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書き綴っていたもの、某所にて公開していた随筆を(幾らか整理して)新たに開設公開。こちらの方は時事や政治、歴史や文化カルチャー等の話が多くなっております。(気分一新大規模改築。ほぼ整ってきたかな。ただ、過去原稿移植は進まず…)全エントリ一覧はまだ設置されていないので、ご不便をお掛けしますがカレンダー及び時系列アーカイブ等から飛んで頂くようお願い致します。製作は大変だねぇ…
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<直近概況と指針>

さて、

ヨーロッパもちょっとやり過ぎじゃないかと、そう釘を刺して置かねばなるまい。
基本的に現在の(米国発)詐欺経済、その破綻から財政的に真っ赤っかになって窮しているのは当の伏魔殿構造・アングロネット・グローバルな感じの連中である。多くウォール街とワシントンを根城にし、ブッシュやポールソン等その他議員(民主・共和)からロビイストから何からに指令を出している。その筋の連中も、ポールソン周辺の様に当局ともうわんさか混じっているので見え辛いが、そこの辺は「その森が魔の森である事に変わりはない」と述べておいた点である。欧州各国の方針というのは、「そう」なのだろうか。必ずしもそうでない、違うだろう?では何故そこにじゃんじゃん金を放り込むのだろうか。それでは連中が持ち逃げするだけなのは当の米国と同じである。彼等の作った借金はまず、彼等に支払わせるべきである。

さて、
三菱は、先にも述べた通り、そのモルガンスタンレー自体の時価総額が「その出資額を下回ろうか」というその辺のをウロウロしている様な所に、出資した途端に損額が発生する様な契約に、無駄に90億ドルもの大枚を突っ込むなというのだ。それだったら買収したらいいだろう。それがコントラクト、契約交渉として成立しないんなら取り止めればいい。少なくとも9ドル10ドルの株を25ドルで買う様な、買い支えて共倒れするかも知れん様な馬鹿な契約をするなというのだ。

また、
株価が2ドルを切ろうかというフォードが資金繰りに困窮し、
保有するマツダ株売却を考えているという様な話も聞く。
MBO(経営陣買収)にしろ他の余裕有る所、投資家が是非買い戻せば良いだろう。

他にも、その(米国車業界の)ビッグ3と言われたGMやクライスラーも財政的に相当ヤバい様だ。GMは本社ビルの売却も検討しているという。
そんな中でGM側はクライスラーに合併話を持ち掛けており、そこにまたサーベラスが噛んでいるという。
資金繰りもヤバい中、手元資金を増やしていっその事この期にクライスラーを買収合併しようという腹か。中々図太い。
元々、フォードにはGMが9月に合併を打診していたそうだが、フォードは独立経営を維持する方針でこれを断ったという。

クライスラーは1-8月期の赤字が4億ドルに上る。
上記の話もどうなっているのかと思えば、この会社は既にサーベラスが株式80%を保有している。してサーベラスは更に、「クライスラー株売却じゃなくてどっかと合併した新会社の株をガッツリ持ちたい」と発信しており、
つまり「もっと高く売るんじゃ」、という事だろう。まあ流石にガメツいことだ

しかしそれじゃ買手、合併話なんて進まないんじゃないだろうか?
新会社にしても、サーベラスだとかその手の筋に株握られている様な経営なんかイヤだろう。
まあどの道売るんだろうが、、

GMもほんの数年前には60ドル近く、この2008年初頭でも40ドルからあった株価が、、今や6ドルである
何れも、そんな図々しい話がそうそう上手くいくものでもあるまい。

と、
GMの頭の中には「破産」の選択肢もないそうである。
するとまた、政府財務・金融当局に金を融通しろとでも言うつもりなのだろう

米国民は、大丈夫か?
どんどん持ってかれるよ?


FRBは、
買取り銀行、斡旋業、ひいては国民税金をウォール街に流す、という業務を行っている。








所で、
米当局の北朝鮮テロ指定国家解除について、「何でこんな時期に…」という声も多い様だが、
だから言っているじゃないか。

「嫌がらせ」

である。というか、相当追い詰められてもいるだろうから、何か利用出来るものはないかと、同じ様にまた卑劣な真似を繰り返すのである。
米国の伏魔殿構造は何度も言う通り政官民一体であり(無論国民全部、だとかそんな訳はない)、延々と行われている中南米、中東、グルジアの様な真似もすれば日本の周辺ではどう見ても北朝鮮、詳しくはそれらに何度も記したが、現在も分断状態の朝鮮半島や台湾チャイナ両岸等が明らかにその対象である。こういった構造を是非分かって欲しいのだが、分からない場合や、その卑劣な外道の手下どもは、むしろこんな事を言う。

「日本が悪い」

阿呆じゃないか
よっぽどまだ分かっていなくてそういった諜報工作に惑わされているか、
或いは、「手下です」と宣言している様なものである。



もう充分なくらい述べているのだが、この後もより核心について述べよう
本当に、汚げな話ばかりで、馬鹿らしくて面倒臭いが







追記:

 チラッと見たG7財相会合等で中川昭一の述べていた話だと、確か(各国が)よっぽどヤバい場合は日本が融資も考えるとの事で、
そこでその財源について外貨準備を充てると触れていたが、うん、それはまあよっぽどヤバい事態ならばいいが(しかも確か「米国については自分でちゃんとやってくれ」といった内容の事を述べていたと思う。/笑)、無論、ドル・ストック保有・運用としてある米国債も売却して用意するのだよね?
まあそれ以前に、米国債など早く売っておいた方がいい。色々な意味で

 それと、インド洋での海自による給油法案等という、実態として米国のテクニカル中東侵略である忌まわしく無益な戦争の為に、給油補給してやる事など、これまで嫌という程のべて着た様にそんなものはもう必要無く、またやってはならない。そもそも自分達が野方図に詐欺経済で混乱させ、高騰させた油など自分達で都合しろというのだ。最低限の物資、先物投機にすら濫用規制をせず、自分達の詐欺経済のツケを誤摩化す、そもそも「市場原理主義においてむしろ良し」としていた空売り規制のみを掛けている様なフザケた悪人どもに、その油をくれてやるいわれなどない。

本当に、米国、伏魔殿の連中はどこまで悪く汚く堕ちていくのだろうか


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さて、

腐れ米国は、北朝鮮のテロ指定国解除を取り決めた様である。

こんなものは「嫌がらせ」というか、以前から何度も何度も何度も何度も指摘している対立構造プログラムの一環である。(※link)

外交・諜報・メディアミックスによる工作で、
欧州とロシアを対立させて緊張状態を発生させ、諸々の利害や敵対心、思惑を交差させ再び従属的に引きずり込もうとしたものと同じ。
中東、中南米、どこででも似たり寄ったりで行なわれている忌まわしい外道の行い。
急速に衰退するアングロネット米覇権主義の終焉に怖れおののき、経済関連でも、もうモラルも糞もなくなり振り構わず右往左往している。
本当にしつこい連中だ。


人を人とも見ぬ卑劣な行いの数々。
卑怯極まりない悪代官その連中、あんたらこそ覚悟せえよと。


大体、ライス(国務長官)やブッシュの辺りは、特に「何だそれは」と説明を求める日本側(中川昭一)に対して、

「形式的なもの」「ブッシュに説明させる」

等とホザいていた模様。
形式的なものなら、何でやる必要があるのか
全くもって整合性がなく、意味不明なんだ。言っている事が。

その内容も、相変わらずちっとも詰めていない、何も解決解消などされていないし、するつもりもないのだこの連中は。
検証つってもどうせまたあの「既に用済みの寧辺(※ガラクタ施設)」位だろうもので、ウランの方も放置、兵器関連も放置、拉致も放置、その他犯罪も放置、、、
それで何の「事態打開」だと言うのだ馬鹿馬鹿しい



寝言も大概にしろ

せめて寝てから言え

ど阿呆



と、

まあ形式的な外交の場で、もうちょっと捻りの効いた抑えた表現を選べば良いが、

もう本当に飽きるくらい言ってきた様にこんなものは対立構造プログラムそのものなのだ。
(実は)親玉が(こっそり)手下に「おい、お前もうちょっと頑張れ」と銭と食料と油の補給に行こうとしているだけである。

そして、
またその当事者や周辺が巻き込まれて、わざわざ作られた下らない争い、確執に苦しめられる。外道だろう。こんな真似をする連中は。

そして拉致問題にしても、
少なくとも12カ国もの国民が誘拐、拉致されているのである。


ええ加減にせえよと、フザケルなと、

もっと言わんかい、日本も、その他(11カ国の)当事国も!

何時までこんな事を繰り返すんだと

こんなもんをどこの国もそれぞれ何時までも、まだこの期に及んではいはい聞いていたら何時まで経っても「Change」、変わる時なんか来んわ

麻生太郎、何をやっとるか!我が国の首相、総理大臣よ!




チラッと見たものではやっぱりちゃんと平沼赳夫なども、

「イラク戦争などで国民の信頼を得ていない米政府が、点数稼ぎのためだけで解除した」
「米国の決めたことを唯々諾々と聞かざるを得ないという雰囲気がある。政府は言うべきことをしっかりと言っていかないといけない」

とこう述べている。

その他の政治家でも学者でもメディア人でも我々市民でも、きっとそれなりに不正義、不誠実に対する憤りを述べていたり、感じていたりするはずだ。

苛々するのが、
今の政権内で、唯一気を吐いているのが財務・金融兼任相の男・中川昭一のみである。もし他にも居たら申し訳ないが。

流石、豪快で強面だけあって、G7財相・中央銀行総裁会議会合のニュース等を見ていても、中川昭一が一番言うべき事を言い、
ポールソン等との会合というかシーンでも、恐らく怒りの仏頂面(中川)にポールソンが挙動不審、顔色を窺いながら退却するものだった。


麻生首相よ、盟友だろう?彼だけに孤軍奮闘させるつもりか?
「核問題が動かないより、、それも一つの」何だかんだとむにゃむにゃ、何を薄気味悪い事を言っているのか。
そのまま駄目首相で終わるのか!違うだろう?!
首相がマジでそのバックアップ、或いは逆の場合は逆に彼がバックアップに周って協力してやらねば、成る事も成らんだろう?

首相という立場上、言わざるを得ない事、場合もあるが、今回の様なケースは「は?何?(※フザケんなよ)と一丸となって当たらねばならんのだ!


また、
外交というものは(当の卑怯者の様に)本来一国のみで出来るものではないから、それは勿論他の財務相や首脳も呼掛けて、協力するのである。
この間のドイツの財務相とか、独メルケルだって伊ベルルスコーニだって仏サルコジとて、ロシア、カナダ、UKの政治家だって分かる者は、いたし、居るかも知れない。基本的に欧州の各国財務相だって、これを共有していると述べていただろう。
通訳つれて本当に一緒に酒でも飲んで話してきたらいいのだ。




尚、


北朝鮮、テロ解除に「歓迎」表明 無能力化作業再開へ
2008年10月12日21時42分/朝日
【ソウル=牧野愛博】北朝鮮外務省報道官は12日、米国によるテロ支援国家の指定解除を「歓迎する」とするコメントを発表。「我々も行動対行動の原則により、寧辺核施設の無能力化を再開し、米国と国際原子力機関(IAEA)の監視要員の任務遂行を再び認めることにした」と表明した。朝鮮中央通信記者の質問に答えた。報道官はその上で、昨年10月の6者協議で合意した「非核化第2段階」の達成について「米国の指定解除が実質的な効力を生み、(北朝鮮を除く)5カ国が経済的補償を完了させるかどうかにかかっている」と主張した。




こんなものにはビタ一文払うな。
当然の事で言うまでも無いが、こんな他所の国々の国民を誘拐してミサイル遊びしている(親玉の命令だが)様な所に、
こんな馬鹿な話に国民の税金をくれてやるいわれなど微塵もない。
それだったら高齢者や小児科医療、ホームレス対策やワーキングプア、自国日本にいる、困窮している人々への対策に回すべきである。

当たり前だろう?そんな事は

大体、世界経済的に、主要国で圧倒的に日本が健全体質でまず頑丈そうだが、それだって財政に経済に問題は色々あるのはこれまでも述べて来た通りだ。
また、拉致被害者家族の方々も、こんな馬鹿な話はないと憤っておられる。
決してこんな下らない馬鹿みたいな話に足をとられていてはならない。


そもそも北は仕事で喚いているだけだ。
平壌放送が何をホザこうが、「だあっとれ!」と一喝しておけばいい。

そんな事より他にやらねばならない事があるだろう!


ただ、前述の通り、
米国には「そんな馬鹿な話はまかり通るものではない」と言い続けるべきである。
そもそも悪辣な真似で「しつこい」のその連中だ。入れ替わり立ち替わりループ人員交渉(例:中川、中曽根、外務省、中山、ご家族、与謝野、中川、平沼、外務省、中川、中山、外務省、その他諸々)くらいの勢いで意見を伝えればいい。

米国は、まあそのダウンスパイラルの渦、経済からこのまま破綻してより沈んで行けばいい。
有り得ないのだ、この卑怯者達は。しつこいし



<タイ。続くタクシン・ショック>
タクシン、サマック、ソムチャイ。リークアンユー

ここの所もずっと混乱の続くタイランド。
東南アジアの友国、タイについて中々多く触れる事も出来ていなかったのだが、当然ながら現在の世界情勢における影響や実態はここも無関係でない。

そう認識はしていたものの、最近の情勢もそこまで詳しくなかったのでまた、ある程度だがなぞってみると大変興味深い。ただし、タイ国民にとっては全く冗談じゃない事態であり、心情をお察しする。頑張れ!!

まず、


現在のタイの混乱において欠かす事の出来ないのが、
というか混乱の(表層的)発信源が、同国の元首相タクシン・チナワット

彼は、元警察官。当時からの副業で起こした企業シン・コーポレーションは警察官時代のコネクションを活かし政府系契約で成長する。
後にこういった経済力を活かし、2001年、「タイ愛国党」を立党し政権を奪取する。タクシンの政治スタイルは、これも開発独裁というか、より、国家の私物化という感じが漂う。

タイ国内で圧倒的な資本を牛耳ったシン・コーポレーション株は、首相就任時に親族名義に書き換えている。政府に反対論陣を張るメディアは国外追放にしたり、或いはそのシン・コーポレーションで買収をしてしまう。

主に貧しい地方農村への援助を、強く選挙対策として滲ませ、或いは選挙そのもので金をバラ撒いて(明らかなる公職選挙法違反)いたりするというのはよく言われ聞かれ、反対運動を産んでいた事でもあり、結局後に違憲判決も出て解党処分。

2006年、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスに、そのシン・コーポレーションを733億バーツ(約2300億円)で売却。
売却益に対して節税工作(※後に脱税と認定される)により僅か2500万バーツ(約8300万円)で逃れた


 また、チベットや東トルキスタン、内モンゴルや台湾への行ないを見ても分かる通り、チャイナの悪辣な行ないは、同国の嫌な傾向を見せる移民系浸食なども含み、当然東南アジア、ASEAN方面でも嫌われており、しかし経済的な結びつきや圧力などから微妙な雰囲気、つまり政冷経熱の様なものが常に漂う確執が存在する。(※また南部ではイスラム過激派の活動もある。)

シンガポールというのは、マレーシアからそういった意味で大変嫌がられて追い出される様に分離した小国で(※よく知られる様に、国土は大変小さい。が経済は東南アジアではかなりの規模である。)、チャイニーズが大変多い。

どっちにしても似た様なものだろうが、タクシンがそのまま政権に就いていたとしても、そうでなくても、またこの様にタイ国内を政治工作すら絡めて市場支配させてきた巨大企業をシンガポールに握られる事となる。

この見事なパス回し(呆れ顔)。
いや、まあ見事じゃないか。突っ込み所としてだね。

不正蓄財然り、怒って当然だろう。



特にこれをもって、契機とし、

タイ国民の怒りは爆発し、国民的な大反対運動が発生し、政情不安定となる。
そして遂に、タイの国軍がクーデターを決行。

2006年9月、軍部によるクーデター。
直前にNY滞在中のタクシンは非常事態宣言を発令したが、
当時軍司令官ソンティの暫定行政改革団就任をタイ国王が承認、タクシンの発した非常事態宣言は解除、無効となった。

2006年10月、NYからロンドンへ渡る事実上の亡命。

2007年、裁判所は(国民のタクシン大反対とボイコットにより)無効になった2006年下院選において、タクシン「タイ愛国党」の選挙違反を断じ、解党を命じる判決。


「国民の力党」は、タクシンの「タイ愛国党」(※タイ国内解党、現在支部が北京に)の受皿。


2008年2月末、タイに帰国。
即座に逮捕されるが、900万バーツ(約3000万円)の保釈金を支払い釈放。


2008年7月に、既に最高裁は「国民の力党」副党首のヨンユット前下院議長を、
2007年12月の下院選挙における買収工作による公職選挙法違反で有罪判決を下している。
選挙管理委員会はこれを「党ぐるみ」と断じ、検察に起訴を勧告。

2008年10月、タイ検察は「国民の力党」の解党を最高裁に申し立て。


また、クーデター時にソンティ司令官側は、
タクシンの不正蓄財についての調査委員会を設置。
同委員会は、タクシン一族が汚職や不正によって蓄財したと認定し、資産大半を凍結。
2008年8月、タイ検察は、タクシンの不正蓄財について起訴、その資産760億バーツ(約2400億円)没収を申し立てている。




最大与党の解党を/最高検が申し立て、政権崩壊も/タイ
【バンコク10日時事】タイ最高検察庁は10日、ソムチャイ政権の最大与党、国民の力党の解党処分を憲法裁判所に申し立てた。憲法裁が審理を進め解党を命じた場合、ソムチャイ首相を含む党役員の被選挙権が5年間剥奪(はくだつ)されるため、政権が崩壊する。最高裁判所は7月、同党副党首だったヨンユット前下院議長が昨年12月の下院選挙で買収を行ったと認定し、選挙法違反罪で有罪判決を下した。これを受け、選挙管理委員会は「選挙違反は党ぐるみ」と認定し、同党の解党処分を憲法裁に申し立てるよう最高検に勧告していた。
(2008/10/10-17:16)




2008年9月2日にサマック、非常事態宣言。
武器を持った「政府支持グループ」が、
市民民主化同盟(PAD)のデモ参加者を襲ったのが衝突の発端。
そう言えば、タクシン(タイ愛国党)の頃から選挙買収と共に金で動かしている怪しげな勢力の存在は常に指摘されていたのを記憶している。

後継サマックは、基本的に解党したタクシン党の受皿「国民の力党」党首、首相であり、タクシンの系列。国民にもそう見られている。そして彼は、なんぞのTVプログラムに出て報酬を貰い、裁判所から違憲判断が出て遂に失職。

また次に出て来たソムチャイも、これまた当然だが「国民の力党」所属でもあり、タクシンの義弟とか…



割と穏やかな争乱状態であるタイは、タクシン政局からもうずっと、混乱している。
現在も、PADらの国民の反対運動は活発で衝突もしばしば、首相府も占拠しているが、先日その幹部が逮捕されたり。

しかしこういった混乱状態において、
軍部がこういう穏やかな態度と、あくまでも政治から一定の距離を取っている事が大変、混乱しておりそれは問題は問題だが、好ましい。

これは、タイ国民の声だろう。




非常事態宣言のバンコク、陸軍司令官は「国民の側に立つ」
【バンコク=田原徳容】タイの首都バンコクで反政府勢力と政府支持団体が衝突したのを受け、首都に非常事態宣言を発令したサマック首相は2日、非常事態委員会を設置し、アヌポン陸軍司令官を委員長に任命した。同司令官は記者会見で、首相退陣を求めて首相府を占拠する反政府勢力「市民民主化同盟(PAD)」の抗議活動について、首相とPADの話し合いでの解決を促し、慎重姿勢を示したが、緊張は続いている。アヌポン司令官は、「軍は衝突収拾に努めるのみ。軍は国民の側に立ち、兵士は武装せず、問題に対処する」と語った。また、「政治の対立は交渉で平和的に解消されるべき」と繰り返した。
(2008年9月2日23時09分  読売新聞)





また、

タクシンはシン・コーポレーション売却益などの巨大な資金により、国自体がウィンブルドン状態のロンドンで、サッカーチームを買収(※2007年7月)するなど相変わらずな感じ。そのチームは、UKプレミアリーグ・マンチェスターFC。ついこの間の2008年9月、タクシンはチームをUAEの投資グループADUGに売却。尚、同マンチェスターFCはブルーカラーのサポーターが多い事でよく知られる。



彼は、その通り、基本的に市場原理主義とかグローバルだとかいった系列の一員。
というか手下というか微妙な感じ。

ただし、前述の通りチャイナ移民である彼はその行動を見る限りチャイニーズ系統の思惑も臭わせており、
つまり、チャイニーズお得意の移民系浸食によるタイ乗っ取りに近く、国家の私物化の様な状態からタイ国民の激しい反対運動に遭い、同期した軍部のクーデターにより失脚した。下請けチャイナの親玉アングロネット・グローバル(盟主米:現衰退・破綻)、という感じ。

実に、シンガポールのリー・クアンユー・一家や

そう、

台湾の馬英九らと似ている。非常に似ている。
(※link「中台両岸モラトリアム」





タクシン、お前はタイ人(Thai)なのか?

同じである。民族的な系統などというものは、それは色々と弄ったり工作利用する連中がいるが、ある程度理解出来る部分があったとしても、その付け込まれる闇に飲まれ、己の欲やエゴ、何かの手先になったりする行ないで背信する事は、決して好まれ、認められるものでない。今そうである様に、激烈な反対と嫌悪をもって報いられる。

「普通のタイ人になりたい」
そう言い、本当にそう思うのならば、汚い真似をして握り締めたものをその手から離せ。
そして、

「ごめんなさい」

そう心から謝る事で、きっと多くの人々は許し受け入れてくれるだろう。

確執を煽り続けるその闇から、抜け出そう。


今、世界はそんな闇から多く抜け出す事が出来そうな、そんな風が吹いている。

そこでその風に乗って飛び立つ勇気は、

自分自身の心、必ずそこにある。









短距離ミサイル2発を発射=黄海で軍事訓練の一環か/北朝鮮
【ソウル8日時事】韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮は7日午後、同国西部の平安南道沖の黄海上で短距離ミサイル2発を発射した。韓国政府関係者は「通常訓練の一環としてミサイルを発射したようだ」と述べた。北朝鮮では長距離ミサイルの発射準備に向けた兆候も捕捉されており、核申告の検証問題をめぐる米朝間の交渉がヤマ場を迎える中、米国に圧力を掛ける狙いもあるとみられる。同関係者によると、短距離ミサイル発射に当たり、北朝鮮は現場海域を航行禁止にしていた。ミサイルは海上で発射された。ミサイルの種類は、「KN02」か「スティクス」と推定されるという。(2008/10/08-10:15)



満足いく核検証体制条件=北のテロ支援国解除/ホワイトハウス
【ワシントン9日時事】ペリノ米大統領報道官は9日の記者会見で、北朝鮮の核申告に関して満足のいく検証体制で合意できれば、同国のテロ支援国指定を解除する用意があるとの立場を改めて表明した。同報道官はこの中で、北朝鮮が国際原子力機関(IAEA)要員の核関連施設立ち入りを禁止したことに遺憾の意を示した。ただ、「まだテロ支援国指定の解除を計画しているのか」との問いに対し、「満足できる検証体制が得られれば、われわれの義務を履行できる」と語った。(2008/10/10-06:17)



また、何か都合が悪くなると鳴りを潜め、
また何か都合が悪くなったらなったで、一方で再び怪しげな行動を取る米国。

前述のグルジア関連の紛争から対立構造捻出、中南米でも中東でも、アジアでも、どこでもこんな真似を続ける。汚げな覇権願望を維持するが為の、対立構造プログラム。大きな規模で言って世界的な分断、大陸的な地域分断、周辺地域、そして国、その中でまた範疇が少しずれるが民族的なもの、思想的なもの、利権だ宗教だ何だと、常にその分断工作を企むものである。本当に禍々しい。

例えば、この北朝鮮問題などもその最たるものである。
まずそもそも現実に、朝鮮半島は今だ分断状態で、常に妙な緊張状態と、また盧や金大中の様に傀儡的な薄気味悪い癒着が発生したり、最近も観光客が北朝鮮当局に銃殺されてしまったり、それに、韓国、日本、マレーシア、レバノン、フランス、イタリア、オランダ、チャイナ、ルーマニア、タイ、シンガポール、ヨルダンといった国々の国民が誘拐、拉致されている。



もう何度も何度も何度も何度も、こんなものは忌まわしい対立構造プログラムだと言い続けているので、今更何を言ったものかとも思うが、
汚げな工作の発信源である米国の、当局、悪代官どもが善からぬ事を企むならばそれは止めさせねばならない。

上記の鬱陶しい状況を含めて、何の解決もなく、本当にいつもいつもそうだが内容のさっぱり無い交渉だ検証だので、
例えば今、ちいとも悪辣な行いを正さない北朝鮮に、銭を与えて(※テロ指定解除とは、概ねそこが全てとも言えよう)
誰が助かって、誰が喜び、何が解決されるのか。


それでは何も変わらない。誰も助からない。
喜ぶのは金を与えられた金ファミリーと、対立構造延長ミッションが成功する米国だけである。

北朝鮮が米国に圧力を与えている?

冗談じゃない、米国が北朝鮮に圧力を掛けているのである。

「おい、お前(金正日)頑張れよ」

と、食料と油と銭を与えに行こうとしているのだ。
何を頑張ると言えば、それは分断工作の煽りである
ミサイル飛ばしてみたり、何か韓国と揉めさせたり、チャイナ、また日本や、或いは米国にやいやい文句言って煽れと。


何が解決されるのか、誰が助かるのか?
各国の拉致被害者も帰って来なければ、韓国と北の分断もそのままで、
北朝鮮の貧しさや食料難に苦しむ人民は、そのままただ苦しみ続けるだけである。
抑圧・弾圧的な体制の元で。


 大体、今や激しく衰退する米国であるが、それまでなら尚更であるし、そのアングロネット覇権主義の中で、北朝鮮の様な小さく貧しい国が何を喚こうが、それでもその気になったら集中爆撃されて終いであるのも随分前にまた述べた所だ。各国軍事費を見たって北朝鮮のそれがどのくらいのものか、軍事のプロなら確実に認識しているはずである。何度も言うが、そんなものは誰かが意図的に実体より過大に見せかけ煽っているだけだ。また、何でそれ(北への爆撃)が無いかと言えば、中東の様な宗教的理由や油の様な巨大な利権もなく、米国にとってみれば大体どうでもよく、そんな北朝鮮は、基本的に半島から周辺紛争や分断工作に使っていただけなのである。

人々がどんだけ苦しもうが。


例の金融・経済関連で、
ここまでインチキ詐欺経済で世界を苦しめ混乱に落としながらまだ、
(「摘み出すぞ」と脅し追い落としをかけていた対象のロシアをもちゃっかり含め)G8で協力しよう(=米国を買い支えて)等とホザいていた様に、

米国がアナウンスしている内容とは、この期に及んでまだ、皆、苦しんで米国に従えというものである。

フザケルな!

というのだ。



また、何か都合が悪くなると鳴りを潜め、
また何か都合が悪くなったらなったで、一方で再び怪しげな行動を取る米国。

手下もよく似ているじゃないか。
都合が悪くなったら、平壌放送で命令通りやいやい「米国め!」「日本め!韓国め!」と喚き騒ぎ、ミサイルを海に落とす。

海を汚すな
悪い事をするな、誘拐した人々を返せ

半島問題に関して必要なのは、何度も言うが、
拉致、核、麻薬、武器、偽札だとかその他諸々を一体に捉えて一気呵成に解決する事である。
無益な紛争などもう要らないのだ。


米国が取っている行動とは、つくづく不誠実で忌々しい。

卑怯な悪代官達め、ええ加減にしとけよと









米、北のテロ指定解除へ=核活動の検証確約/ロイター通信
【ワシントン11日時事】ロイター通信は11日、米政府が同日、北朝鮮のテロ支援国指定解除を発表する計画だと報じた。米当局者の話として伝えた。北朝鮮が核活動に関する検証を確約したのを受け、ブッシュ大統領が決断したという。同通信によれば、先に訪朝した6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、検証に関する合意案を持ち帰った。同案には、北朝鮮が従来、約束していなかった「幾つかの重要な要素」が含まれているという。(2008/10/11-22:01)


 さあ、協調利下げまでやった様だが、何の効用も無くダダ下がり。
だから言ったろう。そんなもので効く訳がなかろうと。言っておくが、米国は現状の危険なインフレリスクをも冒している。当の、責任の重い越後屋に追い銭与えて逃がす伏魔殿構造、ウォール街社会主義をゴリ押す事で、どんどんと国そのものの破綻信号がチカチカ点滅しかけている。気付いているのだろうか。財政から何からもうあちこちで真っ赤な「Warning」シグナル。予想はしていたが、もう既にガンガン落としているドル為替は信用収縮そのものを顕しており、財政・通貨危機状態の米国の国債・地方債、累積債務は何をもって質の高水準を担保しているのだろう。そんなものは、インチキ格付け会社にメディアミックスの諜報SPY、諸々の伏魔殿構造だけだろう。アングロネット覇権主義の維持願望。ブッシュだとかゴールドマン長か…ポールソン、バーナンキだとかその辺りも、この期に及んでしつこく悪足掻くが、

いい加減に理解したらどうだ、往生際の悪い。

そんなものはもう、破綻しているのだ。




「日本の教訓学びたい」公的資本注入で米財務次官
 マコーミック米財務次官(国際金融担当)は8日の記者会見で、10日にワシントンで開く主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で中川昭一財務・金融相が米側に金融機関への公的資本注入を促す見通しになっていることについて「日本の教訓はすでに議論しているし、対話の継続には前向きだ」と述べた。

 財務次官は金融危機の克服について「日本だけでなく、スウェーデンや最近の教訓からも学びたい」と指摘。金融機関への公的資本注入や国有化などを幅広く検討する考えを示した。G7会議の議題としては金融危機への取り組みに加え、流動性供給での協調や空売り規制など市場安定化策、預金者保護の拡充などが対象になると表明。G7会議終了後の10日夜には、ロシアを交えて拡大夕食会を開催することも明らかにした。
(ワシントン=米山雄介2008/10/9日経 11:19)



まあそれにしても、本当に勝手なものだ(笑)。
何の教訓だ、おたくらがやった詐欺の教訓か?悪辣さに対する教訓か?

空売り規制?

そんなものは、そもそも自分達が無理矢理ゴリ押し進めてきた詐欺経済の道具である市場原理主義により、それは「是」であり「むしろ良し」であったものだろう。

そして特に貧しい国もまた大きく被害を被る、原油食料等資源異常高騰をこその濫用投機を放置し、これだけの混乱をもたらしているもの。

ましてそんなもの(空売り規制)が、今更、最早無意味である事は完全に市場が語っているだろう。


 また、歪んだコンプレックスそのものであるアングロネット・米国覇権構造を無理矢理維持する為に、欧州とロシアを対立させようとなどという巨大対立構造の焼き直しまで計る紛争を捻出し、従属的に欧州を引きずり込もうとし、従属的にまたロシアをやいやい叩き、「OECDもWTOも、G8からも摘み出すぞ!」等と諜報、メディアミックスの外交から経済方面の追い落としまで行なっていたくせに、それが失敗し、それどころでなくなってくると手のひらを返した様に、G8で協力しよう、だ?!

欧州、日本、ロシア、カナダ、アジアその他諸々皆で米国を買い支えろ、と?

一体何なんだ、その傲慢で無茶苦茶な御都合主義は





外国中銀の米財務省証券・機関債保有高は前週からほぼ変わらず/FRB
2008年 10月 10日 08:22 JST
[ニューヨーク9日/ロイター]米連邦準備理事会(FRB)が9日発表した10月8日時点の外国中央銀行の米財務省証券・政府機関債保有高は、前週からほぼ変わらず2兆4820億ドルとなった。内訳は財務省証券が244億4300万ドル増の1兆5380億ドル。安全資産への逃避を背景に大幅増となった。連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)や連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)などが発行あるいは保証した政府機関債は244億3900万ドル減の9448億0200万ドルとなった。近年は、アジアを中心とする海外の中央銀行が米債の大口の買い手となっており、取引可能な米債の4分の1以上を保有している。

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 10兆ドルを超える累積債務。更に2超ドル規模の猛烈な勢いで増やしているその、こんなアブない債券。基本的に当然売られ始めているだろうが、相も変わらず買い支えているのは各国中銀か。

もう、この前から述べる通り、
各国が「NO」と言い出しているが、本当にいい加減にそう言うべきだ。

こんなフザケた構造から脱却を、
この機会を見ずに計らずに、何の明るい未来への展望があろうか。

訳の分からん買い支えで、軒並み経済から財政までグチャグチャに共倒れていくつもりか。

それぞれで考え、機動的に対応していくべきである。
その結果、色々協力する事も勿論あるはずだ。

しかしまず、

ここまで悪辣に、無茶苦茶をやってきて、しかもまだやっている米国に、己での誠実な対応も促さずに資金から何からまた注ぎ込んでどうする。




米国株7日続落、銀行と保険が大幅安
2008年 10月 10日 07:12 JST
[ニューヨーク9日/ロイター]米国株式市場は7日続落。クレジット市場回復に向けた各国の取り組みは世界的な景気後退を回避する上で不十分との見方が強い。ダウ工業株30種は678.91ドル(7.33%)安の8579.19ドル。ナスダック総合指数は95.21ポイント(5.47%)安の1645.12。S&P総合500種指数は75.02ポイント(7.62%)安の909.92。 終盤に売りが膨らみ、ダウは03年5月以来はじめて、8600を割り込んで終了。ナスダックとS&Pも5年超ぶりの安値となった。

 銀行と保険が引き続き売り込まれた。前日の協調利下げでも、金融セクターの信頼感回復にはつながっていない。一部のトレーダーは、金融株の空売り規制が解除されたことも相場安の背景、としている。クレジット市場のまひ状態は依然として解消されていない。銀行間市場では、翌日物より期間の長いドル金利が急上昇。3カ月物ドルLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)は、年初来の高水準に達した。ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)は31.1%急落、1950年以来の安値をつけた。米国で始まった自動車業界の低迷が国外にも広がっているとの懸念が強まり、ある予測機関は、2009年の世界の自動車需要は「崩壊する」可能性がある、との見方を示している。エクソンモービル(XOM.N: 株価, 企業情報, レポート)とシェブロン(CVX.N: 株価, 企業情報, レポート)も下落。エネルギー需要後退への懸念から、原油価格は1バレル=87ドルを下回った。ペイデン&リゲルの株式戦略責任者、クリス・オンドーフ氏は「ファンダメンタルズの問題ではなく、単にパニックだ」と述べた。

 ダウは1年前のきょう、終値が1万4000ドルを上回る史上最高値を記録した。ダウのこの7営業日の下げ幅は2271.47ドルで過去最悪。1年前の終値の史上最高値からほぼ40%下落している。モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)は25.9%安。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)による出資計画をめぐる懸念で売られた。IBM(IBM.N: 株価, 企業情報, レポート)の決算を受けて他のハイテク会社の見通しへの期待が高まり、市場は一時上昇していた。IBMは1.7%安で引けた。ダウ保険株指数は18.5%下落。業績について慎重な見方を示したプルデンシャル・フィナンシャル(PRU.N: 株価, 企業情報, レポート)が23.2%下落したほか、XLキャピタル(XL.N: 株価, 企業情報, レポート)は53.8%の急落となった。

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モラルハザードどころか、
どんどん露呈する伏魔殿の様相、幾ら、更にモラルハザードを悪辣に重ね税金投入とジャブジャブ入れ込もうが、そのやり口、政策自体がまた財政危機不安と回避を呼び、世界的な下落基調と絡まりそのトラブル発信源である市場へ信用が入り、また買いが入る訳もない。

その様に米国市場は、
当の銀行に保険業界がガンガン敬遠され売られ、その他を巻き込みダウンスパイラルに陥る。




米ゴールドマン、AIGから過去にCDS200億ドル購入/AIG前CEO
2008年 10月 8日 13:37 JST
[ニューヨーク7日/ロイター]米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)のウィルムスタッド前最高経営責任者(CEO)は7日、米ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)が、同社から過去に200億ドル相当のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プロテクションを買っており、AIGにとってゴールドマンは「大きな取引相手」だったと証言した。下院監視・政府改革委員会の公聴会で述べた。ウィルムスタッド氏は、2008年6月から9月中旬までAIGのCEOを務めた。ニューヨーク・タイムズ紙は先月、ゴールドマンがAIG最大の取引相手であり、AIGへのエクスポージャーは200億ドルに達すると報じたが、ゴールドマンは「極めて誤解を招く報道」と反論していた。ゴールドマンの広報担当は7日、AIGへのエクスポージャーはヘッジされており担保も付いているとし、「AIGへのネットエクスポージャーは当社にとって重大な規模ではない」と述べた。

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そして、遂には米下院監視・政府改革委員会において当のAIGからの重要な証言が出て来る。

CDS、クレジット・デフォルト・スワップ(※AIGからの購入分)その額、何と200億ドル

レバレッジを掛け債務達磨になりながら高い利益を狙い、また繰り返し、資産を獲得し、という極めてリスキー、既にピリオドを打ったその債務達磨スタイルのポイントは、大きな借入債務によってリスキーな運用を行なうその自己資本が脆弱な所にこそある。

200億ドルが大したもんじゃない、とは何事か。ゴールドマンよ


だったらその根拠を、財務諸表なり担保内容を提出して示したらどうか。


ブラフだ




米フレディマックが40億ドルのリファレンス債発行、海外需要は低下
2008年 10月 10日 11:17 JST
[ニューヨーク9日/ロイター]米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.P: 株価, 企業情報, レポート)は9日、2年物リファレンス債を40億ドル発行した。海外からの需要は過去の発行時よりも低下した。フレディマックによると、海外勢の購入比率は約29%でリファレンス債としては04年6月以来最低となった。価格は99.858で発行利回りは2.943%となり、同年限の米財務省証券に対する利回りスプレッドは125bp。フレディマックが当初期待していた120bp以下の水準を上回ったものの、利回りが上昇した分、投資家の需要が強まり、発行額は10億ドル増額され、40億ドルとなった。

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そしてまたこんな手酷い状態であるのに、
もう恥も外聞もない伏魔殿連中は、また、しかもそのサブ・プライム発信源のフレディから高利率投資対象、債券を発行し、資金を得ようと足掻く。

しかし、無理矢理買い支えている辺りか、ギャンブラーが買うのみで、これまでの形式の海外資金集中には最早繋がらない。

マジで、もう狂ってるな…

借金雪達磨そのものだ




リーマンCDSの売り手、10日の入札結果で90%程度の損失被る可能性
2008年 10月 10日 11:18 JST
[ニューヨーク9日/ロイター]破綻したリーマン・ブラザーズ(LEHMQ.PK: 株価, 企業情報, レポート)のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の売り手となっていた金融機関やヘッジファンドは、10日に入札結果が明らかになりCDS価値が判明すると、最大で90%の損失を被る可能性がある。一部アナリストは、入札でCDSの売り手が買い手を上回った場合が、一段の損失となる可能性もあると予想している。マーケットアクセスによると、リーマン債の多くは、額面1ドルあたり0.12―0.13ドル近辺で取引されており、CDSもこの水準までのリカバリーとなることを示している。

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既に連鎖反応に入っているCDOやCDS。
先日の、JPモルガンが預金と支店を「悪代官と越後屋」談合形式で買収を取り決めたワシントン・ミーチュアルの例でもそうであるし。あの場合はW・ミーチュアル本体のCDS支払いについてだが、この場合は、デフォルト発生ではなくどうもリーマンが扱っていた他の、例えばその住宅ローン関連のCDSという事なのだろうか。

 何れにせよ関連CDOは減価80%とも言われており、ニュースの通り入札によってはそういう結果になってしまう可能性は充分にあろうか。そらそうだ、中々こんなもん売れんだろう。確実に価格は激しく劣化したものとなる。

そうすると、
その通りそのまま売手の金融機関やヘッジファンドに飛び火し、


連鎖する。






さあ、

こんなどうしようもないダウンスパイラルの中で、
その渦の中に水を注ぎ込む様に公的資金(税金)を投入する米当局。
詐欺経済の当事者、これからもじゃんじゃん出て来るその財務破綻、債務超過企業に、その様に同じくするのだろうか。

マトモじゃなく、もう完全にネジが飛んでいる。

無駄に、悪辣に下手な手を打てば打つ程、彼等はその渦に飲まれてゆく

そう、

債務達磨は、米国そのものとなる。



額から言って、既にもうそうなのだが。



FRB、AIGに追加融資制度 最大3兆7800億円
【ワシントン=大隅隆】米連邦準備理事会(FRB)は8日、傘下のニューヨーク連邦準備銀行を通じ、米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に対し追加の融資制度を設ける方針を明らかにした。金額は最大378億ドル(約3兆7800億円)。FRBは9月、AIGに850億ドルの緊急融資枠を設けたが、追加融資でAIGの手元流動性を補強する。FRBによるとAIGは850億ドルの緊急融資枠のうち612億ドルを活用している。新制度により、AIGは、取引先との決済などに備えた手元資金が潤沢になる。 (2008/10/9日経14:10)


これで、AIGだけでまたもう1228億ドル

ネジというより、パッキンが飛んで蛇口の制御も効かなくなっているのだろうか。




やはり破滅したいのだろう。
したいならまあそうすればいい


とにかく、
日本に、各国中銀も、
もうトットと米国債など売って他の対策にその金を回した方がいい

プロフィール
HN:
陣 ~ Jin ~
性別:
男性
自己紹介:
音楽が好き。猫の様な性格
早馬 〜 mai l〜
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