先に指摘してきた諸々の事が現実に進みかけている。
2月13日、「茶番」六カ国協議で共同声明が採択され閉会。北の核開発問題に対しての、廃絶へ向けた『履行(本当に、必ず行う事)による』段階的支援と、日朝、米朝の国交正常化に向けたテーブルの用意などが盛り込まれたそうだ。北の寧辺にある核施設の停止・封印により重油約20万トン相当、以降段階的に最大100万トン相当の支援が盛り込まれただとか。米朝協議に至っては、先に行われたベルリンでの米朝協議で「何かしらの取引」があった事を十分に臭わせる今回の内容、それは北朝鮮に対する『テロ支援国家指定の解除』や『金融制裁解除』を議題に含む。
さて、これらが何を示すか。
ちなみに、当の北朝鮮は「核施設の『一時停止』で油100万トン、の交渉成果を得たぞ!」とやっているが?
当たり前だが、我々や声明が求めているのは『核兵器や核開発関連施設の再稼働不能な完全なる無力化』であり『臨時・一時停止』などであるはずもない。こんなもので何が決まるやら。
茶番である。
まあ、交渉テーブルに引きずり出したのならばそれはそれでやれば良いが。
結局あって、既に「用済み」と聞く寧辺の施設廃棄で、ウマウマと北が20万トン相当の支援を得、またゴネ始めて声明の有名無実化くらいのものだろう。今までの行いを見ておいて、これで北が「全ての核兵器・核開発関連施設を無力化廃棄し、それらの申告や査察を受け入れ、拉致問題の解決に乗り出す」と即座に本気で信じられるのならば、それは超絶の楽観主義と言わざるを得ない。
そもそも、自身の体制的不備や政治的無能で国家、国民を激貧奈落の底に突き落としておいて、「本当に済みませんが、この窮状を打開する為、国民を助ける為、皆さん援助してくれませんか」と言うならまだしも、激貧の国民を尻目に核開発に勤しみ「援助くれないなら巻き添え」と爆弾を抱えるこの国に援助を与える事、それ自体が決定的な間違いだ。それでも『もし、本当に全ての核兵器や開発の放棄、及び世界各国の拉致被害者の帰国を絶対に約束するのならば、援助もやぶさかではないが』、どっちにしろこれでは結局駄々っ子のゴネ得ではないか。
それは人権や国際社会の目を気にする近代における悪しき特徴で、手榴弾片手に「お金くれないとみんな巻き添え」とゴネる子供にバズーカ砲抱えた大人が脅される構図である。言うなれば私がよく表現する「逆差別」も一部こういった性質を含んでいる。
「仕方無い」などと何かを与え、甘やかす事は完璧に『ゴネれば何とかなる』という間違ったメッセージを送る事になるのがまだ分からないのか。もうクリントン政権時にやって十分分かっただろうに。
この声明が、「当座の誤摩化し」なのか、「とにかくテーブルを用意して中東へ向かいたがる米国の思惑や、その隙を窺いたいロシアやチャイナの思惑」によるものなのか。恐らくそのどちらの性質も併せた、下品な『茶番』に違いないだろう。
だから、
米国は、イランがイラクに武器を密輸しているだとか、サドル師(イスラム教シーア派反米指導者)がイランに逃げ込んだ、だとか『ほら!イラン、悪いだろ!?』などとセッセとやっている。
ロシアは対米批判を強め、プーチンは、特に産油国中心に『中東』を歴訪中だ。
チャイナは既に指摘してきた通りである。
これらが何を意味するのか。
それは先の原稿で指摘した不穏を十分に思わせる。
中東大戦の道を、、、
それにしても米国はどんだけ馬鹿になってきているのか。その道は先に進んでも待っているのは泥沼だけだというのに。先述した様に、これらは少なくともその破滅的な方向へ進む時に通る道に必ずある看板である。
米国よ、それは間違いだ。
表現方法を変えれば、(衰退も)平地を見付けて胴体着陸し、ガリガリと多少身を削るも多くの被害を出さずに済む不時着と、ドカーンで終いの墜落とどちらが良いのか。そんなものは自明の理だろう。
それとも米国は中東を含めたあらゆる方向・世界的覇権から手を引く「究極のソフトランディング」を模索しているのか。
あのアメリカが?まさか。その可能性はゼロでなくとも限りなく低い。
駄目だ、本当に米国はどんどんと頭が悪くなってきている。
日本よ、本当にあそこばかりを当てにしていたら、どんどんと首が回らなくなるぞ。我が国よ。
しかしそれでも、我が国はこの動き出している『破滅への歯車』を止める努力を辞めてはならない。こんな『茶番である6カ国会議』などよりも、あらゆる方面での国際社会との連携を強化すべきである。
中東大戦など起させぬように。
我が国の政治家達もそれを分からぬ馬鹿ばかりでないと強く信じる。
きっと世界の政治家達も同様であると、そう信じる。
信じたい。
2月13日、「茶番」六カ国協議で共同声明が採択され閉会。北の核開発問題に対しての、廃絶へ向けた『履行(本当に、必ず行う事)による』段階的支援と、日朝、米朝の国交正常化に向けたテーブルの用意などが盛り込まれたそうだ。北の寧辺にある核施設の停止・封印により重油約20万トン相当、以降段階的に最大100万トン相当の支援が盛り込まれただとか。米朝協議に至っては、先に行われたベルリンでの米朝協議で「何かしらの取引」があった事を十分に臭わせる今回の内容、それは北朝鮮に対する『テロ支援国家指定の解除』や『金融制裁解除』を議題に含む。
さて、これらが何を示すか。
ちなみに、当の北朝鮮は「核施設の『一時停止』で油100万トン、の交渉成果を得たぞ!」とやっているが?
当たり前だが、我々や声明が求めているのは『核兵器や核開発関連施設の再稼働不能な完全なる無力化』であり『臨時・一時停止』などであるはずもない。こんなもので何が決まるやら。
茶番である。
まあ、交渉テーブルに引きずり出したのならばそれはそれでやれば良いが。
結局あって、既に「用済み」と聞く寧辺の施設廃棄で、ウマウマと北が20万トン相当の支援を得、またゴネ始めて声明の有名無実化くらいのものだろう。今までの行いを見ておいて、これで北が「全ての核兵器・核開発関連施設を無力化廃棄し、それらの申告や査察を受け入れ、拉致問題の解決に乗り出す」と即座に本気で信じられるのならば、それは超絶の楽観主義と言わざるを得ない。
そもそも、自身の体制的不備や政治的無能で国家、国民を激貧奈落の底に突き落としておいて、「本当に済みませんが、この窮状を打開する為、国民を助ける為、皆さん援助してくれませんか」と言うならまだしも、激貧の国民を尻目に核開発に勤しみ「援助くれないなら巻き添え」と爆弾を抱えるこの国に援助を与える事、それ自体が決定的な間違いだ。それでも『もし、本当に全ての核兵器や開発の放棄、及び世界各国の拉致被害者の帰国を絶対に約束するのならば、援助もやぶさかではないが』、どっちにしろこれでは結局駄々っ子のゴネ得ではないか。
それは人権や国際社会の目を気にする近代における悪しき特徴で、手榴弾片手に「お金くれないとみんな巻き添え」とゴネる子供にバズーカ砲抱えた大人が脅される構図である。言うなれば私がよく表現する「逆差別」も一部こういった性質を含んでいる。
「仕方無い」などと何かを与え、甘やかす事は完璧に『ゴネれば何とかなる』という間違ったメッセージを送る事になるのがまだ分からないのか。もうクリントン政権時にやって十分分かっただろうに。
この声明が、「当座の誤摩化し」なのか、「とにかくテーブルを用意して中東へ向かいたがる米国の思惑や、その隙を窺いたいロシアやチャイナの思惑」によるものなのか。恐らくそのどちらの性質も併せた、下品な『茶番』に違いないだろう。
だから、
米国は、イランがイラクに武器を密輸しているだとか、サドル師(イスラム教シーア派反米指導者)がイランに逃げ込んだ、だとか『ほら!イラン、悪いだろ!?』などとセッセとやっている。
ロシアは対米批判を強め、プーチンは、特に産油国中心に『中東』を歴訪中だ。
チャイナは既に指摘してきた通りである。
これらが何を意味するのか。
それは先の原稿で指摘した不穏を十分に思わせる。
中東大戦の道を、、、
それにしても米国はどんだけ馬鹿になってきているのか。その道は先に進んでも待っているのは泥沼だけだというのに。先述した様に、これらは少なくともその破滅的な方向へ進む時に通る道に必ずある看板である。
米国よ、それは間違いだ。
表現方法を変えれば、(衰退も)平地を見付けて胴体着陸し、ガリガリと多少身を削るも多くの被害を出さずに済む不時着と、ドカーンで終いの墜落とどちらが良いのか。そんなものは自明の理だろう。
それとも米国は中東を含めたあらゆる方向・世界的覇権から手を引く「究極のソフトランディング」を模索しているのか。
あのアメリカが?まさか。その可能性はゼロでなくとも限りなく低い。
駄目だ、本当に米国はどんどんと頭が悪くなってきている。
日本よ、本当にあそこばかりを当てにしていたら、どんどんと首が回らなくなるぞ。我が国よ。
しかしそれでも、我が国はこの動き出している『破滅への歯車』を止める努力を辞めてはならない。こんな『茶番である6カ国会議』などよりも、あらゆる方面での国際社会との連携を強化すべきである。
中東大戦など起させぬように。
我が国の政治家達もそれを分からぬ馬鹿ばかりでないと強く信じる。
きっと世界の政治家達も同様であると、そう信じる。
信じたい。
追記:
もう随分も前から顕在化しつつあった事だが、こんな6カ国協議など本当に茶番だ。だいたいその構成国が、ロシア、チャイナ、北、南の韓国という怪しげな4カ国対日米という構図になってしまっている以上これで何が決められるのか。しかも(本当は)もう米国は逃げたがっている(在日米軍も。しかもその費用に日本の金を当てにしている)。
挙げ句、韓国の南北統一相(そんなポストがある)が「日本は朝鮮半島の非核化という恩恵をタダで受ける事はできないだろう」などと抜かすその馬鹿らしさ。「金をくれ」と爆弾抱えて周りを脅している者にそれを止めさせる事が「恩恵」か?もう完全に詐欺だ。
こんな馬鹿げた話に乗って「ほら、日本が孤立する」やれ「北が暴発するから」だの「(拉致はそっちのけで)とにかく人道支援だ」と煽り立てる連中は、真性の阿呆か所謂(いわゆる)売国奴である。
妙な色眼鏡を掛けて見ていなければ、馬鹿げた茶番(6カ国会議)でややその傾向(孤立)があったとしても、現実において国際社会では完璧にそうでないと分かるはずだ。
そしてこの一連の問題については先述もした様に、おおよそ、ほぼ日本の主張こそが最も正しい。
心(志)ある政治家は、この様な怪しげな煽りに惑わされず、その主張や立場を貫いて欲しい。例えばそれをやり遂げた人物(中山元参与)が居たから今、幾人かの拉致被害者が日本に帰国されて在るのだ。
一方、その「日本が孤立」だとかその他諸々を煽り立てようと躍起になるのに、社民や共産、民主らが当然の様にいる訳だが、実は「与党」自民の中にもいる訳である(面倒なのでこの際、公明党〈創価〉は省く)。それが御存知、加藤紘一や山崎拓らだ(その他代表的なのに河野洋平)。自身らが作った「アジア外交・安保ビジョン研究会」なる怪しげな会で今回もギャーギャーやっているらしいが、ならば彼らにどんな有効な策が有るのか。例え有ると言ったところで、どうせ「中国(チャイナ)」「韓国(サウスコリア)」しか頭に無い彼らの策など便所の紙程の役にも立たないだろう。
何故彼らがそうであるのかと言えば、それは、故人の行状をあげつらうのは心苦しいが、チャイナ公安当局のチャイニーズ女性と親密な男女関係にあった橋本元首相らと同系統のハニー・トラップ(色香で惑わす、甘い罠)に落ちていると指摘する声もある。特に(女性スキャンダルだらけの)山拓など無理も無い。(注:このチャイナのハニートラップ、橋本元首相の件はやや失敗の部類に入る。それは、当のチャイニーズ女性が橋本に情を移し、その事〈素性〉を暴露してしまったからだ)
我々は、こういった人物らの言っている事や、やっている事を良く見ておいて、選挙で目にモノを見せてやるべきだろう。
日本の代表でありながら日本の事など考えてもいない、お前らなど要らない、と。
それは多くの民主党議員らもそうであり(社民、共産、公明など論外。省略)、またぞろやっている『TBSの歪曲捏造報道』の元ネタ(柳沢の発言)にたかる連中である。
数々の難事を前に、まだそんな阿呆な事をやっているのか!?
最後に言うならば、下らぬそれらを更に歪曲報道するTBSなどもはや壊滅的な阿呆だ。
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