本稿は【民族問題 × 歴史 × 精神疾患】の後に続く一連のもの。何項目か飛ばしている状態/※注:この項目における出来事、事象、また執筆は更新日時現在のものではありません。お取違えなされませぬよう詳細は右に。<07/12/8〜12/14辺り>
【注意点】
そこで、先に(インチキと)触れた気を付けるべきポイントが更に、ワントラップある。
まあ、全て焦げ付いて国債のデフォルト(「もう払えませんから、無かったという事で…」という、国家単位の自己破産みたいなもの)の様な真似をやられても目も当てられないが、その前に、ワントラップある。更にそれにおけるポイントは、ドル建て。ドルを世界経済の基軸通貨という状態に保持する事に躍起になる理由もある。
つまりそれは、為替を大幅なドル安に仕向ける事だ。
これでもって、米国の外債(対外債務<借金>)は一気に目減りする。
ピンとこないかもしれないので、私も似た様なものなので、明快に理解し易い様に書いてみよう。
ここ、味噌である。嫌がらないで是非見て欲しい。
例えば、
AさんはJさんからお金を借りている。
ただ、2者が日常に使用する通貨が違うので、その通貨自体のお互いの価値は、それぞれの総体的状況によって日々変わるものである(為替変動相場)。
ここである。
では、AさんはJさんからお金を借りる時、何を基準にお金を借りるのか。
例えばだが、「金(きん)に替えて、金十貫、金何グラム」だとかいった絶対的な基準があれば良いが(金だって相場なのだが、、まあそこは突っ込まないで)、そうもいかないのでお互いの通貨のどちらかで、何時いつに幾ら幾ら借りました、とこう証文を取る。
ここで違いが出て来るのである。
10000¥を貸しているのと、100$貸しているのとでは、額が時によって変わってくるのだ。
まず、1ドルは100セント。そうすると、1ドル(100セント)=100円がほぼ対等であると考えて良いか。
現在はややドルが高く、1ドル(100セント)=113円だとかその周辺だが、それだと分かり辛いし、例であるので最初は1$=100¥とする。
ここで、これが固定相場だったならば、1$が100¥だろうが115¥だろうが別に何の支障もない(他に支障があるから固定ではない)。だが、変動相場であるから話がややこしくなってくる。また、ある種のトリックが存在し得るのである。
さて、では行こう。
『1$=100¥』 である。
円基準で、10000(一万)¥貸した。/ドル基準で、100$貸した。
(或いはAがJに借りたと捉えてもどっちでもいい。この場合はJがAに貸したという視点でいく)
10000¥=100$/100$=10000¥
この時点ではこれは「1$=100¥」であるので全く同義。
しかし、
円高ドル安が進んで、或いは取り決めて進めて、
『1$=50¥』 となった。
するとこうなる。
10000¥=200$/100$=5000¥
(数学的に代数でも置いた方が正しい説明になるのだろうが、この方が解りやすいと思うのでこれで。)
何と言う事だろう。
貸していた(借りていた)お金が、どちらのお金基準で貸し借りしていたかによって、為替が動くと180°真逆の効果を持つのである。
もうお分かりだろうが、
1$=100¥→1$=50¥ の場合
円基準10000円で貸していたら、200$を貸している事になり。
ドル基準100ドルで貸していたら、5000¥を貸している事になる。
そう。例えば、
「10000円貸した」と思っていたら、「ドルで、100$借りでいい?」というので、「うん」なんて言っていたら、
「ちょっと借金とかで事情悪いからさ、1$=50¥にしてよ」などというので、「ふ〜ん」と言っていたら、
「はい、こないだの借金、ありがとう!」と5000円が手元に帰って来たのである。
ほとんど詐欺みたいな話だ。
まあ、為替は連動するから相対的なドル安となって米国からすれば借金が目減りする反面、資産も目減りするという事でもあるが。
ただ消費浪費で借金塗れだったら得る事の方が大きい訳であり、例えば会社が倒産前提に融資を掻き集めて、浪費だとか資産を名義変更するなどしてこれを移動、隠蔽を計った上で意図的に破産するのは、これは犯罪でないのか、という事である。地検特捜部に突撃して欲しい様な話だ。
しかしながらそんな事をもし本当にやった時、米国とは本当にプレゼンスも無くし多くを失った、単なる2流3流国家に成り下がっているだろうが。そんな事を押し進めようと画策する様なのがいるとしたら、それは米国の友人でなく敵ではないのかなあ。とも、まあ思ったりもする訳でもある。
さて、この部分が大分長くなったのであるが、少し戻って頂いて、
財政だとか収支の辺りをもう一度見て欲しい。米国の自転車操業、サメ・マグロ泳ぎの辺りである。
赤字、赤字を埋める為に国債を発行して、その借金を返す為にまた借金を刷る…、、
はて、、何処かで聞いた様なフレーズ、、、
と思われた方もいるのでないだろうか(消費者金融で借金してパチンコして返そうとかいうど阿呆な話でなく)。
そう、「日本の借金」というやつである。
上記の様に、まあアメリカはアメリカでもう相当無茶苦茶な話であるが、日本もあまり他所の事ばっかり言っていられないのだ。
では、日本の方について、いこう。
【注意点】
そこで、先に(インチキと)触れた気を付けるべきポイントが更に、ワントラップある。
まあ、全て焦げ付いて国債のデフォルト(「もう払えませんから、無かったという事で…」という、国家単位の自己破産みたいなもの)の様な真似をやられても目も当てられないが、その前に、ワントラップある。更にそれにおけるポイントは、ドル建て。ドルを世界経済の基軸通貨という状態に保持する事に躍起になる理由もある。
つまりそれは、為替を大幅なドル安に仕向ける事だ。
これでもって、米国の外債(対外債務<借金>)は一気に目減りする。
ピンとこないかもしれないので、私も似た様なものなので、明快に理解し易い様に書いてみよう。
ここ、味噌である。嫌がらないで是非見て欲しい。
例えば、
AさんはJさんからお金を借りている。
ただ、2者が日常に使用する通貨が違うので、その通貨自体のお互いの価値は、それぞれの総体的状況によって日々変わるものである(為替変動相場)。
ここである。
では、AさんはJさんからお金を借りる時、何を基準にお金を借りるのか。
例えばだが、「金(きん)に替えて、金十貫、金何グラム」だとかいった絶対的な基準があれば良いが(金だって相場なのだが、、まあそこは突っ込まないで)、そうもいかないのでお互いの通貨のどちらかで、何時いつに幾ら幾ら借りました、とこう証文を取る。
ここで違いが出て来るのである。
10000¥を貸しているのと、100$貸しているのとでは、額が時によって変わってくるのだ。
まず、1ドルは100セント。そうすると、1ドル(100セント)=100円がほぼ対等であると考えて良いか。
現在はややドルが高く、1ドル(100セント)=113円だとかその周辺だが、それだと分かり辛いし、例であるので最初は1$=100¥とする。
ここで、これが固定相場だったならば、1$が100¥だろうが115¥だろうが別に何の支障もない(他に支障があるから固定ではない)。だが、変動相場であるから話がややこしくなってくる。また、ある種のトリックが存在し得るのである。
さて、では行こう。
『1$=100¥』 である。
円基準で、10000(一万)¥貸した。/ドル基準で、100$貸した。
(或いはAがJに借りたと捉えてもどっちでもいい。この場合はJがAに貸したという視点でいく)
10000¥=100$/100$=10000¥
この時点ではこれは「1$=100¥」であるので全く同義。
しかし、
円高ドル安が進んで、或いは取り決めて進めて、
『1$=50¥』 となった。
するとこうなる。
10000¥=200$/100$=5000¥
(数学的に代数でも置いた方が正しい説明になるのだろうが、この方が解りやすいと思うのでこれで。)
何と言う事だろう。
貸していた(借りていた)お金が、どちらのお金基準で貸し借りしていたかによって、為替が動くと180°真逆の効果を持つのである。
もうお分かりだろうが、
1$=100¥→1$=50¥ の場合
円基準10000円で貸していたら、200$を貸している事になり。
ドル基準100ドルで貸していたら、5000¥を貸している事になる。
そう。例えば、
「10000円貸した」と思っていたら、「ドルで、100$借りでいい?」というので、「うん」なんて言っていたら、
「ちょっと借金とかで事情悪いからさ、1$=50¥にしてよ」などというので、「ふ〜ん」と言っていたら、
「はい、こないだの借金、ありがとう!」と5000円が手元に帰って来たのである。
ほとんど詐欺みたいな話だ。
まあ、為替は連動するから相対的なドル安となって米国からすれば借金が目減りする反面、資産も目減りするという事でもあるが。
ただ消費浪費で借金塗れだったら得る事の方が大きい訳であり、例えば会社が倒産前提に融資を掻き集めて、浪費だとか資産を名義変更するなどしてこれを移動、隠蔽を計った上で意図的に破産するのは、これは犯罪でないのか、という事である。地検特捜部に突撃して欲しい様な話だ。
しかしながらそんな事をもし本当にやった時、米国とは本当にプレゼンスも無くし多くを失った、単なる2流3流国家に成り下がっているだろうが。そんな事を押し進めようと画策する様なのがいるとしたら、それは米国の友人でなく敵ではないのかなあ。とも、まあ思ったりもする訳でもある。
さて、この部分が大分長くなったのであるが、少し戻って頂いて、
財政だとか収支の辺りをもう一度見て欲しい。米国の自転車操業、サメ・マグロ泳ぎの辺りである。
赤字、赤字を埋める為に国債を発行して、その借金を返す為にまた借金を刷る…、、
はて、、何処かで聞いた様なフレーズ、、、
と思われた方もいるのでないだろうか(消費者金融で借金してパチンコして返そうとかいうど阿呆な話でなく)。
そう、「日本の借金」というやつである。
上記の様に、まあアメリカはアメリカでもう相当無茶苦茶な話であるが、日本もあまり他所の事ばっかり言っていられないのだ。
では、日本の方について、いこう。
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