバティブ価値というのは、綿アメみたいなもので、そんな生易しいものじゃない。口の中に入れればあっという間に溶けてしまう。まだまだ全然出ていないのだ。というより故に出せないので、連中はずっと他所の国に言い続けていた時価会計・評価をストップするという様な得手勝手をまた表明する。



 やるべき損切りをやって、無茶苦茶をやっていた破綻企業は破綻処理、再生法等に行くべきで、税金投入している様なのは本当にどうしても潰せない所だけに絞るべきである。何れにあっても経営責任を取らせ、そのパス回し一環の尋常ならざる巨額報酬などというものは冗談じゃないというものだ。何でそんな詐欺経営をしていた経営者達が、ものによれば僅か1ヶ月やそこら机に座ってゴルフに行っていただけで、何千万ドルもガメてトンズラする事が許されるのか。そもそもその伏魔殿構造のやってきている悪辣さは、これまでつくづく述べて来ている様に半端なものでない(これ、つまりある別の意味で本当にご褒美の側面もあるのである)。そんな中で、AIGの幹部など、現在公的管理下にあり850億ドル+追加投入約380億ドルという巨額の資金拠出を得ているというのに、まだ豪遊浪費にふけっている。頭オカシイんじゃないだろうか

その一方で、ウォール街のNY司法当局、
アンドリュー・クオモ州検事局長が遂に、「宴は終りだ」と宣言し、AIGの支出内容調査(2007〜08現在)や放蕩計画、ボーナス凍結を命じたそうだ。何とAIG側は社員ボーナス6億ドルに、前々CEOサリバンの退職金に1900万ドルも出すつもりだったそうだ。これも僅か3ヶ月在任の前CEOウィルムスタッド(元シティCOO)等もどうなっていたのだろうというものだ。ここも前から述べる様に、経営破綻から(何度も)救われた状態、そして現状管理下でも債務償還の目処を立てなければならない財務状況なのだから資産売却はやらせるべきで、前述の様な状態だからこの様な環境にあってまだ社の金(税金)を使って豪遊にふけり、新CEOリディの「資産売却もしたくない」等と寝惚けた発言が出るのだ。

所で、その日本国内のAIGものはこれも国内企業が必ず取り戻すべし
もううんざりする。その伏魔殿構造の汚げなやり口と恥知らずさ、悪辣さには。

何度も言うが、そんなに日本が好きだったら一遍ケジメ付けて真っ当に再建してから友人として来い。もう詐欺師や犯罪者はこれ以上要らんし、そんなものはどんどん摘発していかねばならない。本当に世の中を良くする為には








戻って、

先日シティがワコビア買収に入ったが、破談になりワコビアはウェルズファーゴが買収と発表。これに反発している模様。泥仕合か!?
というのは、前回のお話。これはウェルズとワコビアが合併する模様。
同グループの日本展開については、


シティの日本国内展開:

シティバンク銀行
日興シティホールディングス
(日興コーディアル証券、日興シティグループ証券、日興シティ信託銀行)
CFJ(消費者金融)
(ディック、ユニマットレディス<女性専用消費者金融>、アイクがディックに統合)

シティカードジャパン。
シティリース。
シティグループ・プリンシパル・インベストメンツ・ジャパン。
シティグループ・サービス・ジャパン


2007年10月から、
シティは、同グループ子会社のシティグループ・ジャパン・ホールディングス(同2007年1月設立)を通じて日興コーディアルを三角合併
68%保有していた日興コーディアルの全株を取得して完全子会社化。

ほらきた三角合併、という事だ。

同年5月辺りの懸念(断定)で、
こんなもん(三角合併)はそのインチキ経済の道具であり駄目だとしていた話。

ヘッジファンド、ハゲタカ、買い漁り系の対策には、当然の事としてむしろ規制強化が必要なのである。大体その三角合併だって欧州は規制している。ドイツなど欧州でもそういった市場席巻がより顕著で深刻である故に、規制の声は非常に高いとも聞く。
まあ、そんなものは当然だろう。濫用的買収など、どう屁理屈を付けてみてもそんなものは迷惑でしかない。

市場原理主義、グローバルと連呼する連中が、如何にその規制緩和、規制緩和とまた言いたがったかが分かろうものだ。その先は、伏魔殿による詐欺経済とマーケット独占・モノポライズ


シティの日本内展開についてだが、
そのグループであるのに何故か消費者金融部門についてだけは上記通り「CFJ」としている
シティグループ消費者金融会社では都合が悪いんだろうか。

悪いんだろう。

傘下にその消費者金融ディック、ユニマットレディス、そしてアイクが買収されてディックに組み込まれている。
2007年には顧客個人情報数万件を、ジャパンデータバンクとの契約で禁止されている他社譲渡を行なっていた事が発覚。
ディック

中でも特に胸くそ悪いのがユニマットレディスで、
女性が消費者金融に入り辛いから女性専用、だと。

消費者金融自体がもうアカンのじゃ

サブ・プライムとか消費者金融とか、貧者転がしはもういい加減にしろ
もう書くのが面倒臭くなってくる。阿呆臭くて



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