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書き綴っていたもの、某所にて公開していた随筆を(幾らか整理して)新たに開設公開。こちらの方は時事や政治、歴史や文化カルチャー等の話が多くなっております。(気分一新大規模改築。ほぼ整ってきたかな。ただ、過去原稿移植は進まず…)全エントリ一覧はまだ設置されていないので、ご不便をお掛けしますがカレンダー及び時系列アーカイブ等から飛んで頂くようお願い致します。製作は大変だねぇ…
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 少し前の話しだが、李登輝氏が5月の30日から来日、そして6月の9日、台湾へ帰国された。

「これまでの最高でした。」

最高の来日だった、と深く感謝して述べられてもいた様だ。

本当に良かった。


 一応、念のために説明を付しておくが、李登輝氏とは、台湾の前総統。
台湾の政治体制を先軍独裁政治から民主化へと、その国民党内部から変革して平和裏に導いた英雄である。色々と問題あるなか、それでも氏は「私は22まで日本人だった」と何はばかる事無く口にし、また己の精神的土台が武士道、そして道徳、日本の教育にあり、それを誇りに思っていると言われている。確かにその質実剛健さは武士、侍の様だ。

 立場上、あまり奔放には言えない事もあり、色々気も使っておられるが、言うべき事ははっきり言われる。冷静に振る舞われているので愛日、と言われる方々の様な溢れんばかりの愛情が表に滲み出る事はあまりないが、それでも常々、台湾、そして日本の事をも案じて下さっているのは良く分かる。有難い事だ



 今回、李氏はずっと切望していた松尾芭蕉の「奥の細道」を自分の足で歩く旅を曾文恵夫人と始められた。

深川に 芭蕉を慕ひ来 夏の夢

とは、長年の想いを遂げる第一歩を踏み出した李さんの一句。

 また、後藤新平の生誕150周年を記念し創設された「後藤新平賞」の第一回受賞者として選ばれ、一日に東京は六本木の国際文化会館で授賞式に出席。「一生の栄誉と深く感謝しております」と謝辞を述べたそうだ。

後藤新平とは、八田興一、明石元二郎、新渡戸稲造らと並んで台湾で慕われている明治から昭和にかけての偉人だ。
民政長官として任命された後藤は当時台湾総督の児玉源太郎と共に熱意をもって大きな予算まで獲得し、台湾のインフラや教育普及に尽力した。当時貧しく、伝染病の蔓延していた台湾島からマラリアやペストの様な恐ろしい伝染病が消えたのも、医師でもあった後藤の力が大きい。
不毛と言われた嘉南平野を台湾最大の穀倉地帯に変え、その生涯のほとんどを台湾に捧げた八田。
第七代総督としてそのインフラや司法、教育改革に更に尽力し、「余は死して護国の鬼になり、台民の鎮護たらざるべからず」と、死んでも台湾を護ると言葉を遺し、その通りに台湾の土となった明石。
そして総督府技師として同じく尽力した新渡戸。特に李氏はこの新渡戸稲造を師と仰いでおられる様で、その「武士道(no-blesse o-blige)」については本まで書いている。

このように、
当時の、内地のみならず台湾にも真に献身したこの偉人達とは、日台の絆として実に相応しい。

その御先祖様たちの子孫、後輩がまた李登輝でもあり、その後輩がまた我々なのだ。


 また、李氏は秋田の大学生達に特別講義を行い、「武士道精神」の再評価を呼び掛けている。約400人が聴講したと時事通信の記事にあったが、何と幸運な学生達か。きっといいお話だった事だろう。伝えられている一節に「日本人本来の精神的価値観をいま一度明確に想起してほしい」とある。


 そして、ゴチャゴチャと周りが喧しい事でいつも歪められる靖国神社にも参拝された。
氏の亡兄、李登欽氏は日本名を岩里武則いい、志願して入隊、帝国海軍軍人としてフィリピンのルソン島マニラで戦死され、東京は九段にあるこの靖国神社に英霊として祀られている。

 氏は、常に喧しいチャイナやコリア(韓国。及び北朝鮮)の騒音と、それに同調、または及び腰な日本に配慮して、長く長く望みながらもその想いも果たせていなかった。しかし、もう84ともいうお年。今回の訪日前には「東京に来て、60年以上も会っていない兄に会いに行かないのは、人情としても、弟としても、忍びないことです」と涙ぐむ程に訴えられていたと産経などは伝えている。

そして、今回やっと
兄に会う事が出来たのだ。

本当に良かった

ただ国のため、家族のために辛い時代に戦い、その大切な命を落とされた

靖国で会おう

と言って亡くなられた英霊に、家族が会いに行く事の何が問題なのだ


ましてや神道文化、それどころか寺と神社の違いも分かっていない様な外国がとやかくいうべきものではない。


チャイナや韓国・北朝鮮や、それを焚き付けた日本の反日活動家は、特に深く恥ずべきだ。亡くなられた故人を偲ぶ人の想いを、政治的な利害や利殖で邪魔をするなど、いかに下衆のする事であるかと。

ただ、今回
実務交渉に温を派遣した様に日中関係改善を計りたいチャイナは、報道官が騒ぐ程度に収まった。静かなもんだ。
結局チャイナが付けていたイチャモンなど、所詮はその程度のものなのだ。そもそも気にもしていなかったものを、日本の下衆な活動家に焚き付けられて、「使える」と判断したから、金も労力も一切かからずに日本から何かを引き出せる外交カードとして利用していたに過ぎない

 とはいえ、副次的な悪意の産物を投げつけられているだけとはいえ、李氏に限らず、何らかの立場の人が、自由にお参りする事が出来ない様な状態を放置してきたのは、これは日本の怠慢だろう。李さんは62年間も兄に会いに来る事が出来なかった。これは本当に申し訳ない事だ。政治問題化させてしまっている以上、日本の政治家はこれを解決しておかなければならない。それは、今一度その文化を確認して理解を深め、タカリそのものであるイチャモンはまかり通るものでないと、説明するだけでいい。毅然としていればいい。

恐らく、本当は李さんもそう心の中では思っておられるのではないかと
私は思う。

 チャイナの外務部が不満を言っている事に関して「中国やコリアが歴史、政治問題として取り上げるのは、自国内処理ができていないためだ」、「批判される理由はなく、亡くなった若い人を祀ることは、当たり前のことだ」と少し声を荒げられていたそうだが、せっかくの兄との再会に、そんな汚れた質問をしてあげなくても良いのに

と、少し思ってしまう。

とはいえ、

「家族とともに兄の慰霊に冥福を祈ることができた。一生忘れられない」

と、喜びを言葉にもされている。


とにかく良かった


「これまでの最高でした。日本の皆様の支持のたまものです」
と帰路につき、もう帰ったでしょう李さん

お体に気を付けて
長生きして下さい

そして、

またいつでも日本に来て下さい
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 来たねえ。steal、いやsteel partners(スティール・パートナーズ)。
ブルドック(あのブルドック・ソース)への敵対的TOB(株式公開買い付け)に対する、ブルドックの買収防衛策に文句を言いに。モノ言う株主か?

怪しいよ。とにかくこいつらは怪しい


 現在そのブルドックや天龍製鋸(せいきょ/工業用刃物・ノコギリ類メーカー)や、あのサッポロビールで有名なサッポロホールディングスともゴリゴリやっている様だが、既に売り抜けた明星(チャルメラなどで有名な明星食品。中華三昧は美味かった)が騒がれたのが記憶に新しい。もしかすると、日清(あの日清食品)が明星を買収、という結果だけが記憶に残っている方もおられるかも知れないが、金を吐き出すまで噛み付いて離れなかったのがこのファンドだ。明星株で30数億。その他、ユシロ化学工業で約20、ソトーで約10億程度、売り抜けや増配などで利ザヤを得ているらしい。ちなみにお隣の韓国でもタバコ会社が3000億規模の増配を約束させられ、株価が上がるや売り抜けて200億近く分捕られているという。

 その明星に対してだが、スティールの敵対的TOBに対して日清食品がホワイトナイト(友好的TOB)を申し出て一応の一件落着を見た。だが、スティールのTOBでの応募価格は時価に上積み15%弱というもので、「明らかに低い」と関係者は見ている(相場は30)。これは、「ホワイトナイトやMBO(経営陣買収)を呼び込んで売り抜けようというものに違いない」

その辺りの明星の株主資料も見てみると、2003から2004にかけて一気に保有数を増やしている。上位10位圏外から一挙に筆頭株主。まるで潜水艦かゲリラみたいな奴らだ。(時を同じくして村上も上位に食い込んでいた)


 連中のメシのタネとは、中小規模の比較的図体の大きくない優良企業に忍び寄り、突如張り付いて、増配(配当を増やせ)だのTOBだのと揺さぶって、基本売り抜けてマンマと利ザヤを得る事だ。

汚いねえ


で、常々メディア露出を避けて回るがゆえにこのsteal,,いやスティール・パートナーズは依然、謎だ、と言われている。その、代表が6/12に都内で会見を行ったのだ。

ウォレン・リヒテンシュタイン。
随分大層な貴族みたいな名前だ。ドイツ系か、と思いきや、ユダヤ系らしい
ふーん

ペンシルバニア大卒、元アナリスト。93年にスティール設立



で、この男はだいたいこの様にまあ好き放題言っていた。


ブルドックの対策には反対する。株主の権利を奪うな。平等にしろ
100%取得で子会社化しても経営はしない。現経営陣でいい。第一俺らはそんな暇ないから。
オーナーになるだけだ、いい成績を上げればいい報酬を与える。お前らにもおこぼれくれてやるから騒ぐな

日本を教育をしに来た
経営陣を助けに来た。我々の資源を有効活用して調和してやろう

新株予約権は株主を差別するもので、日本の社会法も許していないと思う
「日経平均も上がっているが、まだまだ世界市場に比べれば割安だ」「日本は一流のコーポレートガバナンスを持ってしかるべき」「買収防衛をやりたいなら株価を上げることだ。日本の事前警告型の買収防衛策は世界の中で最悪。他の国なら違法行為にあたる」
「我々はグリーンメーラー(ハゲタカ)ではない」


確かに、その通りかという事もなくはない。だが、
お前にその様に好き放題言われる筋合いもないし言われたくもない。だいたい、他の国ってどこの事かね?

そして、お前らの様な怪しげな連中に経済にしろ日本を掻き回されたくない。

どうせ、それなりに金になりそうな技術や情報(インテリジェンス)も可能なら吸い上げた上で、何だかんだ理由を付けそこそこに売り抜けて利ザヤを稼ぎ、その金を持ってチャイナなどアジアでまた一稼ぎも二稼ぎもしようとでも企んでいるのだろう。

共産社会主義体制の暗闇を長く歩き、突如として片手に市場経済へ手を出してみたものの、その勢いに体制までグラグラ揺さぶられているチャイナのそれをチョイチョイと操る事など彼らにしてみれば赤子の手をひねる様なものだ。


 株式投資なんてもんはそんなもん、かも知れないが、それを「所詮そんなもん」に成り下げてしまっているのはお前らのような連中だ。だからハゲタカと呼ばれ嫌われる。

毛嫌いされるには大別して、確かに嫌う側の先入観や思い込みが作用している被対象にさして非の無い場合と、一方で多いに嫌われるべくして嫌われる事ばかりしている者達がいる場合がある。自分達が一体どっちよりなのか少しは考えてみたらいい。

だが、そんな一文にもならん様なモノはとうに捨ててしまったんだろう

だったら、私は嫌だと言わせてもらう

いくらスマートを装ってみても「やったもん勝ち」的な腐敗臭がプンプン臭う。


「小市民が、騒いでいろ」と笑うなら笑えばいい

一寸の虫にも五分の魂

それぞれの国や地域にはそれぞれの歴史や風土がある
この国は、そんな「踏み倒し」的なやったもん勝ち思想を善しとする風土ではない

いくら、最近どうもガタがきていると感じられるとはいえ

少なくともその日本を私は愛している

そして誇りを持っている

私だけじゃない

日本にはまだまだ、志を持った、私などよりも遥かに優秀な人物がゴロゴロ居るだろう

あまりナメるんじゃない
 ウチはどないなっとるねん。

とは、我が阪神タイガースの事。
私は現在関東在住という事もある上、時間的な都合上ほとんど試合を見ていないのだが、どうもチーム事情は相当に悪く、現在沈んでいる。こういう時こそかつての阪神タイガース名物、「ワシに監督やらせんかい」的勝手監督・コーチ連によるオーダー組み直しやファームからの引き上げなどと高らかに声を上げたいものだが、いかんせんその時間もあまり取れず、ましてや試合が見れないのが悔しい。本気でやらせてくれるのならば連日でも1軍試合やファームに張り付いて戦力を分析し、偉そうにも愛情を持って檄を飛ばすのがそもそも阪神ファンというもの(違う?)。男・星野仙一の言う事なら黙って聞くかもしれんが(笑)いや、岡田監督がキライという訳では決してない。ノムさんはどうも合わんかったが、、


私は開幕前、移籍などを含めた戦力をサラッとだが見て、今年2007年は中日、阪神、読売が争うだろうと見た。
概観としてはこう(感じた)。

中日は地味だがやはり強い。井端、荒木の様な技術者がおり、ウッズや福留、それに井上や森野、立浪が控えており、更には年棒600万で育成から這い上がって来る「ヤツ(笑)」がいる。投手陣も遜色ない。

ウチ(阪神)も強い。基本あんまり見とらんのであくまで概観なんですが、去年惜しくも竜に及ばなかったのは今岡の故障離脱が強烈なのと、赤星の不調だろう。浜中、鳥谷が随分頑張ってくれてるのが救いか。それでもって今年は今岡が戻って来て、赤星何とか頑張れと、カネとシーツは大丈夫だろうし。浜ちゃん、鳥谷、関本も頑張ってくれるだろう。投手陣が少々厄介で、井川が抜けたのが何といっても大きいが、ただそれも仕方が無い。ポジティブに捉えれば若手にとっちゃチャンスでもある(私としてはいい加減、太陽!とヤキモキするんだが…)。誰か一人でもグッとそれを掴んでくれれば、後は球児率いる必殺仕事人JFKが居る。うん、強い。

で、読売。

ここは、例によってあっちこっちから節操無く有力選手を掻き集めて来るだけでも評判は芳しくない上、勝てないという最悪のダウンスパイラルに陥っている訳だが。。今年も相も変わらずの体質。だ・が、
やはり小笠原の加入は凄まじく大きく感じた。侍は絶対打つ。谷も必ず何とかするだろう。二岡、打つ。阿部、打つ。由伸、打てる。国民的(スンヨプ)、、千葉ロッテ時代が最悪ながらも去年だけは打ってる。疑問符付きながら、打つかも。更には、あの名手小坂やキムタクが控えてる。ここは投手陣が問題。しかしネームバリューの有る顔はゴロゴロいる訳だし、、上手くいけば、、。油断ならんぞと。

で、蓋を開けてみたら、、、

 ウチは何かグダグダじゃないか。だいたい故障が多過ぎる。シーズン中というのは当然何が起きるか分からんもんだが、こうも故障だらけではどうにもならん。ノッケから安藤、福原リタイアとか赤星ヘルニアとか青くなる様な話しで、出たり入ったり。福原イタリア(料理が好き)とかそういう話しにしてくれんかね。最近もまた矢野、ウイリアムス、新外国人のボーグルソンに福原故障離脱と弱り目に祟り目を地で行っている。何か憑いてるんじゃないか。いやいや、余計な事は言わないでおこう。ちゃんとお祓い行って来たんか?いやいや、やめておこう

 ともかくその先発投手陣が燃え上がってJFKまで繋げないという悲しい状況の様子。それどころか、鉄人金本とシーツまで絶不調の有様で有り得ない様な数字を叩き出している。彼らが250とかその辺りをウロウロしているなんて一体どうしたというのだ。ここまで悪要素が重なるとそりゃ勝てん。せめてものの救いが、今岡の復活で、現在も3割も越えているのと、目下大売り出し中の林威助(リン・ウェイツー)が大ブレイク(浜チャン喰われてるぞ、頑張れ。笑)。それとレーザー球児の健在ぶりくらいか。いや、それなりにじっくり試合を見れれば好材料もきっと見つけ出せるんだろうが。何か言ってて悲しくなってくるな、、


で、中日、読売が予想通り来てる。
ちくしょうめ(失礼)

 それにしてもウッズの奴は一体どうなっとるんか。ホントによく打つ。
問題の読売だが、由伸1番ってのがちょっと面白い。いわゆる真弓型だ。デカイのも余裕で打つ1番はちゃんと率もあったら当然怖い。強打者が余ってるGだから為せる業だ。で、名人(谷)。侍(小笠原)。国民的(スンヨプ)、とここが問題なのだがそれはこの後すぐに述べよう。で、女性人気を独り占めしていたが最近ホークスのムネリンこと川崎に奪われてしまった感のある二岡。で、シンゾー、じゃない慎之助へと続いていく。相当強力だ。投手陣まで何か若手が頑張ってしまっているみたいだし。何か食べさせたか。尚成(高橋)まで豹変している(実は面白いので結構好き)。



ああ、そうだ。それで、例の国民的ことスンヨプについてだが、実は同様の問題を読売だけでなく中日まで抱えている。
読売はスンヨプ。中日は李なんやら。例によってまた韓国人だ。
もう、こんな楽しい話に一々鬱陶しい話を混ぜたくもないのだが、また妙な事象が目の前にあるのだから仕方が無い。

 で、その中日の李なんやらとは、一体誰やねん、と思っていたら、あのWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でイチローの発言を曲解して受け取って怒り「俺の方が族譜は上だ」と意味不明の発言をしたとかいう選手だ。それなら何だか聞いた覚えはある。たった今選手情報を参照したところ、イ・ビョンギユというそうだ。ちなみに「韓国のイチロー」と言われていたそうだが、多分冗談だろう。ともかくこの選手、すこぶる評判が悪い。というか最悪の部類か。それはそういったまた反日デフォルトもあるのかも知れないが、中日ファンなど野球ファンにとっての、野球選手として最悪らしいのだ。

 まず、守備の要はセンターラインと言われる様に、非常に重要な外野ポジションであるセンターを自分に守らせろと強要した割に極めて緩慢、いい加減な守備。しかも球を懸命に追い掛けもしないので、結果相手チームの長打を「彼が」製造する。自分は打てないくせに。で、走れない。とこうきている。またパンチの効いたやつだ。誰だって新天地に来てすぐ活躍できる保証などないのだから、とは言えプロなんだからプレイや成績で評価されて当然でもあるし、それでも一所懸命にプレイしていれば上手くいかなくても応援出来るかも知れんが、とドラファンは憤る。打てない、守れない、走れない、やる気無い、の4拍子で一体何をしに名古屋へ来たのかと。

問題はここからだ。

 普通、ベンチはどんな選手だろうとあまりに問題が有ったり不調ならば、スタメン落ちやファーム行きで調整や改善を計ってチーム戦力を整えるのが当たり前だ。なのに彼はどんなにダメであろうと、何故かスタメンで出場し続ける。何でこんな奴の為に井上や英智らが落とされにゃならんのだとファンが憤るのも当然だろう。千葉ロッテ時代に、目の検査の様な数字を誇った国民的とモロにカブる。これらの異様に、(ロッテは企業が企業なだけに余計にだろうが)どこぞの圧力や?またアレか、とこうなって来る。それも多少はあるのかも知れないが、どうもこういう事の様だ。システムは読売も中日も同じ。

国民的(スンちゃんことスンヨプ)とビョン吉(怒れるファン達の命名らしい。李の事)を獲得する事で、韓国にその試合の放映権を売っている(らしい)。だから彼らを出さなきゃならんと、、

要はビジネスだ。完璧にフロントの意向だろう。
こんなもん押し付けられる監督も堪ったもんじゃない。気の毒な事にオレ流も汚されているぞと、落合監督。

 本当に何でこうもあの国が絡むとロクな事が無いのか。
もっとも、これらの件では球団フロントこそが槍玉に挙げられてしかるべきだろう。野球を馬鹿にしているか、ファンを馬鹿にしているのか。まあ、イチローや松井・松坂でメジャーが稼ぐ東京への放映権売りを同じ様にやってみたくなるのは理解できなくもないが、結局それでチームが悪くなっていたら何の話しか分からない。そういう現場にとって意味不明のオプションを初期設定(デフォルト)で抱えるのはチームにとって確実にマイナスになる。戦略戦術の阻害規制にもなるし、有能ならばまだいいがダメなら目も当てられず、更にはその為にベンチに押し込まれる選手を腐らせたり士気を下げる事が請け合いだからだ。

 国民的の時も完全にそうで、プレイもダメ、成績もダメで不良債権化していた彼(や彼は不可欠だろうが劇場型ストッパーコバマサら)を何故か高額で再雇用する為か(初年が240の14本50打点程度、次年が260の30本80打点程度の祖末な成績でそもそもの2億すら高過ぎるのに年棒アップ要求。2億5千万以上要求していたとか。ガメツいにも程がある。お前、広島の選手が〈マリーンズもか〉幾ら貰ってるか聞いて来い。そんな無茶な要求絶対せんわ。正座して話し聞いて来い、と苛ついたものだ。そのプレイやこの成績が前田や緒方や新井より価値あんのかと)、その資金繰りの為にフロントが何と小坂を読売に売ってしまったのだ。フロントのク…いや善悪ともかく千葉ロッテマリーンズがそこまでしてくれているのに、海外球団、要はメジャーを含めた交渉をちらつかせたり、ってお前そもそも株が下がる前でもマイナー契約しかオファー来なかっただろうがと。それでもって読売の「(試合に)出してやるぞ」という誘いにアッサリ乗って読売に鞍替え。自分から要求しておいて「やっぱ巨人」と平気で行ってしまうその軽薄さ。「だったら一体何の為に小坂は売られたのだ」とそうマリーンズファンの怒りがフロントと国民的に向かったのは当然だ。ちなみに当時のマリーンズの韓国人であるコーチも「義理を欠くな」と彼を批判していたそうだ。


 断っておくが、マリーンズファンの初芝や小坂の様な選手に対する愛情や愛着というのは尋常ではない。
他のファンがどうかはそれぞれ聞いてみなければならないだろうが、例えば私が今岡や太陽(早く上がってこい!)、吉野らに持つそれ、多くのファンがそうであろう、ひーやん(檜山)らに対するそれと同質のものなのだろう。今や広島の魂を土壌に虎の顔となった鉄人28号金本や矢野、鳥谷らもその域に達するのだろうか。あ、球児もか。
ちなみに余計な話しだが、確かひーやんと金本はどっち系か知らないが在日コリアンだったと思う。そんな事は本来どうでも良い事なのでもう一々調べもしない。ただ、韓国朝鮮人を差別するな、と常々身勝手なエゴばかり垂れ流す見当違いの韓国朝鮮系の者は彼らをこそ見ればいい。一体だれが差別などしているか。それどころか本気で大人気だ。ファンに愛されている。男・星野仙一に「半ば脅されながら」と笑いながら和田の背番号6を受け継いで「骨折までは大丈夫」と言い放つこの男がウチに来た時は本当に嬉しかったものだ。よくぞ、Gでなくウチに来た(行った)!と、広島のファンにすら応援されていたものだ。

ただ、
先の中日のびょん吉はともかく、国民的は少し変化も見られてきているという話も聞く。
酷い評判のなか拾ってもらって4番にまで据えて貰うなど、若大将(原)の心意気に打たれたのか(残念ながらフロントの意向だろうが)、スンヨプも何か韓国人特有の反日愛国主義という初期設定が解除されたかの様に【ジャイアンツ愛?】に燃えているというのだ。過去は惨憺たるものだが、今、本当にそう変わりつつあるならばそれはそれで頑張ればいいと思うし、それが認められれば本当にファンにも応援されるだろう。そのオマケに、その「国民的」の姿を憧れの眼差しで見ているあの国のファンが気付いてくれれば、スポーツでの友好というのもあるのかも知れない。まあ、分からないが(笑)

 ただ、それにしたって単年計算で7億って、あれくらいの選手に読売はなんちゅう額を払うのか。ウッズですら6億だぞ。6億。ウチの鉄人ですら5億5千、侍ですら4億届かないんだ。それだけあれば一体どれだけ選手が雇えると思っているのか。濱中や鳥谷が10人雇えるんだぞ。読売よ、そんな無駄金どうせ使うなら話題性の有るメジャーの現一線級でも本気でバキバキ獲って来い。そこまでやるなら銀河系ならぬ太陽系軍団として認めてやらなくもない。

さて、

何だったか、、


ああそうだ。何とかウチを立て直すにはという事だが、、、
しかしあまりに故障が多いとどうにもならなくなってくる。

どちらにしてもやはり出来るだけ良いオーダーを作戦に合わせて、現状で組んでいかねばならない。

で、一応野球をやっていた筆者の叩き込まれた基本的なオーダーの捉え方を。

まず、打線の顔、中心というのが1番と4番だ。ここが決まれば後は自然に決まってゆく。

 1番というのは、誰よりも早く相手投手と対峙し打線の中で最も多く打席が回って来る。
このバッターはとにかく打撃センスに長けた、打つのが上手い選手でなければならない。打率の3割越えなど絶対条件と言っても良いと私は考える。当然、選球眼が良くなければならず、も速ければ速い程良い。何を贅沢を、と思うかもしれないが、これらが無ければ出塁率の上昇にも繋がらない。ボールは手を出さないから四球が増える。投手はそれが嫌に決まっている。ストライクを投げねばと、投げれば投げたで甘く入れば打たれる。クサい球はカットする。もうそうなってくると、どこに投げても打たれる気がして来るからピッチャーは堪らない。ましてや足が速ければ内野安打すらある。
あの天才イチローなどが最早その完成型に近い(本人が求道者であるから、近いと言う)のではないか。
 また、85年優勝当時の阪神1番バッター、真弓のタイプ。ハイアベレージに加えてホームランを量産してしまう真弓型だ。これはもう反則と言っていい(笑)ただこれは強打者がゴロゴロいる、というチーム事情により可能であり、つまり3、4、5番などに相応のバッターを置ける場合にのみ有効的と思われる。その強打者の中から、上記の1番に最も近い打者を選べば良い。

 4番。これがコアというか、精神的な面も含めた支柱的役割となる。
1番に準ずる程のアベレージと、当然ホームランなどの長打も求められる。そして何より勝負強い事。チャンスに打てなければ4番の意味は無い。そういった意味だけでなく、精神的な支柱となれればその打線は強い。



そうやってこの二つが決まれば、後は決め易い。

3番というのは、4番と同質のタイプで、ともすれば4番より実質的な力がある、影の実力者であって良い
4番がどちらかといって精神的支柱、打線の顔というものを重視する考えであって良いと思うので、3番はとにかく強打者であれば良いというと語弊があるかな?しかし、そんな感覚だと思う。再びなぞらえるが、85年の阪神打線の4番が掛布であり、3番があの史上最強の助っ人と親しまれたバースだった様に。

5番。これは、1、3、4より打率が幾分落ちても良いから、それよりも長打や勝負強い事を求められる。
ここの打者にとって重要なのは、打点だ。

6番。1チームにそんなにゴロゴロ強打者が中々いようもないので、5番と同質のタイプだがそれより多少は劣ってしまうが中々侮れない、という打者が適している。意外性、というものを持っている打者は、この5番や6番に据えると面白い。例えば、私も好きだった新庄。彼の様な選手が6番に居れば相当おもしろい。現役時代、それは色々な打順を打った新庄だが、筆者の感覚なら完全に6番に適していると常々思っていた。バレンタインもそうだったか記憶が曖昧だが、外国人監督が何故か彼を1番で使いたがっていたりしたのが私には皆目分からなかったものだ(笑)まあ、チーム事情もあったんだろう

2番。これは1番ほどに打てれば文句ないが、ここの役割としては、主に技術。バントやエンドラン、ゴロ打ちや右打ちなど監督の戦術に何でも対応出来る様な器用な選手が適している。

以下、下位打線はお好みで、といった感じだ。


そやって打線が上手く機能すれば、例えば極端な例だがこうなってゆく

1番イチロー、勝負したくない。しかし先頭打者をわざわざ出す訳にもいかない。クサいとこついて打ち取ろうにもそれには手を出して来ない。後に小笠原だのウッズ、金本だの今岡だのが控えているし、四球は避けたい。勝負する。打たれる。
イチローがランナーでいる(イヤだなあ)。と、イチロー盗塁。ランナーセカンド。2番に送られた。1アウトランナー三塁で小笠原、その次ウッズ(とか金本)だよ。1点いかれたな、おい、、てか1点で済むのか?

と、まさに打線の前後が互恵する相乗効果を産む。


 こう言えば、「何だ野球なんて簡単じゃないか」と思われるかもしれないが、そう有力選手がガッチリ集められる訳でもなし、それに守備位置が絡んで来たり、攻撃的布陣でいくのか、機動的布陣でいくのか、はたまたサウスポー対策に右打者を並べてみる、だとか色々とバリエーションはあるのだ。ただ基本、主軸はある程度固定出来た方が良いというのが定説でもある。

どうです、面白いでしょう?

ああ。あまり野球に興味がない人はここまで読んではいないか、、


まあ、いいか。仕方が無い(苦笑)



で、ウチだが。。。

とにかく今岡と林以外ボロボロの貧打線になってしまっているから何とかせねばならないのだが、まず金本とシーツは自力で甦ってくれないとこれはどうにもならん。実力と実績のある選手だからこれは彼らを信じて祈るしかないのだろうが、ここまで調子悪いならば一時的な組み替えはやむを得ないんじゃなかろうか。金本4番をどうしてもイジりたくなければ、林の3番、今岡は5番でシーツが6番(もうやってんのかな?過去のスターティングオーダーがよう分からんもんで)。

 で、1番だ。やっぱり、この数字では鳥谷に1番はまだ荷が重い。250〜280弱のアベレージでは1番はまだ無理だ。赤星が大丈夫なんだったら、やはり1番赤星、2番鳥谷の方がいい。ここまできて、あとは、濱中がなあ…

ところで、濱中はサード守れたよね?違ったか、
もう大して調べず、情報も無いなか楽しく書き殴っている様なもので申し訳ないが、
その辺の可能守備位置だとか色々な情報や戦略を他の方々がどう考えているのかも知りたいものだ。

で、あまりに貧打化しているので交流戦DHという意味でなく濱中を加えてみるのは無理なのだろうか。
関本にもパンチがあるのは分かってはいるが、打撃に関してはやはり濱中の方がやや期待感はある。現状、目の検査なのだが(180とか2割弱)。関本には悪いがここは少し我慢して貰って、濱中をサード、今岡をセカンド。それで、3番、6番、7番を調子と相談して合いそうな所に競わせる。例えばそのまま、3林、6シーツ、7濱中。それで、矢野が故障なのならば小ブレイク感のある狩野も8番に繋げば結構分厚くなった気もする。

1赤星(8)
2鳥谷(6)
3林(9)
4金本(7)
5今岡(4)
6シーツ(3)
7濱中(5)
8狩野(2)

これなら濱中のとこだけだからどうにかならん事もないんじゃなかろうか。確か守れたという記憶もあるし、今岡は元々セカンドだった。ただ、濱中の打撃状態にもよるが、、、

で、投手陣だが
こればっかりは見てみないと特に分からない。
安藤出動未定で、福原、ウィリアムスや先発ローテの新外人も故障離脱っていうんだからこれは相当台所事情は火の車だ。まあもう燃えているんだが。ウィリアムスが抜けてしまったというならば、例えば久保田を先発にまわすというのも余計難しくなる。私が以前チョロッとだが見た限りではあの小嶋という若手が、多少球が高く上ずるのを何とかすれば、中々心臓が強そうで使えると感じたんだが、どうなんだろう。能見は?あと、江草なんかは?中村は?というか、太陽だ!一体いつになったら太陽は登るのか。早く出て来てこの急場を救ってエースの座までさらって見せろ!ずっと期待してるんだ。…いや、その辺が阪神的というか、クスグルんだけど


 ところで、読売の打線。
1由伸はそこそこ打ってるし、谷、小笠原も数字上申し分無いし恐らく活躍しているのだろう。二岡もそこそこで、慎之助はよく打ってる。そこで苦笑するのが、4番初期設定オプションの国民的(スンヨプ)がやっぱりダメな様だ。相乗効果もあったもんじゃない。そもそも4番が流れを止めてどうする。万が一打率の低いクラッチヒッターだったとしても4番にあるまじき成績であるし、恐らくはそうでもなかろう。それについてはそもそも、昔マリーンズファンに聞いた所では紛い無き帳尻バッターであるらしく、チャンスではカラキシ駄目なのだが、大勝大敗中のどうでもよいような場面で打って数字を稼ぐあたり、流石はかつての帳尻戦士である若大将(原)に可愛がられているだけの事はあるのか。だがそのデフォルトエラーを補填するほどに打線自体が調子よかったりもする様なのが困りものか。敵方に余計なアドバイスは不要だが、4番に誰だかがいて、そのすぐ後ろで思い切り振って来る長距離砲が待ってる方が投げる方としては嫌だろう。聞く限りでは、スンヨプは5、6番の方が適している。もしチャンスに弱い、というのがあったとしても確かに一発はある訳だから。7番にまで下げると長打力がある分少し勿体無い気もするし

で、中日の方も、打てないで下位打線に落ちていくもののスタメンからは決して漏れない、更にはザルの守備ではさぞかし現場も扱いに困っている事だろう。

そういった歪(いびつ)さが、我々からすれば完全な、突くべきやつらの弱点だとも言える。


とは言えこっちがそれどころではない台所事情だから困るのだ。
いや困ったものだ、、、

魔法か呪いで井川召還しても何かNYで変になってるみたいだし

どっちもしっかりして欲しいんだが、

一皮剥けた暁にはもっと凄くなっていますように(祈り)



追記:
アップするのを忘れていたので、6日として。実質は3日に書いた様だが(笑)
その時たまたま見たデイリー等による情報(成績、事情、打撃何十傑など)で掻き立てられたのですが、もう色々変わっているかも知れません。9日付けのニュースで少し目にしたものでは、福原投げてたし
 5月28日、松岡利勝農水相が自殺を計り、同日死亡が確認された。

戦後初の現職大臣の自殺だとか、そんな事はどうでもいい。
それにしても何ということだ…


 この松岡氏について思い出す事と言えば、それは常に怪しげな「金や利権」にまつわる黒い疑惑が絶えず亡霊の様に付いてまわる人物だったという事。また、処世変わり身などもあからさまであり図太く、筆者が常に感じていた印象とは評してまるで藤堂高虎の様であった。何れも政治家として好ましいものではない。
氏は、地元地域利益誘導型という古いタイプのスタイルで、いわゆる族議員という在り方を地で行くようなスタンスだったのもよく知られる。彼は農水族だった。

 日本の公務員、ましてや国会議員としてならば最もあってはならない行為の一つとは、国家としての日本や日本国民の事など考えもしない自己保身や利殖、又はそれに伴う売国行為だと筆者は認識している。その点を鑑みるとこの松岡氏とは、「ザ・農水族」として日本の農水の事を少なからず考えていただろうと思われるのがせめてものの救いか。例えば、畜産業界にシコタマ突き上げられる事でヤカラ紛いのインチキや無茶を他国に押し付ける米国の横暴である(BSE感染疑惑の決して消えはしない)牛肉輸出など農業水産界の交渉でも矢面に立っていた時でもある。


何故彼は自殺したのだろう


 冒頭でも述べた様に、彼は常に黒い疑惑をまとってこれまで歩んで来ていたのであり、今更(彼にとって)チンケな疑惑ごときで自殺をするタマではない。と筆者は思う。であるなら何故なのかと思えば、ナントカ還元水や事務所費問題など、それどころではない彼の政治生命を含んだ何もかもを破壊する何かが迫っていたのではないか、という地点に辿り着く。

それが果たして緑資源機構絡みの問題なのだろうか


 その緑資源機構と松岡絡みの問題といえば、同機構の官製談合事件、そしてその受注業者及び関連団体が氏に多額の政治献金していたという疑惑。そしてその通り、確かに氏の地元事務所関係者が松岡氏の10日前に自殺、同機構関連で同様に捜査を受けていた人物も松岡氏の翌日に自殺してしまっているなど異様にキナ臭い。容疑がほぼ固められていたとしても何故にこれほどまでに、死なねばならないのだ。

私にはそれらも含めて、これから先も何でも幾らでも出して彼を潰してやる、という何かが働いていたのではないかと思えるのだ。

今までトコトン疑惑をしょってもなお図太く歩いていた人物が、今更何かがバレたからと自らの命を絶つのだろうか。
上(安倍)への迷惑を心配して死を選ぶのだろうか。

それほど殊勝な慮りがあるなら、疑惑だらけの身で閣僚の様な要職を受けるなどは固辞するだろうし、そもそもその様な背任行為自体行わない。政治家たるもの、キレイごとだけでは済まない、決して誰もがクリーンばかりではいられない叩けばホコリの出て来るものだろうが、それにしたって松岡氏は昨今のそれでは代名詞の様な存在だ。今更何を言っているのですか。


おかしいのだ、どう考えても


そして、チラホラ散見するに、その責任を安倍首相にもって行こうとする論調が乱れ飛ぶ。
それは人事、任命責任といった毛色ではない。
「松岡は謝罪したかったが官邸が認めなかったから」というもの。

完璧に安倍潰しに移行しているじゃないか。




ただ、安倍首相。

私も幾らか苦言してきた様に、やはりワキが甘いのだ。

人をみる目があまり無いのか、人事が極めて下手であるのがもう隠し切れない。
それなりの人物を登用するのならば覚悟の上で、それなりの対処フォローをしておく何かも無かった。

安倍首相のアキレス腱とは、やはり人事であった。
もう本人のそれではない周りのスキャンダルで足を引っ張られっぱなしだ。

そういう意味では、内閣総理大臣である安倍首相に責任はある。

何とも残念な事だ。


 最後に付け加えるならば、
松岡氏には自殺などという方法をとって欲しくなかった。
中高年の自殺だけでなく、子供まで自殺に走る混迷の中、

それでも生きろ

と、

収監の恥を晒してでも、全ての責任を生きて果たして欲しかったものだ

そういう

過ちをおかした時の手本にでもなれたのではないか

死をもって償わなければならないかは、司法が判断すれば良い

ましてや万死に値するとも思わない

返す返すも残念だ。



亡くなられた今となっては、

まず安らかに眠って頂きたいとお祈りしよう


今回は軍事関連のお話を。

 このほど5月12日、防衛省はミサイル迎撃用の高出力レーザー兵器の研究開発に着手する方針を固めた。来年度からの開始で、予算概算要求に盛り込む方針。地上配備型となるが将来的には航空機搭載型についても検討する。

防衛庁から防衛省へ。
これと同じ様に、当たり前の事が当たり前の事としてようやく、少しずつだが進みつつある。

 日本型軍事アレルギー症状に陥っていない詳しい方には釈迦に説法だろうが、本随筆は出来るだけ分かり易く、それ程知られていない(だろう)事などを綴っていきたいとも考えているので、是非似たり寄ったりの筆者と共に理解を深めて頂ければと思う。


まず、ミサイル迎撃とは何ぞや。


 敵地などへ発射される攻撃ミサイルも、地対地(地上から地上目標へという意味。以降、対船艦、対航空機の意)、地対艦、地対空、艦対地、と以降辞書式に列挙して頂けば良いが、多数ある。そのうち、自国領土内から敵地へ向けて攻撃発射されるものがよく言われる大陸間弾道ミサイルだ。同じ長距離ミサイルである巡航ミサイルが大気圏以内の空域を、レーダー察知を可能な限り回避する為に低空で飛ばすのに比べて、弾道ミサイルは宇宙空間を飛び、しかも速度はより速い。ゆえに迎撃が難しく、その為には非常な技術を要する

 ただその代わりに、命中精度を代償とするので、そのミサイルの頭、弾頭に核爆弾の様な広範域を破壊する大量破壊兵器を搭載する事でカバーする。遠くから囲碁盤のある1マスへ正確に投げ落とすのが難しいので、その周囲が一辺10マスの正方形内に落とせば効果がある様にする、という風に想像して貰えば分かり易いかと思う。

いかがだろう。
これが弾道ミサイルに核を積んだ、俗に言う「核ミサイル」である。
 これが如何に恐ろしい企みであるかが分かって頂けよう。弾頭の核爆弾がそれなりのもので、まともに飛んで来さえすれば大都市に落とそうが、基地を狙おうが相当の被害が出る事は間違いなく、例えば原子炉などを狙っても相当の誘発被害が出る。まさに悪魔的大量破壊兵器だ。

ミサイル迎撃(システム)とは、この悪魔が飛んで来る間に撃ち落とす事をいう。




そこで、弾道ミサイルの飛来軌道において迎撃する3つのポイントがある。

1、発射直後のブースト段階。宇宙へ向かう大気圏突入前。
2、慣性飛行段階。宇宙空間を慣性飛行している。
3、再突入段階。宇宙空間から大気圏に再突入してまさに落ちて来る段階。


その特徴と対応方法は

1、ミサイル自体がまだ低速。更に弾頭切り離し前であるから標的自体が大きく、迎撃が容易である。当然、敵地領空での撃墜となる。
2、迎撃が成功すれば宇宙空間であるから2次被害は少ないと考えられる。スタンダードミサイル SM-3で迎撃。海上のイージス艦から発射する。
3、最終局面での迎撃。ここで撃ち落とせないと、当然領土に被弾する。例えこの段階で迎撃に成功しても、残骸落下や弾頭が核爆弾であれば放射性物質が降り注ぐ2次被害の可能性が充分にある。パトリオットミサイル PAC-3の改良形態で迎撃。


この様になる。

 2のスタンダードミサイル SM-3は更に次段階改良型を日米で共同開発中。搭載するイージス艦はあたご型、こんごう型共にミサイル防衛システムに対応するため更に改修予定。イージス艦とは、世界最高峰の防衛能力を持ち、特に対空攻撃能力に優れているというあのイージス艦だ。パトリオットは改良型が続々と配備されつつある。ただ射程が短いので日本全土をカバーするのは不可能に近く、先述した様に2次被害を考慮すると、本当に最後の備えだ。

さて、ここで気付かれるだろう。

1の対応はどうなっている、と。

そう、それが冒頭の迎撃用高出力レーザー兵器だ。
これをもって発射直後のブースト段階に対応する。


 そもそも国民の生命や財産を守る為、弾道ミサイルの撃墜・迎撃を可能な限り100%に近付ける為には、可能な3段備えの全てを構築するのが当たり前だろう。なのに何故か日本では、日本独特のアレ、意味不明な反対や議論が湧いて出てまとわりつき、結果いつもいつも遅々として進まなくなる。本当に反日思想や念仏的平和夢想とは不思議な物で、それらが相まって思考停止状態に陥ると、まことに奇妙キテレツな理論をつむぎ出す。その議論や反対とは、

1の段階のレーザー(にしろ何にしろ)迎撃は、「敵地領空内となるから専守防衛に反し、認められない」だとか「撃った段階では、まだ日本に向けて発射されたか分からない」「(1段階にしろ2段階にしろ)万が一日本に撃ったものでなく、例えば米国に向けて撃ったものだったとしたらそれは集団的自衛権の行使となり問題がある」「100%撃ち落とせもしないのに大金を掛けるなら、その金を他に回せ」「平和主義に反する」だとか。。。

一体どこまで阿呆な議論をもてあそんで、田分けた寝言を言えば気が済むのか。

それだったらまだ、
「そのミサイル防衛システム自体が、米国の軍事産業による利益誘導計画だ。」といった反論の方がある意味鋭い。それが正しかったとして(正直かなり鋭いと思う)、だったら世界中で米国が噛んでいる戦争や紛争自体が全てそうであろうし、その緊張状態に次々と武器が投入されている現実を前にして、では現実的にどう対応するのか?

 そういった対案が有りもしない「ただの反対」だったら、相変わらずそんなものは便所の紙ほどにも、米国のヒル国務次官補ほどの役にも立たない。自国民が飢えようがお構い無しで核兵器などの大量破壊兵器を開発をするイカレた国がすぐ隣にある、現前とした事実脅威に対して、イザという最悪の事態にどう対処するのか。その有効な代案が無ければ、当面有る方法で対応するしかない。


またぞろ、「外交で」「話し合いで」などと寝ぼけた事を言うならば頭を洗って出直した方が良い。

そんなものは当たり前だ。やるに決まっている。
それでも、その上でも降り掛かって来る最後の、「最悪の事態への備え」が必要なのだ。
念仏的平和夢想に酔い、泣きながら「武力である兵器や自衛隊に頼るより、その時は諦めて皆で死ねば良い」などと言う変質者は頼むから自分一人でそうしていて欲しい。少なくとも私は、自分や家族、友達やこの国に住む人々がそんな怪しげな思想の巻き添えにされるのは真っ平ご免だ。

ミサイル防衛、そしてそのブースト段階でのレーザー迎撃は、ましてや技術的に比較的容易であるのだから現状やるべきであると筆者は考える。

そやって、悪魔兵器である核搭載弾道ミサイルなど、核兵器など作っても無意味な現実世界をこそ作ってしまえと強く思う。

核兵器が無力化すれば、世界は激変する。

核兵器が無力化すれば、核の傘は?

答えはおのずと見えて来る。



某同盟国の一部にそれを望まない勢力もいるかも知れず、核の次はまた何か、
次なる悪魔兵器が登場を待ち望んで笑っているのかも知れないが。

今やれる事を、やるべきだ。
プロフィール
HN:
陣 ~ Jin ~
性別:
男性
自己紹介:
音楽が好き。猫の様な性格
早馬 〜 mai l〜
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