例えば
とあるA、B、Cという国があるとする。
A、B、Cは、それはまあ細かくは色々あったとしても、Aを中心にそれなりに上手く協力し共同体としてやっていた。
ある時とあるDという国が力を持って、利害の相反するAからある時これを分断する。
(例えばBを更に分割してB1、B2として辞書的にケースを増やす事もある。更には他のEという国との利害も絡めたり、Eを含めてケースを増やし複雑化する事もある。)
BとCに、Aと揉める様な争い事、bやcを作る。
Aに何か譲歩させたい事があると、bに油を注いだりBをそそのかしたり。
Aに何か譲歩させたい事があると、cに油を注いだりCをそそのかしたり。
辞書式列挙でB、Cにも同じくする事もある。
そして何れにせよ、bやcが下火になって来たら
ABCが近付いてきたら
再びこれらに油を注ぐ
こんな事が色んな所(G,H,I,,L,M,N,,,P,Q,R,,,etc)で行われていたり。
例えばそんな話。
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直近の8月8日未明、グルジアが、分離独立を目指す同国北部地方の南オセチア自治州への軍事攻撃を開始した。
グルジアからの分離独立を目指すアブハジアとこの南オセチアを陰に陽に支援し、治安維持軍と称す部隊を駐留させているロシア軍が介入反撃、既に戦争状態にある。
地理的には北にロシア、西に黒海〜東欧、東にアゼルバイジャン〜カスピ海、南方にトルコやアルメニアから、シリア、イラク、イラン等が見える西アジア。ロシア、東欧、中央アジアに、中東も、何れも目と鼻の先だ。更に付け加えると、ロシアにおける独立と弾圧、テロの連鎖という泥沼問題となっているチェチェンが目と鼻の先にある。最近では中東の混乱が波及して東方のインドやパキスタン、西方のトルコでもテロが頻発するなど混乱模様にあり、またそのトルコとグルジアに隣接するアルメニアとは以前記した紛争問題もある(インド・パキスタンも紛争が存在し先日カシミールで銃撃戦がストップしたばかり)。中東は、もう言うまでもないが泥沼化してしまっている。
特にイスラエル・パレスチナ紛争にイランとの激しい対立が、軍事攻撃に訴えない解決へ向けてこれからという時期。欧州からの助言もそうであるが、最近では米国のライス国務長官などブッシュ執行部からのイスラエルによる占領地入植を凍結する事を助言するなどの動きもあり(今までが今までであるが、これについては評価してよいのでないかとも思う)、それは確かに簡単ではないがそれでも軟化の動きが出ている。イランに対しても核問題の交渉は続いている。イラクがやや落ち着いた分、アフガンが混乱化しこの対応が叫ばれる。という、
何でこんな時期に。
起こったのは、残念ながらだがそこいら中で頻発しているテロリズムじゃない。戦争だ。
チャイナの侵略行為による東トルキスタンやチベット(内モンゴルや台湾も)などへの弾圧と独立問題が世界中で懸念されている折、ロシアはチェチェン等の独立問題を抱える身でこういった問題には相当及び腰、或いは否定的である。しかし、グルジアにおけるアブハジアや南オセチアに対してはこの地域が親露分離派であるその思惑からこれを支援している。一方で、当のグルジアはEUやNATOへの加盟を目指しているが、これらの加入には基本的にそうしうた紛争問題の解消が加入における必要条件ともされており、グルジアのEU方面への加盟をロシアは嫌っている。コソボのセルビアからの独立も影響しているとも言うが、、、基本的に同国地域の紛争にあるのは、やはり米露対立構造であると見られる。
そして、また油。
カスピ海、バクー油田など豊富な天然資源を持つアゼルバイジャンからの、アゼルバイジャン(バクー)〜グルジア(トリビシ)〜トルコ(ケイハン)間にあるBTCパイプライン(日欧米企業が出資/輸送能力100万バレル・per・day)が存在する。
(※備考だが、グルジアのエネルギー自給はほぼ水力発電。化石燃料はロシアからの輸入。アゼルバイジャンはイスラム国、グルジアはグルジア正教会<約10%のムスリム>、アルメニアはアルメニア教会<ギリシャ正教やカトリックも存在>、トルコは基本的にイスラム国。すぐそばのチェチェンではこういった利権関与とイスラム過激派のテロとロシアの弾圧で泥沼化している。)
同分離独立派を資金、軍事面(治安維持軍と称し駐留)でも非常に恣意的にこれを支援してきたロシアと。
元々グルジア自体をロシアから引き離す支援外交・工作を進め、同分離独立派自治州の独立を容認しない米国と。
このグルジアの侵攻、ロシアの介入反撃による激しい戦闘で、既に州都だけでも民間人約2000人の死者が出てしまっているとの事。双方に憎悪がほとばしっている。そして、グルジアのサアカシビリ大統領は戦争状態を公式宣言。ロシアは軍事介入の正当性を主張。
米国、EU、NATO、日本、チャイナ、UN安保理等々諸々がほぼ即時停戦の呼掛け。
また、グルジア政府がイラク多国籍軍に派遣駐留しているグルジア部隊2000の撤退を米国に打診。中東情勢にも影響する。
こんな趨勢、時期にグルジアがそこまで米欧の支援を当て込んで、独立問題地域の軍事制圧に出るとは一体全体どういった思惑かと不自然に思えてならない。問題の北京五輪に合わせたか取り繕ったかの様な行動。ロシアが煽るにしてもいきなりの軍事攻撃は異様。世界的にチャイナの侵略支配を特に欧米も問題視している。幾ら親米欧とはいえグルジアが独立活動を軍事制圧する行為を十分に担保する状況でなく、むしろ逆だ。
グルジア政府の判断に何かしろの善からぬ関与がなければ、余程状況が飲み込めていないか、国の大事である兵を動かすに極めて軽々しい行為。まして、グルジアとロシアの戦力差は歴然としている。極めて不自然。
という事は裏がある。
諸々に大局からみて…ほどんど撹乱。
滅茶苦茶だ。
何となく、、ロシア非難というか、対立が模様される雰囲気であり、
しかし、実際問題グルジアの不自然な制圧行動にも非があるのと同じくロシアの介入交戦も経緯から見て正しくもない。
結局どうなのだと言えば、これは米露の厳しい対立構造(からの問題)だろう。
最近特に思うのだが、基本的に、
せっかくコミュニズム、社会主義体制という強烈なイデオロギー対立から脱却し、体制を曲がりなりにも民主化したロシアとあまりにも無用に対立し過ぎてはいないだろうか。確かに、プーチンが進めてきたものは何だかキナ臭い感じもしないでもないし(強いロシアを再びどう、とか言うしなあ)問題は相当あり、私自身もその様に、問題がある、と結構書いてきておいて何だが。
先進諸国側の対立意識の緩和と(ロシアもG8国なのだが)、ロシアの正す部分の歩み寄りである。少なくとも、天然資源の埋蔵量も大変豊富で(何度も述べているが地球規模で考えるとその化石燃料依存も問題なのだが)、色々あるものの経済も発展しており、その対立意識が緩和する為にもお互いの為にも情報統制や地域弾圧や領土問題など懸案を解決してゆけば共に発展する友国となるのである。ぶっ飛んだ話だがNATOにロシアそのものが加入する、位の事が出来ないかなと思ってしまう。今のロシアは、問題も多いが少なくとも民主国家なのである。無駄に対立するより仲間に引きずり込んで改善を試みる方が善いのでないか。
そうするとどうだろう。
核軍縮まで見えてくる。
中東から波及するテロリズムに中東自体との対立解消や、或いはチャイナに対する接し方もやり易くなる。パワーバランスとしても。
こういった事も含めて、即時停戦の仲介を各国・機関で進めて頂きたいものである。
もう、紛争も戦争も、テロも弾圧もうんざりだ。
こんな事を何時まで続けるのだろう。生命のみでなく精神がつくづく荒廃するまでか?
こんな遠い日本の地に居ても聞く度に嫌になってくる。
ましてや、紛争戦争、テロリズムや弾圧の当事国ならば、尚の事であるのは間違いない。
【半島情勢/北朝鮮の核・拉致問題】
他にも言うべき事がありそれはこの後にも出て来るが、基本的な日本の姿勢としては、もうこれも前から言い続けている通りである。悪事にはスクラム組んで囲い込みこれを止めさせ、止めたら出来る限り許す。北朝鮮問題は、規模としてその対象国が実に小さいもので、こんなものはどこかの何かが実際以上に巨大に見せているだけである。核・拉致問題というプライオリティーの高い問題に併せて全て解決する方向に進めればよいのであり、その為には悪の燃料補給などさせない事である。援助がどうというのはその先の話だ。悪事に張り付いても善い事、得な事などむしろ何も無く、それを止める事が何もかもを、彼らの立場や環境すらもが善い方向へ行くものであると分からせる事である。であるし、
そうであってもなくても日本の対応としては、部分的な制裁解除とか、段階支援がどうとか
一体何を寝惚けているのか?
お金払って誘拐された人を返して貰うのか?
それではまるでテロに屈するのとそれは同じではないか。
何度も言うが、拉致問題に外交取引きの性質は一切ない
米国がどうとか、6カ国協議がどうとかなど関係ない。
もう、拉致被害者のご家族の方々も何度も何度も言われている。そんなふざけたいい加減な始末は誰も望んでいない(一部の異常者を除いて/この問題についての見解は政治家としての資質の最低限ラインをはっきり示すものでもある)。
日本は、その茶番会議が妙な方向に行かない様に強く働き掛ければよく、万が一妙な方向に行ったとしても、
それでもはっきりとそう述べるべきである。そして、その場合は当然ビタ一文たりともくれてやってはならない。
拉致問題に外交取引きの性質は一切無い
誘拐した自国民の方々を返せ!(何度も記してきたが、その他多くの国の方々も拉致されている)
とはっきり、真っすぐ、頑として主張すべきである。
グルジアからの分離独立を目指すアブハジアとこの南オセチアを陰に陽に支援し、治安維持軍と称す部隊を駐留させているロシア軍が介入反撃、既に戦争状態にある。
地理的には北にロシア、西に黒海〜東欧、東にアゼルバイジャン〜カスピ海、南方にトルコやアルメニアから、シリア、イラク、イラン等が見える西アジア。ロシア、東欧、中央アジアに、中東も、何れも目と鼻の先だ。更に付け加えると、ロシアにおける独立と弾圧、テロの連鎖という泥沼問題となっているチェチェンが目と鼻の先にある。最近では中東の混乱が波及して東方のインドやパキスタン、西方のトルコでもテロが頻発するなど混乱模様にあり、またそのトルコとグルジアに隣接するアルメニアとは以前記した紛争問題もある(インド・パキスタンも紛争が存在し先日カシミールで銃撃戦がストップしたばかり)。中東は、もう言うまでもないが泥沼化してしまっている。
特にイスラエル・パレスチナ紛争にイランとの激しい対立が、軍事攻撃に訴えない解決へ向けてこれからという時期。欧州からの助言もそうであるが、最近では米国のライス国務長官などブッシュ執行部からのイスラエルによる占領地入植を凍結する事を助言するなどの動きもあり(今までが今までであるが、これについては評価してよいのでないかとも思う)、それは確かに簡単ではないがそれでも軟化の動きが出ている。イランに対しても核問題の交渉は続いている。イラクがやや落ち着いた分、アフガンが混乱化しこの対応が叫ばれる。という、
何でこんな時期に。
起こったのは、残念ながらだがそこいら中で頻発しているテロリズムじゃない。戦争だ。
チャイナの侵略行為による東トルキスタンやチベット(内モンゴルや台湾も)などへの弾圧と独立問題が世界中で懸念されている折、ロシアはチェチェン等の独立問題を抱える身でこういった問題には相当及び腰、或いは否定的である。しかし、グルジアにおけるアブハジアや南オセチアに対してはこの地域が親露分離派であるその思惑からこれを支援している。一方で、当のグルジアはEUやNATOへの加盟を目指しているが、これらの加入には基本的にそうしうた紛争問題の解消が加入における必要条件ともされており、グルジアのEU方面への加盟をロシアは嫌っている。コソボのセルビアからの独立も影響しているとも言うが、、、基本的に同国地域の紛争にあるのは、やはり米露対立構造であると見られる。
そして、また油。
カスピ海、バクー油田など豊富な天然資源を持つアゼルバイジャンからの、アゼルバイジャン(バクー)〜グルジア(トリビシ)〜トルコ(ケイハン)間にあるBTCパイプライン(日欧米企業が出資/輸送能力100万バレル・per・day)が存在する。
(※備考だが、グルジアのエネルギー自給はほぼ水力発電。化石燃料はロシアからの輸入。アゼルバイジャンはイスラム国、グルジアはグルジア正教会<約10%のムスリム>、アルメニアはアルメニア教会<ギリシャ正教やカトリックも存在>、トルコは基本的にイスラム国。すぐそばのチェチェンではこういった利権関与とイスラム過激派のテロとロシアの弾圧で泥沼化している。)
同分離独立派を資金、軍事面(治安維持軍と称し駐留)でも非常に恣意的にこれを支援してきたロシアと。
元々グルジア自体をロシアから引き離す支援外交・工作を進め、同分離独立派自治州の独立を容認しない米国と。
このグルジアの侵攻、ロシアの介入反撃による激しい戦闘で、既に州都だけでも民間人約2000人の死者が出てしまっているとの事。双方に憎悪がほとばしっている。そして、グルジアのサアカシビリ大統領は戦争状態を公式宣言。ロシアは軍事介入の正当性を主張。
米国、EU、NATO、日本、チャイナ、UN安保理等々諸々がほぼ即時停戦の呼掛け。
また、グルジア政府がイラク多国籍軍に派遣駐留しているグルジア部隊2000の撤退を米国に打診。中東情勢にも影響する。
こんな趨勢、時期にグルジアがそこまで米欧の支援を当て込んで、独立問題地域の軍事制圧に出るとは一体全体どういった思惑かと不自然に思えてならない。問題の北京五輪に合わせたか取り繕ったかの様な行動。ロシアが煽るにしてもいきなりの軍事攻撃は異様。世界的にチャイナの侵略支配を特に欧米も問題視している。幾ら親米欧とはいえグルジアが独立活動を軍事制圧する行為を十分に担保する状況でなく、むしろ逆だ。
グルジア政府の判断に何かしろの善からぬ関与がなければ、余程状況が飲み込めていないか、国の大事である兵を動かすに極めて軽々しい行為。まして、グルジアとロシアの戦力差は歴然としている。極めて不自然。
という事は裏がある。
諸々に大局からみて…ほどんど撹乱。
滅茶苦茶だ。
何となく、、ロシア非難というか、対立が模様される雰囲気であり、
しかし、実際問題グルジアの不自然な制圧行動にも非があるのと同じくロシアの介入交戦も経緯から見て正しくもない。
結局どうなのだと言えば、これは米露の厳しい対立構造(からの問題)だろう。
最近特に思うのだが、基本的に、
せっかくコミュニズム、社会主義体制という強烈なイデオロギー対立から脱却し、体制を曲がりなりにも民主化したロシアとあまりにも無用に対立し過ぎてはいないだろうか。確かに、プーチンが進めてきたものは何だかキナ臭い感じもしないでもないし(強いロシアを再びどう、とか言うしなあ)問題は相当あり、私自身もその様に、問題がある、と結構書いてきておいて何だが。
先進諸国側の対立意識の緩和と(ロシアもG8国なのだが)、ロシアの正す部分の歩み寄りである。少なくとも、天然資源の埋蔵量も大変豊富で(何度も述べているが地球規模で考えるとその化石燃料依存も問題なのだが)、色々あるものの経済も発展しており、その対立意識が緩和する為にもお互いの為にも情報統制や地域弾圧や領土問題など懸案を解決してゆけば共に発展する友国となるのである。ぶっ飛んだ話だがNATOにロシアそのものが加入する、位の事が出来ないかなと思ってしまう。今のロシアは、問題も多いが少なくとも民主国家なのである。無駄に対立するより仲間に引きずり込んで改善を試みる方が善いのでないか。
そうするとどうだろう。
核軍縮まで見えてくる。
中東から波及するテロリズムに中東自体との対立解消や、或いはチャイナに対する接し方もやり易くなる。パワーバランスとしても。
こういった事も含めて、即時停戦の仲介を各国・機関で進めて頂きたいものである。
もう、紛争も戦争も、テロも弾圧もうんざりだ。
こんな事を何時まで続けるのだろう。生命のみでなく精神がつくづく荒廃するまでか?
こんな遠い日本の地に居ても聞く度に嫌になってくる。
ましてや、紛争戦争、テロリズムや弾圧の当事国ならば、尚の事であるのは間違いない。
【半島情勢/北朝鮮の核・拉致問題】
他にも言うべき事がありそれはこの後にも出て来るが、基本的な日本の姿勢としては、もうこれも前から言い続けている通りである。悪事にはスクラム組んで囲い込みこれを止めさせ、止めたら出来る限り許す。北朝鮮問題は、規模としてその対象国が実に小さいもので、こんなものはどこかの何かが実際以上に巨大に見せているだけである。核・拉致問題というプライオリティーの高い問題に併せて全て解決する方向に進めればよいのであり、その為には悪の燃料補給などさせない事である。援助がどうというのはその先の話だ。悪事に張り付いても善い事、得な事などむしろ何も無く、それを止める事が何もかもを、彼らの立場や環境すらもが善い方向へ行くものであると分からせる事である。であるし、
そうであってもなくても日本の対応としては、部分的な制裁解除とか、段階支援がどうとか
一体何を寝惚けているのか?
お金払って誘拐された人を返して貰うのか?
それではまるでテロに屈するのとそれは同じではないか。
何度も言うが、拉致問題に外交取引きの性質は一切ない
米国がどうとか、6カ国協議がどうとかなど関係ない。
もう、拉致被害者のご家族の方々も何度も何度も言われている。そんなふざけたいい加減な始末は誰も望んでいない(一部の異常者を除いて/この問題についての見解は政治家としての資質の最低限ラインをはっきり示すものでもある)。
日本は、その茶番会議が妙な方向に行かない様に強く働き掛ければよく、万が一妙な方向に行ったとしても、
それでもはっきりとそう述べるべきである。そして、その場合は当然ビタ一文たりともくれてやってはならない。
拉致問題に外交取引きの性質は一切無い
誘拐した自国民の方々を返せ!(何度も記してきたが、その他多くの国の方々も拉致されている)
とはっきり、真っすぐ、頑として主張すべきである。
<欺瞞の弾圧祭典にするか。これを機に本当に平和をもたらす祭典にするか>
北京オリンピックか
実に下らない。
五輪自体にさして興味も無いのでその歴史にも詳しくないのだが、これ程までに醜く、欺瞞そのものである開催回は無いのではないだろうか?
欲、卑怯、エゴの塊みたいな祭典だ。このままでは。
もう、何をどう誤摩化しても平和の祭典なんかじゃない。
ねえ、
その「平和の祭典」をやりたいやりたいと言っているチャイナにたった今、
チベットや東トルキスタン、内モンゴルは、現実として、現在進行形状態で侵略されているのだよ。
台湾も常にチョッカイ出されたり脅されており、(チャイナ)国内でも仏教徒からキリスト教に法輪功等と宗教や他思想者はことごとく弾圧されている。それが虐待ですら許されるものでないのに、山ほど虐殺に至りさえしているのがチャイナの人権侵害状況である。知っているだろう?特にチベットがどのくらい苦しめられ、チベット仏教徒が弾圧されているか、殺されているか。知っているだろう?東トルキスタンが弾圧されている事を。ムスリムだって同じだろう。
私も、フと忘れていて、とある意見を目にして思い出させられたのだが、そう、この東トルキスタンではチャイナの核実験まで行われている。そもそもの環境・食料汚染、七色の河が流れるチャイナでは奇形が実に多いとも聞くのだが、東トルキスタンに至っては核でまで汚染されている。侵略され、民族・文化破壊的に弾圧され、その土地で核実験までされて汚染され、また弾圧される。ここまで滅茶苦茶にされる国の人々とは一体何なのだ。人じゃないのか。
フザケルな!
人だ!!
これで怒るなと言うのが無理な話だ。
テロでなく平和的なデモを行う、分別を踏まえた人の心の優しさにこそ、
跪いて感謝しろと言いたい。
お前らより何千倍も、勇気があって、強く、優しい心の持ち主だ。
こんなふざけた五輪をお祝いに行く各国リーダーや何かの方々、恥を知られよ。
あなた方は、人の最低限の守るべきルールを汚しに行くのである。
見て見ぬ振りをするどころか、それを祝福しに。
チャイナ五輪に関しての何やらで、
空気汚染とか何やらが汚いとか、並ばないとか、
そんな事はそれも改善された方がそれは良いが、
事、重大性においてはどうでもいいのだ。そんなものは。
領土欲だとか支配欲だとか利権とか、そんなもん振り回してはその地の人々を苦しめ、弾圧する。
それさえやめ、侵略からこれらの地を解放し独立を認めるならば、
凄まじく汚く30分歩いたらマスクが真っ黒になる空気でも、
誰一人として並ばずに互いに体当たりし倒して乗る電車でも、
そこいら中が蝿だらけの国でも、
もしお祝いに来てくれと言われたら、本当に我慢してお祝いに行くよ。
一小市民に別に頼まないだろうが。
何と言うか、市民でもメディアの人々にでも、こう言うのも何だか辛くなってくる。
たまたま見ただけだからもっと他にもあるかも知れないのだが、どうも直近に読売(日テレ)の記者がカシュガル(東トルキスタン)の取材中に、チャイナ武装警察に拘束されて暴行されたらしい。正当な手続きを踏んだメディア人に対して、だ。一体どれだけ野蛮で人権もメディアも糞も無い弾圧国家なのだろう。
今日だったか先日だったかも、メディア人なのか旅行者なのか知らないが、4人のイギリス人達が平和的なデモを行ってチャイナ当局に取り締まられたみたいだ。
まあそれは前からそうなのだがこういった事態を見るにつけ、こんな国(の中)でデモれなどとは言えなくなってくる。
そうだ。偽りの聖火が世界を回っている間にも…
他にもずっと、チャイナの非道に苦しめられる人々の為に訴え続けている方々がいる。
あなた方は立派だ。
その勇気と優しさは人類の誇りである。
しかし、そのチャイナ国内での活動は相当危険である可能性が高いので無理はしないで頂きたい。
本当は、デモだ、その他の方策に併せてこれこそ平和的なデモ、こんな汚い弾圧祭典にこそ行わねばならないとそう思うのだが。
(私は本来デモとかいうのもあまり好きじゃないんだけれどもね。苦笑)
そういったどちらかと言えば弱い立場、強いとは言えない立場にある人々の代わりに、言うべき人達が居るだろう。
雁首並べて各国のリーダーが情けない事よ。
同じである。
悪事には皆でスクラム組んでこれを囲い込んで、やめれば手を繋げばよいのだ。
別に数字に何の根拠もなく五輪だからというだけだが、これから先、4年後にでも必ず返還というか独立開放すると約束させたらどうだ。
宗教や思想弾圧の抑制と共に。
そうすればオリンピックだって万博だって経済成長だって、チャイナの望むそれらのものにも何のケチも付かない。むしろ応援されて愉快にやれるというものだ。祭りが。
何も言う事を聞かないんだったら、帰るか、
ちょうど開会式当日とか閉会式当日とかに、皆でたまたま風邪くらい引いたらどうか。
これじゃあ余りにも遣る瀬無い。
そもそも、スポーツに励み、それ一心で努め鍛え上げ、4年に一度のチャンスとその舞台を楽しみにしている選手には、ほとんど何の関係も無い。
競技はやらせてあげるべきだと思うが、政治と絡めたのはIOCとか各国政治にマネーだろう。関係無い訳がない。
スポーツを汚し、平和の祭典を汚し、被侵略国を汚し、政治を汚し、人の尊厳を汚し、、、これは結局チャイナを汚してもいるのだ。
残るのは何だ。鳥の巣とちょっと道がキレイになりました、くらいか。
そんなニセモノの祭典、何になる?
貴方達がやらなくてはならない事が何であるか。
貴方達はそれを本当は分かっているはずだ。
その胸の誇りを捨てるな。
それは貴方だけでなく多くの人の尊厳をも背負っているのである。
粗末にしてはいけない。
原油異常高騰によるコスト増から、経営が圧迫されている業界などのデモや、そして燃料コスト値上がり分の補助を求める声がある。
これは、気持ちは大変よくわかる。ただ、現在の原油・食料価格を中心としたインフレ、特に原油高騰の被害を被っているのは日本の特定業界だけでなく、全世界が同じく苦しんでいる。基本的にこれらは、他の問題でも多くそうだが日本一国だけで解決出来るものでない。故に、世界各国の理性と判断と協力が必要であると指摘してきたのである。何度も言うが、最低限のルールは必ず必要なのである。特に、この根本的な問題に対する解決への働きかけをガンガンやるべきだ。世界各国が協力せねばこの問題は解決できない。
そこで、これは問題をケースとして少々分けて考えて、明らかに被害が甚大でどうにも成り立たないというものに関しては、幾分の援助は講じねばならないかもしれない。ただ、これをバラ撒き感覚でやるのは絶対に駄目だ。今は財政再建に加えて経済の活性化も計らねばならないという状況において世界的にスタグフレーションの様な状態である。財政にそこまで余裕はない。そして、とにかく援助しろしろというのではこれも駄目だろう。現在世界各国地域でこの問題は発生し、悲しいかな貧しい人ほどこの影響に喘いでいる。冷たく聞こえてしまうかも知れないがこれはそんな事を意図はしていないのは分かって欲しい。この状況にあって特定業界団体だけにガンガン補助を出すのは結構難しく、じゃあウチもウチもという事になってしまいかねない。製造・運輸運送・漁業・農業などは何れも原油価格のあおりをうけるのであるから。
明らかに被害が甚大であるものに対して、自助努力も及ばずどうにもならないという場合においてのみ、「援助を受けていない他業種との不公平が無い様に」数字を照らし合わせて計算し必要最小限に補助するべきかと思う。さあ、そこでまた困るのが財源だが、、
とにかく安易に国債刷ってはならない。とりあえず歳出ウェイト・プライオリティーで捻出。この期に及んでもうわざわざ不必要なものに予算を割いていられない。それと、とにかくストックの焼却も避けたい。
できるならシニョレッジ、国家ファンドなどと併せて経済活性効果もある策を講じながら財政再建をやってしまいたい。その効果を最大限に出す為にはやはり無駄遣いはしたくないのである。どのくらい必要なのか今は数字が分からないからあれだが、ただ、歳出ウェイトでどうやっても捻出できない場合(やれるはずだが)の最終的な判断としては農林水産系の特会からという事でないの?或いはシニョレッジ?
デモやあおりを喰って非常に苦しい業界団体は、出来ればこれを単に不満のはけ口にして政府批判するだけでなく、問題の本質を見つめて欲しい。そしてこれに対して声を上げて欲しいと私は願う。今世界で何が起こっていて、何でこんな事態になっているのか。
最長でも少なくとも来年秋には選挙がある事が確定的なのである。
とにかく金出してくれるからくれないから、という単純な話で終わってしまわないで、そもそも何でこんな無茶苦茶に原油が高くなったのか、食糧価格も上がりまくっているのか、金融から経済が不安定化して影響を与えているのか。
世界が変わらねばならないという趣きがあり、しかし迷ったり、尻込んだり、混乱したり、
日本はどうするか
私は変わらねばならないと思う。
日本は、しっかりとモノを言い、行動し、そして世界においても何かの改善が計れる様にやれる事をよりやっていくべきである。
その日本を動かすのは、国民だ。
これは、気持ちは大変よくわかる。ただ、現在の原油・食料価格を中心としたインフレ、特に原油高騰の被害を被っているのは日本の特定業界だけでなく、全世界が同じく苦しんでいる。基本的にこれらは、他の問題でも多くそうだが日本一国だけで解決出来るものでない。故に、世界各国の理性と判断と協力が必要であると指摘してきたのである。何度も言うが、最低限のルールは必ず必要なのである。特に、この根本的な問題に対する解決への働きかけをガンガンやるべきだ。世界各国が協力せねばこの問題は解決できない。
そこで、これは問題をケースとして少々分けて考えて、明らかに被害が甚大でどうにも成り立たないというものに関しては、幾分の援助は講じねばならないかもしれない。ただ、これをバラ撒き感覚でやるのは絶対に駄目だ。今は財政再建に加えて経済の活性化も計らねばならないという状況において世界的にスタグフレーションの様な状態である。財政にそこまで余裕はない。そして、とにかく援助しろしろというのではこれも駄目だろう。現在世界各国地域でこの問題は発生し、悲しいかな貧しい人ほどこの影響に喘いでいる。冷たく聞こえてしまうかも知れないがこれはそんな事を意図はしていないのは分かって欲しい。この状況にあって特定業界団体だけにガンガン補助を出すのは結構難しく、じゃあウチもウチもという事になってしまいかねない。製造・運輸運送・漁業・農業などは何れも原油価格のあおりをうけるのであるから。
明らかに被害が甚大であるものに対して、自助努力も及ばずどうにもならないという場合においてのみ、「援助を受けていない他業種との不公平が無い様に」数字を照らし合わせて計算し必要最小限に補助するべきかと思う。さあ、そこでまた困るのが財源だが、、
とにかく安易に国債刷ってはならない。とりあえず歳出ウェイト・プライオリティーで捻出。この期に及んでもうわざわざ不必要なものに予算を割いていられない。それと、とにかくストックの焼却も避けたい。
できるならシニョレッジ、国家ファンドなどと併せて経済活性効果もある策を講じながら財政再建をやってしまいたい。その効果を最大限に出す為にはやはり無駄遣いはしたくないのである。どのくらい必要なのか今は数字が分からないからあれだが、ただ、歳出ウェイトでどうやっても捻出できない場合(やれるはずだが)の最終的な判断としては農林水産系の特会からという事でないの?或いはシニョレッジ?
デモやあおりを喰って非常に苦しい業界団体は、出来ればこれを単に不満のはけ口にして政府批判するだけでなく、問題の本質を見つめて欲しい。そしてこれに対して声を上げて欲しいと私は願う。今世界で何が起こっていて、何でこんな事態になっているのか。
最長でも少なくとも来年秋には選挙がある事が確定的なのである。
とにかく金出してくれるからくれないから、という単純な話で終わってしまわないで、そもそも何でこんな無茶苦茶に原油が高くなったのか、食糧価格も上がりまくっているのか、金融から経済が不安定化して影響を与えているのか。
世界が変わらねばならないという趣きがあり、しかし迷ったり、尻込んだり、混乱したり、
日本はどうするか
私は変わらねばならないと思う。
日本は、しっかりとモノを言い、行動し、そして世界においても何かの改善が計れる様にやれる事をよりやっていくべきである。
その日本を動かすのは、国民だ。
<エゴの果ての矛盾/悪化プラス・モラトリアム>
米国に関してだが、グローバルスタンダードたるものは市場原理主義だとか言い回っていたくせに、10数個の特定銘柄株に関しては空売り規制を掛けるそうだ(対象ファニーメイ、フレディマックなどか)。
世界的な原油・食料価格の異常高騰には明らかなる先物投機関与があるはずで、しかしながらそれに関してはホッカムリして知らぬ存ぜぬのつもりか?
取り敢えず、(日本の)政府・資源エネルギー庁はそれを認識しており、実質3、40%強の上積みがある模様との報告書を出している。しかしながらその資料の数値を最近はとうに振り切ってすらいる。結局、諸々挙げた中東危機そのものや直結する供給懸念、そもそもある経済不安にコスト増、インフレ、金融不安に新興国の消費増加など様々に絡まっているが総じて向かっていた(る)方向は、あのままなのだ。極めて悪質なのが危機時に際しての買い占めであるが、又別にあるのが、投資対象としての確実性、つまり他事象への不安からの回避行動に他ならない。(流石に日経やロイター等々<NHKもかな?>経済関係の所は即座に反応していたのを記憶している。マーケットの恐怖指数だ。サミット終了辺りで大幅に上昇しつつあった株価はイランでミサイルが飛んで急転下落した。そして原油は上昇/こういう動向)
であるから、
せめて現状最主力エネルギーである原油や(小麦・トウモロコシ・米など)最低限の食料などに対する投機には規制が必要である、としたのだ。
米国は、まだ「行き過ぎた市場原理主義」を改める気がないのだろうか?この期に及んでも。
そのくせ、持論の原理主義に則り2004年に規制緩和した空売り規制を、これのみまた掛けるというのだ。しかも、特定銘柄にのみ。
しかも、その渦中にある住宅関連のモノは「暗黙の政府保証」があるから非常に優良な債券であるとの宣伝ときたもので、
「米国金融システムは健全」などと(まあ、これはそう言うだろうが)ブッシュは言いながら、
(該当金融機関の)経営不振、懸念、株価大幅下落で叩き売られるから空売り規制だそうだ。
もう、あちこち相当に矛盾した言い草だ。
基本的に必要なはずの規制には持論を曲げたく無いのか知らないが、多くの苦しんでいる人々を尻目に知らんぷりで(規模は世界的だ。しかし、それは米国一国のみの話でもない。世界の国々が皆そう。故に、サミットなど世界機関での話し合いと連携が必要であるとしてきたのであるが、その行き過ぎた市場原理主義をゴリ押そうとするのが米国であるから特にそう指摘するのだ)、何だか自説にも矛盾する様な論法で妙な片手落ちはやる。何でそっち「のみ」なんだ。むしろ一方でも「何でそっちやねん」という話だ。何で不当空売りは規制で不当買占めには何にもないのかと。
今までの経緯、その他事象諸々を含めても、やはり極めて不誠実と言わざるを得ない。本当に酷い。
で、そのやり口も下手をすれば強烈な失策となりかねないと指摘している意見を目にしたが、中々鋭い。CDS市場だ。
とにかく、米国はもういい加減にしろと言うのだ。
(大体、自国の国民の大多数も経済や金融、国民の消費生活、物価/原油高には極めて不安を覚えているようじゃないか。まあ当然だろうが。)
間違いがあったなら、それを正すのが正しいのであり、屁理屈や面子がどうのと頑なにそれを正さないのが明らかなる間違いだ。
結局それが無用な損害や信用の失墜を産む。
虚栄のかがり火が消えたとしても、その実、リアルは無くならない。必ず残る。
追記:
科学技術の革新により化石燃料依存から脱出すれば、その(今回の最低限の)規制も不要なものとなるのも自明の理だ。それは、その時その都度に見る現状とのバランスである。しかし、その革新が急激に進んでも一気に来年から、などとエネルギーの依存問題が即解決するものでない。故に必要なのである、今は。
世界中でインフレ、物価高、原油高騰、コスト増、食料価格高騰、、運輸や漁業、農業など様々な分野で、効率性改善のみではどうにもならんくらいの被害が出ている。
即効性のある方法とはあの時点で、その実効果が欲しかったならやるべきだったのだ。別に今からでも遅くはない。
<08/7/20>
08/8/7追記:
アフリカや東南アジア等の非常に貧しい国地域、中南米でもそうで、元々食えない状態にあった所がどれだけ苦しんでいるかその窮状や意見を真摯に聞いて皆で対処すべきだ。特に酷いのが、感染者の多いアフリカHIV感染患者のケースで、主食であるトウモロコシの粉ですらが、中々十分に買えない、そんな中で価格が二倍に上昇して投薬治療に必要な栄養の摂取すらままならない状態だという。