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書き綴っていたもの、某所にて公開していた随筆を(幾らか整理して)新たに開設公開。こちらの方は時事や政治、歴史や文化カルチャー等の話が多くなっております。(気分一新大規模改築。ほぼ整ってきたかな。ただ、過去原稿移植は進まず…)全エントリ一覧はまだ設置されていないので、ご不便をお掛けしますがカレンダー及び時系列アーカイブ等から飛んで頂くようお願い致します。製作は大変だねぇ…
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( ※お知らせ )     乗り越えるべきものがある                その向こうにきっと                 光と希望が降り注ぐ未来がある。                    そんな未来に、貴方は生きたくないか                            都合上まだ色々と文も粗く未校訂のものもありまずが、後にまた、割と直ぐに、追々…(笑)、整えていく事とします。早く載せておきたいと思うのでね。御了承の上、ご覧下さい。         順次行う事としたものも一部、数稿飛ばして仮掲載。             所で、カテゴリー・アーカイブは、現在私が参照や確認網羅する為の大変自分本位のものとなっており、本来あれもこれもかなり絡み合っています。これも御了承を。   //    問答          //               Pick up! 安倍おろしの風は、太平洋の向こう側から吹いている(上) Pick up!                 新規書き下ろしに併せ、過去の原稿も随時追加 !!        マジで無精が祟り、過去もの追加は進まず…(苦笑)                      都合上、大変緩慢な更新になりますが、ご承知の上、       ごゆっくりとお楽しみ下さい。                    I'm sorry,,,this blog is written almost in only Japanese.       
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 最近、銃撃による二つのセンセーショナルな事件が起きた。両方とも情報は錯綜しており、捜査による解明が待たれるのだが、一つ目が、前長崎市長暗殺事件。二つ目が、米国バージニア工科大での乱射殺害事件。どちらも実に卑怯な事件で痛ましく、被害者の方々、そして遺族の方々は本当に気の毒だ。

 前長崎市長暗殺事件については、当初、統一地方選挙に伴う市長選の選挙期間中というとんでもない時期でもあり、被害者の伊藤氏が「長崎市長」という立場から思想絡みの事件かとも思われた。犯人は指定暴力団山口組系水心会幹部の城尾哲弥容疑者(59)との事、国籍は知らされていない。どうも資金繰りに困り、組からもアブれだした容疑者が、以前から続けていた市へのタカりにも失敗し、逆恨みを溜めてヤケクソに事件を起したとの線が有力な様だ。そうした様に暴力団の公共事業などに対する口利きビジネスが存在していた事も明るみに出て来る。

 確かに当局が捜査する上では「核」「平和」など何か思想的背景が全く無いとも決めつけるべきでないが、であるならば広島は何故ないのだとか、また、もし心底の右翼だったら本気で許せない様な売国奴がそれこそ社民・共産あたりにごろごろ居る訳であり、何故長崎が?と不自然にも映る。一方、ヤクザにまともというのも変な話だが、そもそもがカタギに手を出すなどまともなヤクザなら御法度だ。過去にも政治家絡みの事件もあるにはあるが、何れも大概が利権絡みである。また、宗教や民族組織が政治結社を互いに偽装したりヤクザが政治結社を偽装する様な事はあっても、政治結社がヤクザを偽装する様な事は、まあ無い。当たり前だが。そして何れにしても容疑者は、鉄砲玉の若いのでなく若頭のええおっさんだ。更にはどの自治体でも近年公共事業自体が減らされる傾向にあり、暴力団関係の締め出しも計られている。ちなみに、テレ朝だか朝日新聞だかに犯行声明文らしきものが送りつけられていたとの情報もあり、もしそれが事実で、思想的何やらなのなら既に全力を傾けてガンガンやっていておかしくない。とどめにその内容とは、工事がうんたら保険がかんたらと延々に書かれているのみだ。

ここまでくると、やはり利権絡みと見た方が自然だろう。
ただ、事件当時現場付近で不審な人物が多数目撃されている。これらが何を示すのかは当局の捜査、解明が待たれる。




 一方、米国バージニア工科大学キャンパス内での銃乱射殺害事件。

 こちらの方はより異様な雰囲気を醸し出している。当初、容疑者はチャイニーズとの誤情報も流れたが、容疑者は韓国籍のチョ・スンヒ容疑者(23)。出身は韓国で8歳の頃に両親と共に渡米した同大学の学生。ハンドガン2丁による事件の犠牲者は32人、負傷者は30人前後に及び、犯行後容疑者も自殺という最悪の猟奇殺人事件となった。

 こちらの方がよりいっそう情報が錯綜しており、事件の社会に対する作用反作用はともかく、多くの不明さと不気味さを漂わせている。当初、チャイニーズ留学生(相当のガンマニアだった模様)による犯行との誤情報が流れた様に、容疑者とそのガールフレンドの痴話喧嘩の最果てといった情報も流れたが、これらは何れも誤った情報だったようだ。

 各証言によると、容疑者と口論になった末最初の犠牲となったヒルシャーさんは、容疑者をほぼ知らなく関係性も無いという。また容疑者は、スーパーモデル(の様な女性?)と二人にしか分からない名だか何だかで連絡し合い付き合っている、と周りに吹聴するなど妄想癖の性質が強く、更には数名の女性にストーカー行為を繰り返していたという。また、悪意と恨み、憎悪に満ちた戯曲を書いた容疑者に異常を察知した教授や、そのストーカー行為に苦しめられた女子学生達により警察に通報されており、それらが原因で精神病院への通院を余儀なくされていた。が、それも大変いい加減なもので、カウンセリングなどを受けるように勧められるも容疑者は無視していたようだ。今年に入ってからは「殺害する」だとか「自殺する」などと少なからずメッセージを出していたようなのに、何故こんな不気味な人間を野放しにしていたのかがまた不可解でもある。

 ちなみに、チョ容疑者が書いたという戯曲らしきものを見る事が出来たが、汚い言葉で罵り倒す冒頭で始まるそれは、私が捜査員や記者ならば我慢して読むが阿呆らしく時間の無駄なのでやめた。下記はチョの作品「リチャード・マクビーフ」冒頭の一部。



[Richard mcbeef]
Whats up,Dick !
Try dad.
you ain't my dad and you know it ,you Dick.
~~~~~we need to have man-to-man talk.
Man -to- man up your ass,bud !

~~~
~~give me a chance.(Richard gently rests him hand on John's lap.)

What the hell are you doing !(John slaps Richard's hand.)

What are you,a Catholic priest ! I will not be molested by an aging balding overweight pedophilic step dad named Dick! Get your hands off me you sicko! Damn you,you Catholic priest. Just stop it, Michael Jackson. Let me guess, you have a pet named Dick in Neverland ranch and you want me to go with you to pet him, right?

~~~~~Why are you so angry at me

Why am I so angry at you! Because you murdered my father so you can get into my mom's pant!!


「どうした、ディック!」
「父さんと呼んでくれよ」
「お前は父さんなんかじゃない、分かってるだろう、ディック」
(中略)〜〜〜
「〜〜男同士の話しが必要だ」
「男同士の?ケツ上げろ、相棒!」

〜〜〜〜〜
「〜〜チャンスをくれないか」(リチャードは穏やかにジョンの足に手を置く)
「何しくさんだ!」(ジョンはリチャードの手を払いのける)
「何だお前、カトリックの司祭みたいに!俺はジジイでハゲでデブでロリコンの継父、ディックって奴にいたぶられるつもりはねえ!手をどけろ、キチガイ!ちくしょう、おめえ、カトリックの坊主め。やめろ、マイケル・ジャクソン。てめえはネバーランド牧場にチンコ(Dick)って名前のペットを飼ってて、俺にヤらせたいんだ、そうだろうが!」
〜〜〜〜
「〜〜何故私にそんなにも怒ってるんだ」
「何故怒ってるかって?!お前は俺のパパを殺したからだ、俺のママのあえぎ声を手に入れるために!」


(※注:Dickは一般的にリチャードという男性名の愛称でもあるらしく、それをDick、ペニス(チンコ)とかけているのは明らかだろう)




 何なんだこれは。
こんなもん(英文科の)学生が書く戯曲なんぞではない。掃き溜めのゴミ文じゃないか。
現代版ハムレットのつもりか知らんが、これでは教授に通報されても仕方がない。読んだ人々によれば、それはもう一様に悪夢の様なものであり残虐で下品で非常に歪んでいるという。

 そして、事件に関する犯人の犯行声明があるのだが、その内容がまた上記と同様、もう完全にトんでいる。
ちなみに、容疑者は何と犯行途中に郵便局へ赴き、そこで犯行声明ビデオや写真の入った小包を投函したという。宛先は米国放送局のNBC。そこにも容疑者の腕にも赤字で書かれていたある文字があった。その文字とは「Ismail Ax」。

そこで、
犯行声明ビデオを見た。

 筆者はネイティブでない上、ベラベラ早口で喋られると理解し辛いのだが、それを鑑みても容疑者はトーンの低いモゴモゴこもった様な喋り方の早口でほとんど何を言っているのか分からなかった。字幕(サブタイトル)の入ったものや、その他活字によると、だいたいこの様な事を言っている。(以下のものは筆者の訳文ではない。報道等によるもの)





「お前らが今日のような日が来る事を避けられるチャンスは無数にあった。しかしお前らは俺に血を流させる事を選んだ。俺を追いつめた。ただ一つの選択だけを強要した。お前らの手は永遠に洗い流す事の出来ない血で染まる」
「俺はこれを必ずしもやる必要はなかった。引き下がる事も出来た。逃げる事も出来た。いや、そうはしない。俺はもう逃げない。俺のためでなく、俺の子供達と兄弟姉妹のために」
「お前らは俺の心臓を破壊し、魂を強姦し、良心を踏みにじった。お前らはただ単に一人の哀れな少年の一生を消し去っただけと考えるだろう。おまえらに感謝する。力なく、弱い人々に勇気を与えるため、イエス・キリストの様に俺は死ねる」
「顔にツバを吐きかけられ、のどにゴミを押し込まれる気分がお前らに分かるか。自分で自分の墓を掘る時の気持ちが分かるか。左耳から右耳まで、首を切り裂かれる時の気持ちが分かるか。お前らの道楽のため、十字架に突き刺され、屈辱を味わい、血を流して死んでいく気持ちが分かるか」
「お前らはあらゆる物を手にしていた。メルセデス・ベンツにも満足しなかった。このガキどもめ。お前らは金のネックレスでも満たされなかった。この俗物どもめ。お前らは投資信託の資産にも満足せず、ウオツカやコニャックでも満たされなかった。あらゆる歓楽の限りを尽くしても物足りなかった。これだけあっても、お前らの快楽主義的欲求を満たすことはできなかった。お前らはあらゆる物を持っていたというのに」
「これでおしまいだ。もうどん詰まりだ。こんな人生があるかい。とんでもない人生だったな」
「お前らはおれがこんなことをしたかったと思っているのか。お前らはおれがこうして死ぬことを夢見ていたとでも思っているのか。絶対にそれは違う」
「おれはそいつらのために、これ(惨劇)をやった。弱く、無防備な未来の世代のために」
「おれはモーセのように海を割り、おれの民、あらゆる時代の弱く無防備な子供たちを導く」





如何か
もう妄想全開だ。

先に挙げた戯曲モドキ同様、彼の思想なりモノの考え方がそのまま投影されている様にも感じる。だが、何故筆者がこの事件、これらを特に取り上げ、不気味だと言うのかはここまで来てやっと半分。もう少し考えて頂きたい。


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 また加えるならば、北朝鮮など半島情勢や6カ国協議、核や拉致問題などに絡む様に、タチの悪い捏造たる従軍慰安婦や南京問題が米国内で急に湧いて出て来るのも恐らくは無関係でない。これには在米チャイニーズ・コリアン、及びチャイナ系・コリア系米国人が反日愛国主義をもって(よその国で)大々的に工作活動を行っていた結果だろう

 産經新聞の古森記者によって厳しく指摘されていた、同謝罪要求案なるものを提起する日系(らしい)のホンダ議員(この問題に関しては割と有名。既に過去数回提出した同法案は全て廃案)が、多数のチャイナ系のゴリゴリ反日団体から多額の献金を受けている事も明らかにされている。まったく、どうしてその様な浅ましい事をやってしまうのだろう。該当国に移住したり同国人でありながら、その国の国民という事、帰化や移民でもその国の国民市民となる事、なるべき事を忘れ、民族的な血のルーツばかり辿ってその祖国の利益を追い求める行動や協力を無節操にやってしまう。それどころかそれが捏造や歪曲であろうと厭わず、悪意の牙を「同盟国」に向けてしまう愚かさは理解や共生、融和とは程遠く、その正反対に位置するこういった行動・活動とは本当に浅ましく害悪しか産まない。悲しいものだ。

 実は、これら一連の動きや活動を筆者は多少知っていたので、「来るぞ」という意味で敢えてその従軍慰安婦問題や南京大虐殺問題を以前、事の前に提起させて頂いていた。

 これらはそういった怪しげな組織や団体の主力、捏造の根幹の様なものなので、くれぐれも安易に騙され、よく知らぬがゆえに信じてしまったり、とにかく謝れば何とかなるといった様な無責任な考えや、『「核問題や拉致問題」に絡めて主題をすり替えられる』様な状態に陥らない様に気を付けて頂きたい。こんなものは、チャイナ及び半島勢力の明らかな対日包囲網の構築及び日米離間工作であり、アジアと言うならば我々アジアの歴史や現在を悪意で塗り固めた嘘で無意味に傷付け、汚すものでしかない。

 そして、それらで煽り騒ぎ、この「米韓FTA」を受けて、
「日本も早く!何がなんでもやらなきゃ!」だとか、真に受けて「置いてけぼりになる」等とただ騒ぐ一部(日本の)メディアは、あまりに短絡的で浅はかである!


 こう考察した上で、確かにこの事象は韓国市場を米国経済に機先を制される危惧、それと茶番(6カ国協議)など本気でアテにならぬが半島情勢をもってしてもやはり日本にあまり良い影響は見込めない。だが、不用意に煽ったり、焦る必要は無い。確かに筆者は先稿で「ここまでやってしまったのならば合意させるべし」としたが、「あくまでもよくよく精査して」と断りを付けた様に、不用意・安易な交渉は避けるべきだと断ずる。焦れば焦る程に判断を誤り切らなくても良いカードまで切り、結果国益を損ずる事となるのは当たり前過ぎる事柄であり、更に言うならば既にその域に達している。



 それにしても、やはり外務省や警察庁等は昨今のリストラ路線でなく、むしろ大幅な人材・人員増強を計った方が良い。上手く進めている事案もあろうが、こと特アなどに関してはあまりにも不備だと言わざるを得ない状況だ。まあそれでも漫画閣下こと麻生外相は以前の閣僚のそれよりは遥かに良くやっているとは思うが、特に外務省は本当に人が足りない、とは良く耳にする話である。

 また、もうホトホト嫌になってくるのが、日本のメディアとは何でこうも阿呆になってしまっているのか。最早そのトレンド化しているあの『捏造歪曲のオンパレード乱れ咲き状態』であるTBSなど特に気狂いじみていて本当に異常だ。トボケ混じりで申し訳ないが、何故かあの局についてはいつ頃からか本当に『やる事なす事が韓国じみてきた』という感すらある。何で狂っているのか、何にシンパシーを感じているのか知らんがそんなヨジ曲がったものに同調する必要など一切無い、というより常々警鐘を鳴らす様にそれは害悪しか生まない。真っ当な行政として、あそこまでの毒電波を吐き続けるテロ放送局からは、早々に免許を取り上げてしまえ、と強く願うものである。まさに「気狂いに刃物」「シャブ中にチャカ」「TBSに電波」といった様なもので、もう何をやるものか分かったもんじゃない。ただまあ、また各メディアにも優秀かつ心(志)ある人物は確実に居るはずなので、その諸氏が変革を起される事が本当に出来るのならばそれも願うものでもある。ちなみにあそこにならば徹底的な敵対的TOBでもむしろ応援したいくらいだ。無論、その買収企業が怪しくないというのが前提だが


とにかく、
日本文化圏、日本に住む人々が日本人にしろ外国人にしろ『国籍が何であれ』、怪しげな者がふんぞり返り、こつこつ頑張っている人、正直者がアカラサマに馬鹿を見る様な状態だけは何としても改善せねばその先に待っているのは何とも阿呆らしい社会、未来でしかない。怠け者の筆者が偉そうに言えた義理では無いが、少なくとも現状はその感がひどく強い。無論それは息の詰まる様な聖人君子的勧善懲悪を指すのではないが、「見付からなきゃいい」「やったもん勝ち」といった様な「踏み倒し文化」的振る舞いはこの文化圏にはそぐわない。私にはそう思えて仕方が無い。

 前回取り上げた「EPA/FTA」に関して、筆者がここで原稿を書き上げ、アップする前に「米韓FTA合意」の情報が流れる様になった。まさに分析する事柄に深く関与する事象であり興味深い。韓国が欧米及び日本の資本、投資に興味があるのは先述した通りである。そこで、欧韓、日韓より先に米韓のFTAを合意させるに至る盧や韓国政府、及び米国の思惑とは何なのかと、分析するならばするべきだろう。

 にもかかわらず、殊更「米韓合意!日本は置いてけぼり」などと嬉しげに言いたがる連中が何を言いたいのかとは押し並べて知るべきである。とは先稿に限らず拙著をご覧になられた方々には理解して頂ける事だろうと思う。それらが示すのは色眼鏡をかけているがゆえに事の本質に対する理解が進まず、そういった幼稚な言葉しか出てこないという事柄のみで、これは当の韓国世論もそうであるのは言うまでもなく、「米韓合意に日本ショック!」「日中が驚く」などとおおよそ何にでも日本を絡めないと物事を考えられない依存体質そのものだ。

 だが、これに対してまたぞろ大規模なデモが発生(焼身を図る者まで出たという)するなど反対が根強い一方で、賛成派も多く出て来ているという混乱模様。中には「これにより米国は優れた韓国の技術や製品の恩恵を受ける事が出来、相互が経済的恩恵を受け、世界経済を牽引する!日本は置いてけぼりだ!(やった!)」といった様な反日愛国主義により正常な判断、及び自己分析が出来なくなった者の意見とはとてもじゃないが身の丈を知らないこれまた幼稚なもので聞くに堪えない。「『ライバルの日本』は日米FTAの交渉すらままならない」などと嬉しげに言ってしまう辺りに、剥き出しの敵意と自意識過剰、自己過信とおおまかにでも現状を把握出来ない様が露骨に浮き彫りになる。

 もういわずもがなだが少し訂正するならば、先述した様におおまかな経済圏の軸とは欧州、米国と日本の3軸であり、これらは明らかなライバル関係であり、ゆえに述べたEPA/FTA戦略においても苛烈な競争に躍起になっている。かなりWTOそっちのけの様相だ。であるから、この状況で日米FTAなど有り得よう訳がない。そんな話し自体が非常に現実味の薄いものだ。有り得る可能性としては、EUが圧倒的に強大なものとなり、これに対抗する為に結ぶ必要が生じる鼎立の論理が発動する場合くらいだろう。


 さて、その先の妄言を一々突つく必要も今更無かろうが、その「技術」に関して思い出す事があるので少々述べよう。その技術も盗み倒したものばかりなのだから恥ずかしい事を言うのは控えた方が良い。

 エレクトロニクス、例えば液晶プラズマ技術のまさに先端を切り開いて来たのは一体どこであったか。それが、シャープ松下(パナソニック/ナショナル)だ(いずれも世界初の商品化は前者がセイコーグループのエプソン、後者は富士通ゼネラル)。
当初、企業技術機密保持意識が不足であったがゆえに剽窃・盗用の盛んなあれらの国で技術をまんまと盗まれる憂き目を見たが、各製造業が国内及び例えば先述したチャイナや韓国における製造業技術の剽窃の危険さを察知し他を模索する様になったように、シャープや松下では現在その機密保持体制は徹底されているという。実に賢明な判断だ。
そしてかの企業らがその技術を盗用、流出から死守すると共にLGやサムソンなどは落ちて行く。実に分かり易い。
裏がある



 ともかくだ、これに対してどうにか扉を開かせる為に、「相互」を強調する為か、自信を付けてもらう為か、日本における韓国煽りを実践した訳である。その手順は先述した通りだ。それにしても、一連についてある程度は理解していたのだが、経済や政治を加味して考えると非常に理解し易く明快に見えてくる。


しかし、やはりその上でどう重ね考えてもやり過ぎだ。
あまり上等な手法でないし、第一あの歪んだ反日愛国主義の自慰的愉悦の炎に油を注いでいる様なものだ。


 現実を鑑みて、例えばあれら偽装ムーブメントの物、スター(?)を素晴らしいだとか、美しい、カッコイイ等と言う人など筆者の周りに皆無であるが、皆さんの周りではどうなのだろう。筆者に関して言えば、幾分理解しているつもりであるから余計にかも知れぬが本気で興味など無いし、流石にそのテレビですらよく言われるように、特に若い世代では「ダサい」で一致している様に感じる。なのに、本気で「お前誰やねん…」といった偽装スター来日のくだりを(たまたま)付けているニュース等で見る度にもう苦笑いを禁じ得ない。「もうやめとけよ。無理あり過ぎるって」と、その異様な粘着ぶりが行き過ぎれば過ぎる程に気持ちが悪い。

 反日を抱えながら「円」目当てにすり寄って来、国に帰ればその世話になっている国の事も人々の事もお構い無しに罵り、素知らぬ顔でまたやって来る。妙な思想に基づいた怪しげな活動、厚顔無恥な振る舞い、反日愛国主義に醸成された自己過信と自意識過剰と排他意識に拝金主義。それをただ「友好」だと、ネガティブイメージに繋がる情報は事実ですら蓋をし、明らかな歪曲捏造ポジティブキャンペーンを張ってまで、のべつまくなし受け入れよと迫り擁護するメディア。


 なんと醜悪な友好、醜い偽装だろう。


そんな連中ばかりで、真に友好的な架け橋となる様な人物が遂に出てこない、出て来れないこの現状、現象の何と悲しい事か。そしてその反作用として、あまりの醜い偽装から強烈な反発が産まれ、日本ではそれまでに無かったタイプの、大きな大きな嫌韓という溝すら作ってしまった


 それでもまだやるのか。
「はぁ!?」という出来事にはほぼ



さて、戻る。

 つまり、先に述べた明らかに異様さを見せる一連の韓国煽りとはズバリと踏み込めば、
『日韓EPA/FTA(経済連携協定/自由貿易協定)の一環』それによる『副作用』だと言えるのだ。

 以前にも少し触れたが、現在の世界経済ではWTO(世界貿易機構)のそれより更に踏み込んだ、上記の協定に主要国はみな躍起である。経済の軸として、やはり主流なのが、北米、欧州、そして日本のこの3つ。それにチャイナ(中国)とインドの2大人的大国が、まだまだとは言え追い上げ馬として注目もされている。私の感覚としては、日-米、米-欧は明らかに経済的ライバルであり、特に米国はその手に露骨だ。詰まる所、それが『実はアメリカンスタンダードであるグローバルスタンダードの押し付け』や『(BSE感染疑惑)牛肉買え!』等の様に表れてくる。そこで、戦争する位に皆が欲しがる油がウリのアラブ諸国や、目下注目のアジアがその対象として主要国には見られている。日本としても、アジアをそう易々とアメリカ、欧州に持って行かれる訳にはいかない。現在ASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国などとはかなり順調で、フィリピン、マレーシア、シンガポール、メキシコ等とは既に締結。タイ(政情により随分遅れたが)、インドネシア、ブルネイ等とも大筋で合意、近く批准と聞く。もちろん、他の国々、例えばオーストラリアやスイス、インド等とも交渉中の様だ。


 そこでだ、先にアジアと言った。
アジアと言えば当然特定アジアだけを指すものではないが、その様に日本は相手国として韓国もよそに取られたくない。しかし韓国とは反日愛国主義に溺れるゆえ、反日で愛国で反米で、、と行くうちに中毒化が進み見境が付かなくなって何処にでもそれを撒き散らす様になり、国内産業は政官にベッタリ甘え、自分はいいけど他所から来るのは嫌だ、「国内産業保護!愛国、愛国!」と言い出す如何ともし難い状況に陥り、他国からは「アホな事言いいなはんな。商売はお互いに利益が無かったら成り立ちまへん」と迫られる。返せばつまり、実は割と手付かずな市場だという事だ。そして、これまた実は経済もガタついている韓国にとって、欧米や日本の巨大な資本・投資が入るのは大きな魅力なのだ。ゆえに揺れている。

 その中で、米国も少なからずある様だが特に日本にとって猛烈に大きいのが知的財産権問題

 どういう事か説明すると、
プロフィール
HN:
陣 ~ Jin ~
性別:
男性
自己紹介:
音楽が好き。猫の様な性格
早馬 〜 mai l〜
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